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ノンジャンルの携帯小説に含まれる記事が5567件見つかりました。

  • リフレイン

    この桜の大木の下で僕は彼女に出会った。彼女と過ごせた時間は、人生の中のほんの一握りの時間だったが、僕には忘れられない大切な思い出になっている。僕は大学を出てから上京し、念願だった商社に勤務することができた。高校の時から付き合っていた麻美との関係は順調で、結婚目前の同棲生活。何不自由ない生活に多少の飽きを感じていた事は確かだが、それは幸せな事だと思っていた。いつものように7時半に家を出て電車に乗
    李寧 さん作 [369]
  • チャット イズ スマイル

    スケスケ*スマイルさん・・・スマイル*あっ、ごめんね。勝手な事行って。 数分間、スケスケからの返答はなかった。(ごめんね・・・。)スケスケ*ありがとうございます。参考になりました。スマイル*え?スケスケ*その思い、確かに僕の中にありました。そうか。その気持ちをぶつければいいんですね(笑) 意外な返答に、ポカンとしていた美咲はハッと我にかえると、『そうだよ!』と返答した。さくらっこ*こんちは〜スマ
    湯島 朗 さん作 [355]
  • チャット イズ スマイル

     美咲は、その日から毎日の様に『みんな』に会いにいった。スマイル*おはよう!スケスケ*おはようございますスマイル*あれ?私と、スケスケさんだけですか?スケスケ*そのようですねスマイル*なぁんだぁ。まっ。いいけど。スケスケ*この頃、どうですか?スマイル*前よりは、いいかもね。スケスケ*何がですか?(私の、日常生活の調子!) 美咲は、家でもよく笑う様になった。まだぎこちないとはいえ、微笑むくらいの事
    湯島 朗 さん作 [383]
  • 希望の道 二話

     冷たい雨が俺の頬を打つ。 ついさっき感じた恐怖は、今も俺の心の中に残っている。 記憶を失う前の俺と、今の俺は別人だ。 俺が記憶を取り戻したら、そのとき俺は死んで記憶を無くす前の『俺』が出てくるのか? 俺はどうなるんだ。 耳に、濡れた路上を歩く音が聞こえた。 その音を出していたのは俺が愛する、彼女。 「はぁ、……探したんだよ? 早く戻ろうよ」 探したのは、俺じゃないでしょ。 記憶を無くす前の「木
    十円玉 さん作 [368]
  • 地震が残した物

    あれからしばらくたった。僕は朝に屋上に行くのが日課になり、奴とも仲良くなった。そんな時にあの事は起きたんだ「大変だ!」「どうしたの?」「俺の高校生の先輩がお前が朝会ってる子を連れて町の方に行っちゃったんだ」僕は聞いた瞬間に駆けだしていた。町には僕の家があるからできれば近づきたくなかったがそんな事言ってられない。あいつも一緒に来るみたいだった「見つけた!!」そいつらは僕の家の前にいた。あの子は病気
    藤間 さん作 [371]
  • 地震が残した物

    今日は運動の日らしく避難所のみんなでサッカー大会を開いた。僕はサッカー部なので大活躍。僕のチームが優勝した。決勝のあと奴に呼び出された「ごめん、悪かった、謝る。お前が拾ってくれたんだろ?」「何?急に」「これ妹の形見なんだ。あの日、俺、妹と一緒に寝てて、地震で妹が下敷きになって助けたくても助けられなくて、最後にって妹がくれたものだったんだ。だから無くした俺は本当バカで」嬉しいと思えた。父も母もいな
    藤間 さん作 [381]
  • 地震が残した物

    体育館にもどる途中で指輪を拾った。女の子が付けるものみたいだ体育館に戻るといじめっ子が騒いでいた「どうしたの?」「あいつ、なんか大切なものを無くしたんだって」これの事かな?そう思い奴に指輪を見せると当たりだったらしい「てめぇ、昨日の仕返しのつもりかよ」「やめなよ、見つけてくれたんでしょ。ありがとうくらい言いなさいよ」別にいいよ。そう言うと奴は行ってしまった
    藤間 さん作 [372]
  • 地震が残した物

    翌日、僕は屋上に登っていた。彼女は僕を理解してくれる、そんな気がした。ドアを開ける。いた!僕は逃げられる事覚悟で話しかけてみた「おはよう」「昨日はごめんね。びっくりしちゃってて」「別にいいよ。そういえば今いくつなの?同じ年くらいだけど水くみいないよね」「私病気だから。」確か校舎は病人怪我人が入る場所だった気がする「私、本当はちゃんとした病院に入らなきゃいけないんだけど、お父さんもお母さんも地震で
    藤間 さん作 [349]
  • 地震が残した物

    振り返るとクラスのいじめっ子が立っていた「悪い、足が滑ってさ」「…別に」反応しない僕に興味を失ったらしく奴は大股で歩いていってしまった。前の僕なら怒って殴るくらいしていただろうか「気をつけなよ。あいつ、怖そうな高校生とつるんでるみたいだから」「大丈夫だよ」くだらない。どうしてこうもくだらないのだろう。夜。僕は布団をかぶり泣いていた。もういない。でかい手で髪をクシャクシャと撫でてくれる父さんもおや
    ヤシガニ さん作 [371]
  • 地震が残した物

    振り向いた彼女は綺麗だった。腰まで伸びた髪が太陽の光を浴びで後光が差しているように見える彼女は僕を見ると慌てて逃げていった。…まあいいんだけどさ僕も体育館から布団をたたむ音が聞こえて慌てて戻った中学生の午前の仕事は水くみだ。まだ援助が行き届いてないらしい。僕は同級生達と川へと歩いていた「どうしたの?暗い顔して」「別に。」クラスの大して仲良くない女子に話しかけられたが話す気になれなかった僕は彼女の
    藤間 さん作 [378]
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