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ノンジャンルの携帯小説に含まれる記事が5567件見つかりました。
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嫌われ者のジャック・オ・ランタン
昔々、ある村に、ジャック・オ・ランタンと言うカボチャのお化けがすんでいました。ジャック・オ・ランタンは村の嫌われ者でした。いつも悪戯や村人の子供たちからお菓子を取ったりするからです。時には悪戯の度を越え人を傷つける事さえありました。しかし、ジャック・オ・ランタンは悪戯をしても悪いとは欠片も思いませんでした。彼には心が無いのです。だからと言って悪戯をしていいのかと言うと当然やってはいけない事です。
カボチャ さん作 [484] -
†孤独の中に咲く一輪の薔薇†?
夢、と言っても。変に現実味があるから、そう感じるには少し抵抗がある。この夢をみたあとは脳が上手く働かなくて困る。「───‥樹くん、松樹くん?」「…?ぁ、咲宮さん。なに…?」授業中だから、だろうか。極力小さな声で俺の名前を呼んでいたみたい。さっきからずっと呼んでたのに…と聞いて、自分がどれだけボーっとしていたのか知らされる。彼女はクラスメイトの“咲宮 桃(さくのみや もも)”。最近は席も近くて、た
吉乃森 雪 さん作 [415] -
死神
死神はターゲットの周りをくるくると回っていた。性格、今までの人生、やり残している事。死神にはすべてが見えた。死神も悪魔ではない。その人に見合った死に方をさせるのが使命だ。というより上から許可がおりないのだ。今回のターゲットを見て死神は「こいつは普通の殺し方が妥当だな」と考えた。死神にとっては残酷な殺し方ができればできるほど楽しいのだが仕方ない。当のターゲットはというと―携帯をカチカチといじってい
第三者 さん作 [510] -
†孤独の中に咲く一輪の薔薇†?
『引っ越ししたんだってよ』『裏切られちゃったねぇ?』へらへら笑う先輩に、涙が止まらなかった。いつも見る夢。気がつけば、回りは真っ白。手から溢れ落ちる、ジグソーパズル。ただ、そこしか映っていない。手をさしのべてくれたときの“ゆーま先輩”の笑顔のピース。集めても集めても、一つになってくれない。『どうして?』音はない。ただ、映像だけがクリアに流れる。ヒステリーをおこし、白の地に這いつくばったりして。雨
吉乃森 雪 さん作 [452] -
†孤独の中に咲く一輪の薔薇†?
闇の次は光?黒の次は白?ねえ、それは希望?───絶望。く だ ら な い。だって、そう。あのときだって。──…『こら!!先輩が後輩をイジメるな!!!大人気ないと思わないのか!?』やっと見えた“光”。本当だったよ、確かに。『ね、ずっと俺をぎゅってしてくれる?』『ははっ、可愛いな。当たり前だろ?』屋敷で邪魔だと怒鳴られようと。先輩に金貸せと恐喝されようと。自分を認めてくれる存在が、理解者がここにいて
吉乃森 雪 さん作 [447] -
ロック!?
俺は何も言わずに実習室を出た。 俺が実習室を出ると翔は自慢気にドラムをたたき始めた。 「あんたさぁ〜本気でたたかなかったっしょ?俺には分かんのよ〜」 翔のバンドに「たいしたことない」と言っていたあいつだった。 だが俺はそいつを無視して歩いた。 後ろからまたあいつの声がした。 「やっぱり似てるねあんた!」 意味が分からなかったが気になった、それでも無視して
MMLP さん作 [585] -
†孤独に咲いた一輪の薔薇†?
それでも、真っ黒な闇のなかで。孤独と寂しさで押し潰されて死にそうだった。どしゃぶりの雨のなか。幼い俺は立ちすくんでいた。音が聞こえない。なんか目の前に鏡があるみたい。仔猫が雨で濡れている。『あれは、俺…?』みゃあ、と。にゃあ、と。連れていって欲しいの?抱き締めて欲しいの?抱き締めた白は、とても暖かかった。確に孤独に濡れて冷たいハズなのに。俺と同じ、冷たいハズなのに。どうしてこんなに、暖かいのだろ
吉乃森 雪 さん作 [427] -
†孤独の中に咲く一輪の薔薇†
喧嘩を売られたり、殴られたりするようになったのは随分も前から。歳上から因縁をつけられたりして…部活では、ただ、少し先輩より運動が出来るから。技術・才能が勝っているから。勉強なんて、出来なくもないし、格別秀才でもない。どちらかと言えば頭は良い。背は中くらいで、外見だって普通なんだ。ただ、他人より。ただ、少し。『資産家の息子』ってだけ。よく恐喝とかされてた。父親は、俺にスポーツをたくさん教えてくれた
吉乃森 雪 さん作 [411] -
ロック!?
文化祭にでる気はないが、慎吾の言葉が少し気になった。 「すごいギターって…誰だよ。」(浩紀) 学校が終わると俺はすぐに玄関へ向かった。 玄関へ向かう途中どこからか楽器の音が聞こえた、気になって音のするほうに行ってみた。 音がするのはどうやら実習室のようだ、この高校は工業高校でいくつかこういう教室がある。 それほど多くはないが人だかりができていた。 中をのぞくと
MMLP さん作 [531] -
危険地帯?
朝になった。 外はまだ暗く少し肌寒い。 眠い目をこすりながら廊下にでた。 校舎はとても静かだ、みんなまだ寝ているようだ。 顔を洗いに洗面所に向かった。 洗面所のあるベランダにでたとき後ろから「おはよう」という声がして少しびっくりした。 「アヤか…おはよう」(浩太) 「ごめんびっくりした?」(アヤ) アヤは笑いながら言った。 「ちょっとね」(浩太)俺
ロブ さん作 [667]