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ノンジャンルの携帯小説に含まれる記事が5567件見つかりました。
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タイセツナモノ
あの事件があったあと、沢谷のあだ名はなぜか、『けつたに』になった。前までは大きく怖そうな先生というイメージがあった彼も、いまでは、尻でころんだしょうもないたどじな男になったわけだ。なんだか複雑な気分になった。 放課後、たけじが声をかけてきた。「よっ、みき。」「たけじ。今日、部活は?」 たけじは、野球部に所属している。ポジションはセンターだっかショートだったか、よく覚えていない。レギュラーだっ
ユラ さん作 [453] -
歳をとる。
ねえ、大人を見ると悲しくならないかい?え?まあ、僕自信も大人といえば、大人なんだけど。だってさ、汗みず流して働いて自分という人間を小さくしていってる。自分は色々な物を失ったけど、得た物は少ない。って顔付きになっていく。だから働くな。と言ってるわけじゃないんだ。働かないより、働く方がずっといい。生きるということは、結局はそういう事なんじゃないかな。時間をかけて、どんどん自分を縮小させていく。そして
はこもの さん作 [504] -
平安☆美人の法則!!?訂正版
【脱落部分挿入版です。】姫がくだらないことをぼんやりと考えていると、それも束の間、螢雪が伊織姫を見つめ、口の端を歪めてニヤッと笑い、「…姫。貴女はこんな話を知っているか?現帝には…実は兄がいたという話を。」と、唐突に聞きいてきました。伊織姫は突然の質問に戸惑いながらも、しばらく考えた後、「そういえば…いらしたような…。でももう亡くなられたと聞きましたわ…。」と答えました。すると螢雪は満足したよう
杏奈 さん作 [365] -
タイセツナモノ
――はいはい。じゃあね。・・・・ねぇ、みき、あのせんせに仕返ししてやろっか?――「えっ?」――いっつもいーっっつもかわいそうじゃない。みきは人の役にたって、眠くなってんだよ?あの沢・・・なんとかに恥かかせなきゃ!」「沢谷に?いいよ、寝てんのが悪いんだし。」――もぅ!みきは優しすぎなの!あたしがやってやんわよ!――そういうと、さらめは教室の方へすーっとはいっていった。「おっ、おぃ!」 そういった1
ユラ さん作 [387] -
平安☆美人の法則!!?
…螢雪は呼吸数で、伊織姫が寝たことを悟ると、姫の方に向き直り、姫の栗色の髪を優しく撫でました。その艶やかな髪といったら、例え黒髪でなくとも、そこらの女性と比べて全く遜色ありません。しかも髪が全体的に短いので、いつも髪を洗えるからか、そこらの女性にはない、非常にいい香りが髪から漂ってきます。螢雪は無防備に眠ってしまった姫を見て、抱き締めたい、という欲求に駆られましたが、抱き締めてしまうと姫を起こし
杏奈 さん作 [404] -
平安☆美人の法則!!?
姫がくだらないことをぼんやりと考えていると、それも束の間、螢雪が伊織姫を見つめ、口の端を歪めてニヤッと笑い、「…姫。貴女はこんな話を知っているか?現帝には…実は兄がいたという話を。」と、唐突に聞きいてきました。伊織姫は突然の質問に戸惑いながらも、しばら豪奢な短刀を出しました。そしておもむろに抜刀し、姫に短刀の鞘だけを差し出すと、「…この鞘を見て、何か気付いたことがあるか?」と質問しました。姫は訳
杏奈 さん作 [373] -
タイセツナモノ
「・・・・じゃあ、この古文の訳よんで。えー、清野。」「清野くん。清野くん。起きて。」・・・・目を開けようとしたその時、ガシュッという音とともに、頭に痛烈な痛みが走った。「いって・・・!」白い粉があたりに散らばっている。チョークだ。沢谷が投げたんだ。さすが元弓道部。命中率はすごい。 ざわざわと声がきこえる。「清野!どんだけ寝ればいいんだ
ユラ さん作 [469] -
平安☆美人の法則!!?
伊織姫が気が付くと、そこはさっきまでの庭ではなく、少しカビ臭い匂いのする古い建物の中でした。どうやら、従女のふりをして仕えていた螢雪という男に、気絶させられ連れ去られたようです。伊織姫は事態を飲み込むと、外に出る出口を探すため立ち上がり、歩き出そうとしました。しかし、なぜか一定の歩数以上歩けません。姫は一旦しゃがむと、手探りで足元を探りました。そうすると、足首に紐のようなものが頑丈に巻かれている
杏奈 さん作 [485] -
タイセツナモノ
今日は運動会か・・・。 たぶん僕にしかみえない世界。屋上でおにぎりをほおばりながらなんだか不思議な気持ちになる。――みきも参加すればよかったのに。――そして僕にしかたぶん聞こえない声。「僕は生きてるから参加できないよ、ゆま。」――あら、みきだったらみんな歓迎するんじゃない?――「さらめは見えないからいいさ。1人で走ってんのバカみたいじゃん。」――いいと思うけどなぁ。あっ、みき。そろそろ始まるん
ユラ さん作 [368] -
野球を目指して 第4話
審判「ストライーク!!バッターアウト」「ゲームセット!!」実況「全国中学校野球選手権大会決勝、優勝はエース南樹率いる城南代ブレーブス!!」観客A「おい!?あの球みたか??」B「ありえねーだろ??小学生であのたまかよ。」「あーいう奴がプロにいくんだよなー」南樹(みなみいつき)この男こそ、この物語のもう一人の主人公でもあり今鳥京矢の永遠のライバルである。しかしこの男が出てくるのはもうすこし後の話であ
アフロン さん作 [400]