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ノンジャンルの携帯小説に含まれる記事が5567件見つかりました。
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僕自身
僕自身が僕に語りかけてきた。それは突然の事だったので、僕はかなり面食らってしまった。「なんで」僕は恐る恐る聞いてみた。「今になって突然語りかけてきたんだい」「違うよ」今度は僕自身が面食らう番だった。「気がつかなかったのかい。僕は何度も君に語りかけてきた」そう言われるとそんな気がするけど、こんなにはっきり声を聞くのは初めてだった。「そう言われるとそんな気がするけど」僕は僕自身に聞いた。「こんなには
はこもの さん作 [702] -
大雨
外は大雨だった。目が覚めてしまうほどうるさい雨だった。僕が時計を見たとき、それは10時ちょうどを指していた。まず、これから僕がしなくてはならない事は仕事場に休みの電話をいれる事だった。「もしもし」僕は電話をかけた。「ああ、君か」社長がでた。小さな職場なのだ。「こんな時間まで会社にこないで何をしているんだ」「すみません」僕は一応、謝った。「風邪をひいてしまって、ゴホゴホ、熱が40度もあるんです。ゴ
はこもの さん作 [713] -
気持ち
好きって言ってくれないどうして?わたる。さよなら
ぽっん さん作 [522] -
荒廃都市
〔プロローグ〕・・・関東地方が荒廃都市になったのは、2010年10月25日の事だった。ひとつの大きな地震が関東地方を襲った。震度10強が1分ほど続きビルは崩れ、多くの人命が失われた。だが、本当の闘いは地震が起きた翌日から始まることとなる。生き残りをかけた闘いが・・・
ドラゴン さん作 [681] -
ニューバージニア
道はまっすぐ地平線の向こう側まで伸びていた。僕は車が来るのを待っていた。辺りには人もいなければ、建物1つない。風が吹くたびに細かい砂が舞った。車が来る気配はまったくなかった。僕は地面に座り、最後の煙草に火をつけた。そして肺の奥まで煙を吸い込んだ。さて、このまま車が来なかったらどうする?飢え死に?そんなのはごめんだね。さあ考えるんだ。そのとき僕の目の前に1台のトラックがとまった。「乗ってくか」ドラ
はこもの さん作 [547] -
傷
リスカ心の傷は消えないのにリスカの傷はすぐに消えるなんで心の傷は消えないのかな消してくれる人欲しいな
ぽっん さん作 [515] -
郵便
ピンポーン。「郵便で〜す」僕はそれを受け取り、ハンコを押した。軽く振って中身を確かめる。何も入っていない感じだけど、とにかく開けてみた。案の定、空だった。プルルルル。電話がなった。「もしもし」僕は受話器をとり名前を名乗った。「すみません。間違えました」ガチャ。ツーツーツー。もう一度、郵便物を見た。誰からかは書かれていない。住所もない。いいさ、こんな郵便物もたまにはあるさ。僕は昼食の準備にとりかか
はこもの さん作 [542] -
ビール
冷えたビールが僕の前にだされた。いっきに飲み干し、時計を見た。奴はまだこない。わかってる。2杯目のビールが僕の前にやってきた。半分だけ飲んでから枝豆をつまんだ。「奴はこないのかい」バーテンがたずねた。「いや、くるさ」僕はそうこたえた。でも、そうは思えなかった。奴はいつもは時間通りに来る。残りのビールを飲み干し、3杯目のビールを注目した。それが僕の前にくると僕は1口も飲まずに席を立った。「ちょっと
はこもの さん作 [554] -
部屋
木製の古ぼけた扉。僕は2回ノックしてから、返事がない事を確かめ、扉を開けた。男が椅子に座っていた。「やあ」男が言った。「どうも」僕は言った。「あまり長くここにいないほうがいい」男は煙草に火をつけた。「君には寒いだろ?」「寒いです」言われてみるとたしかに寒かった。真冬に裸で雪に埋まっているくらい寒かった。「この寒さの原因は」男は煙草の煙りを吐き出した。「私にもわからない。もし今ここで死にたくないの
はこもの さん作 [705] -
ミンナの意味?
〜職員室〜 南樹「なぁ、なんで俺だけ呼ばれんだよ!!智明だけヒイキじゃねぇか。」先生「あのねぇ〜、南樹君??あなたには反省っていうのがないの??」南樹「反省ぃ〜〜??そんなもん、やったって誰も俺のこと見直してくれねぇじゃん!!だったら反省なんかしないほうがマシだろ。」先生「はぁ〜〜、相変わらずのゴウマンな態度ね。そんなんじゃあ誰も見直してくれないわよ。」南樹「……!!なんでだよ!!!」先生「本当
支部健太 さん作 [494]