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ノンジャンルの携帯小説に含まれる記事が5567件見つかりました。
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舞2
(もう入学式始まってるし…。やばいなぁ。) ちょうど校歌斉唱がおわったあとだった。意を決して会場に入ろうとしたが、やはり入学式独特の雰囲気に負けてしまい、くるりと向きをかえ会場に背を向けた。(あと10秒早ければ歌の途中だったのに…。あんなにしぃ〜んとしてたら、目立つっつぅの!) もうこうなればあとは校舎探険だ!と開き直り、これからお世話になる我が憧れの校舎に一礼をした。 しかし入って
ひかる さん作 [399] -
喫茶10
「羽音ちゃん、気分はどう?」「最悪・・・かも。」「え?じゃあ看護婦さん・・・っ。」「そういうのじゃなくて・・・あいつに会ったのと、喫茶で失敗した事で最悪な気分なの。」 こんな事言っても、わかってくれないだろうな。そんな考えを持ちながら、私はなぜか嫌そうにでなく淡々と話した。「さっきの奴らは、私が通ってた中学校のお嬢様なんだよ。それで・・・、あっ。私、私立行って んだよね。それで、学費はあいつに払
湯島 朗 さん作 [450] -
ロック!?
「誰か良いボーカルいないのか?」(浩紀) 正直ボーカルはまったくあてがなかった。 「いないっすねぇ〜、カラオケ上手いやつならいくらでもいるんすけどね」(ユウタ) ユウタもあてがなかったようだ。 「…俺、今年の文化祭は本気でやろうと思ってる、だから適当には選びたくない」(浩紀) ユウタはしばらく考えこんだ。 「そういや俺のクラスに合唱部に入ってるやついるんす
MMLP さん作 [448] -
舞
『ごめんなさい。うそをついてばかりだったけれど、海(かい)を愛していたことだけは、この気持ちだけは信じてください。それと最後に、約束をやぶってしまってごめんなさい。』 僕の愛した人はこの日記だけを残して消えてしまった。あんなに近くにいつもいたのに、何も気付いてあげられなかった。彼女はずっと苦しんでいたのに、僕は助けてあげることができなかった。それどころか僕が彼女を苦しめていたんだ…
ひかる さん作 [472] -
愛してる
貴方に出逢ったのは二年前。桜が咲き、私が21歳になったばかりの時だった。新しいバイトは近くの駅のキャバにした。夜の仕事は初めてではないし、自信があった。……もう恋はしない……そう、誓った頃だった。初めて会った時、貴方の視線に気づいていた。でも、男はいらないし毎日楽しかったから瞳を合わす事はしなかった。なのに貴方は飛び込む様に私の心に入ってきたょね?そんな図々しい貴方を思いやりのない人間だと私は軽
蓮 さん作 [532] -
夏の思い出
あの夏の日、君は僕にこう言った。―――この街にいたら、きっと私は皆に甘えてしまうと思う―――\rどこか哀しげに、そう言った君は、もうここにはいない。きっと君は、何もかもに疲れていたんだね。いつも見ていた君の太陽の様な笑顔も、友達や僕との間で絶やす事のなかった笑い声も、そして優しい日だまりに包まれた様な暖かい性格でさえも、全部、君がその脆く細い翼を守る為に作り出した虚像にすぎなかったんだろう。――
ウグイ さん作 [489] -
喫茶10
次の日から、喫茶店の手伝いに入った。「よろしくお願いします。」 従業員はたったの3人。関東さんと、関本君って男の子と香音ちゃん。そして、私だ。「いらっしゃいませー。」 人が入ってくる数は少ない。けど、それなりにいい店だ。料理もコーヒーもかなりの評判・・・。評判だから、会いたくない人にも会っちゃったりするんだけど・・・。「いらっしゃい。」 関本君が入ってきた客に声をかけた。「羽音。コーヒーね。オ
湯島 朗 さん作 [438] -
喫茶10
そして、今日から『喫茶10』での生活が始まった。やはり、中学生も多い。しかも、暗い。なんだか、沈黙が多すぎてある意味で絶えられないのが本心だ。(こういう場合、誰かと友達になるのが優先だよね。) 私はそう思った。思ったからには実行するのが一番なのだが、誰と友達になっていいのか分からない。(もう少し、見ておこう。) ここは『喫茶10』と言うなの通り、私たちが住んでいるのとは別の建物で喫茶店が開いて
湯島 朗 さん作 [413] -
ロック!?
太陽の光が差し込んできた、 俺は一晩中ドラムの前にいた。 「学校行こ…」(浩紀) 俺はそう言って部屋をでた。 朝食をとらずに学校へ行く、学校には親父が死んでから一度もきてない。 いつものように教室にはいると慎吾が俺の席に座っている。 「おっ!久しぶり!」(慎吾) 慎吾は親父のこともあってか無理に気を使ってるようだった。 「あぁ、おはよう」(浩紀)
MMLP さん作 [461] -
At twillight
『ハァ…ハァ…ハァ』今…俺の頭はカラッポだ周りを見回してみる5秒………そうか残り5秒…何があと5秒なのか………98対102……俺は何かの試合をしてるのか?ボール………!そうか俺はバスケットボールをしていたんだ……その時、ざわめいている会場に大きなブザーの音が鳴り響いた……残り5秒…4点ビハインド…負けるのは知っている…それでもコートに入る俺は何故か誇らしく思えた・・・・・・
エゴイスト さん作 [440]