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ノンジャンルの携帯小説に含まれる記事が5567件見つかりました。
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無題34
サトルの中にあたしという存在が入った、それだけでいい。 「え?そんな、悪いよ。脈ないみたいだし。」 「そんなの、わかんないじゃん!やってみないと。じゃ、これあたしの連絡先。これからは、かな子って呼んでね。」 「う、うん。ありがとう。」 なかば強引に連絡先を書いたメモを渡し、サトルと別れた。あたしは、何をしたいんだ。 「昨日、あたしより
しま さん作 [311] -
始まりのとき 第一話
2900年、これは現在より遠く離れた未来の話である。今の日本の科学は凄く進歩していた。日常生活は、ほとんど機械だけでできるほどにだった。しかし、貧富の格差問題は解消されてはいなかった・・・。ラジアータスクール。この物語はこの学校の蔵元聡(くらもとさとし)・海老沢ゆう・叶天竺の三人の物語である。「おはよ〜ゆう・天竺!!」ゆう「おはよー」天竺「おはようございます。」この三人はこれから3日後に起こるこ
ホまー さん作 [321] -
西蔵(チベット)
舗装されていない道を車で走っていると、しばしば可笑しな物に出くわす今回もそうであって、私は迷わず車を止めた石が私のヒザくらいの高さまで積まれていて、赤、黄、青の布がはためいている目の前に少女が一人、立っていた「これは何?」身振り手振りで伝える「お墓よ」「お墓?」聞くところによるとこの辺りは「鳥葬」といって、山頂などに死者の遺体を運んで、鳥に食わせる葬りかたが一般らしい「体に宿る多くの神々が天に帰
ゆきな さん作 [423] -
グッドルッキング・ガイ
男は素晴らしくハンサムだった。長身で小顔だったし、目鼻立ちも美しかったため、多くの女性を魅了した。そんな男の、とあるデパートでの話。「オー!コノクツイイネ!スゴクキニイッタケド…オカネガ…」男は高級ブランド靴に目を落とす。「うんうん。とてもあなたに似合ってる!いいわ、買ってあげる」女はとても上機嫌な様子だ。(へへ、ラッキー♪)男はいつも思う。日本の女性はつくづく外国人男性に弱いものだ、と。今日も
けん さん作 [381] -
Risk ?望み
「ねぇねぇ」 少し話し掛けづらそうに呼び掛ける。返ってくるのは薄い反応。無理も無い、友達になったのは一週間前なのだから。 ──一ヶ月前── もう、どこかへ消えてしまいたい。どこでもいいから…。 なんで私が?
ィヴ さん作 [296] -
Risk ?プロローグ
犯罪も、戦いも無い。 そんな場所があるのだろうか…? 「理想郷」─ しかし、そんなものはタダでは手に入らない。 だが、どんなモノを犠牲にしてでも手に入れたかった。 そこにどんなリスクがあったとしても…
ィヴ さん作 [297] -
人類の破滅
第一章〜間違っていた人類の誕生〜今から400万年前に人類が誕生した。人類は一歩一歩進歩を続け技術力を身につけそして現代に至ってきた。 しかし人類誕生は間違っていた。人類が誕生した事によって多くの自然を破壊し,動物までもを殺している。たしかに弱肉強食というのは動物の世界ではあるが,人間が圧倒的に勝っている。人間は生物を殺し続けている。なぜ人間が勝ってしまうのか。それは人間は多くの知恵を持っている。
アリ さん作 [334] -
平安☆美人の法則!!?
「ほ…螢…?」困惑した表情で、伊織姫は螢をその腕の中から見上げました。しかし螢はそれだけ言って口をつぐむと、それ以降微動だにせず、帝から伊織姫を守るかのように腕の中に包み込んだまま、再び帝を睨みつけました。帝も姫も、そのただならぬ気迫に圧され、手も口も出せないままで、時間だけが刻々と過ぎてゆきます。やがて、沈みゆく夕日が周囲の明るさを段々奪い、帝と伊織姫──…そして螢の端整な顔にも影を落としてゆ
杏奈 さん作 [574] -
平安☆美人の法則!!?
「…──冗談じゃない。」突然響いた冷酷な声音に、帝と伊織姫は一瞬ビクッとし、そしてゆっくりと後ろを振り返りました。するとそこには、怒りからか、肩を震わせ、鋭い目で帝を睨みつける螢の姿がありました。そして螢はもう一度「冗談じゃない…!」と低く呟くと、ゆっくりと右腕を伸ばし、帝の手を振り払うと伊織姫の腕を掴んでそのまま引き寄せ、帝がしたのと同じように姫を胸に抱き寄せたのです。帝が「なッ…私を誰だと思
杏奈 さん作 [692] -
平安☆美人の法則!!?
僅かに抵抗する伊織姫を自分の懐に抱き寄せた帝は、姫が逃れられない程度に腕に力を込めて抱き締めました。そして姫の耳元についと口を寄せると、低く優しい声で「貴女は美しい…。これは私の本心からの言葉だ。正直に言おう。確かに私は最初、酷い醜女がいると言う噂を聞き、面白半分で貴女を私付きの女房にと望んだ。」と正直に言いました。するとそれを聞いた伊織姫の微かな抵抗が止み、消え入りそうな声で「貴方が…帝…。」
杏奈 さん作 [405]