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ノンジャンルの携帯小説に含まれる記事が5567件見つかりました。
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狂愛〜名も知らぬ君〜
名も知らぬ君へ。満開の桜の花が散りゆく頃、その桜の木の下で僕は君に初めて口づけた。そして僕らは永遠を手に入れた──…。君は綺麗な人だった。流れるように艶やかな黒髪。今は閉じられているが睫毛の長い瞳。形のよい唇。スッと通った鼻筋。見るものを思わず惹き付ける、血色のように赤い洋服。なにより、その美しい表情…──蒼白い顔に浮かぶ、微かな苦悶の表情。僕は、終焉の美を飾るような、儚げなその顔を見つめ、そし
和華 さん作 [411] -
野球を目指して 第4話
そんな言葉が浮かんでは消える。そんなことが数日続いた。一緒に少年野球をやっていた下田君と一緒に帰っているとき、偶然グランドを通りかかったとき下田君が「俺たちここで3年間野球やってたんだよな〜」下田君は僕と同じ小3で野球を始めている「俺たちはあんまり勝てなかったけど、最後に3回戦にでれたことはすごく嬉しいんだ、本当に京矢に感謝している!!」と言われた。下田のポジションは捕手である。だから余計にチー
afuron さん作 [494] -
21分間。
黒塗りの車が怪しげなビルの前にとまった。車の中から黒服の男がおりてきた。手にはジェラルミンケース。そしてビルを見上げる。それから腕時計に目をやる。23時58分。男はビルに入っていった。エレベーターに乗って13階のボタンを押した。ビルの中に人の気配はない。この男は何の用があってここに来たのだろう。13階にとまると、男は666号室に急いだ。13階なのに666?恐ろしいほど冷たいドアノブに手をかけた。
はこもの さん作 [678] -
越南(ベトナム)
その日、私はこの国の風物詩である水上マーケットの様子を、船着場から少し離れたところで眺めていた「おばちゃん、キュウリちょうだい」「あいよ。今日は少しまけておくよ」「やぁ、今日はいい天気だねぇ」今日も普段と変わらなぬ市場人々の笑い声と、活気で満ちている市場ザバッ、ザバッ、ザバッ、ザバッ人々の生活様式が著しく変わる今日この頃この朝の風景は未来永劫、不変なのだろうか
ゆきな さん作 [420] -
野球をめざして 第3話
あの試合後、野球を続けようと思ったのだが、やはりやっていても意味がないときずきやらないと決心した。今日は家に帰って寝よう。翌日、学校にいくといきなり綾ちゃんに「何で昨日手紙かえしてくれなかったの??」と言われて言葉に詰まった、「ごめん・・」それしか言うことができなかった。数日後、学校が終わり帰ろうとしたたとき、綾ちゃんに「一緒に帰らない??道が一緒だからー」と言われた。しかたなく帰ることにした、
アフロン さん作 [456] -
部活?
先生の居ない部室…不思議と違和感は無かった。やっぱりものすごく泣いたから,何処かすっきりしていた所があったのだろう。ただ,新しい先生が来た時には,ものすごく違和感を覚えた。「ここはあなたの居場所じゃないですよ。早く出てって下さい。」何十回,いや何百回思ったろう。ただ,それにはちゃんと訳があって,その先生は一言で言ってしまえば,失礼だけど酷かった。指揮はろくに振れず,知識は浅く…。こんな新しい先生
たかチャン★〃 さん作 [331] -
部活
ふと,机に書いてあった文字が目に入った。「合唱部全国目指せ!」それはまだ,部活に入りたてで何気なく,夢みるように書いた一言だった。でも幸運なことに,顧問が一度全国に行ったことのあるやり手な先生で,全国も夢じゃなく,楽しい人で部室から笑いが絶えることは,滅多になかった。こうして順調に私の部活動は始まった。そして,先生と私達の努力をどんどん積み重ねていった。そしてそれは,私が?年生の頃から実り始め,
たかチャン★〃 さん作 [341] -
野球を目指して 第2話
最後の試合の翌日の朝、代打で2試合目に代打ででただけだったのに疲れていた。だるかったのだが体を起こして朝食を食べて学校に行った。クラスでは昨日の試合のことで話題でもちきりのわけもなく、ちょっと友達に聞かれるくらいであった。俺のおかげでサヨナラできたなんて思っているわけもない。しかし、自分の中で何かかが変わっていくのがわかった。3限の授業が終わる頃、後ろから紙が飛んできた、開けてみると「昨日の試合
アフロン さん作 [442] -
Sad涙
気が付くと私のマイブームは泣くことだった感動して泣いて自己嫌悪に浸り泣いて自分を可哀相と錯覚して泣いたどれだけ涙を流したろうただいつの間にか私の心の支えは涙だったそのせいか安定した恋愛ばかりを求めていた彼を心の支えにしたかったんだ…しかしそんな考えで私のことを好きになってくれる人が現れるはずがない思えば私の欠陥だらけの性格のせいで友達はそんなに多くないしあまりモテた覚えもないどうしたら良いか模索
たかチャン★〃 さん作 [428] -
元彼
忘れたかった何度も繰り返したありがとうも,さよならも…あなたのもので溢れた部屋にまるで一人ぼっちにされたみたい別に未練なんてないただ思いが強すぎて忘れられないいずれ嫌いになったけど,好きだった時の気持ちが強すぎて…「別れて」そのフレーズを何度繰り返したことだろう…ただただ離れたくて……でも,その分今の幸せに乗っかるものがあるのだろう…そう思うことにしたそれが私にとって唯一の,なぐさめなのだから
たかチャン★〃 さん作 [697]