携帯小説!(PC版)

トップページ >> ノンジャンルの一覧

ノンジャンルの携帯小説に含まれる記事が5567件見つかりました。

 
  • 2時47分

    飛行機が僕の頭の上を飛んでいる。いや,今でほ浮かんでいると言った方が正しいのかもしれない。そんなこと急に言われても理解しがたいだろう。そう簡単に言えば‐世界が呼吸を止めた‐のである。もしかしたら「世界」ではなく「日本」はなのかもしれない。少なくとも僕の周りの全てのものが呼吸することを停止しているのである。東京のど真ん中で人々はせわしく足を止めている。そんな逆説的な響きをもつ世界が僕の目の前に広が
    デイジー さん作 [413]
  • 誰がために、何がために。

    人生の岐路は…ふとやって来るものである。良い場合…その事への喜びから神に感謝する。悪い場合…悲観から神を恨む。人間は、なんて無責任な存在なんだろうか。今僕は、その両方さえ感じられずにいる。どのくらい眠っていたのだろう…。何だか…ベットの肌触りが違うし、うるさい。目を開けると、知らない景色が広がっていた。「ここは…?」「高嶋さん、わかりますか?」(ブーッ)「先生、高嶋さんが目を覚ましました」(病院
    萩原実衣 さん作 [361]
  • 流狼−時の彷徨い人−No.57

     春日山城に帰着した上杉政虎は、一つの書状をしたためていた。 それは武田信玄に宛てた、同盟を求める親書であった。 この同盟案を定めるに際し、政虎には珍しく家臣団を招集して意見を求めた。 本来なら、政虎は物事の決断に他の意見を必要としない性格であった。 重要な案件があれば一人堂に篭り、心を落ち着かせて良策を模索するのが、彼の常なのである。 これに対照的なのが武田信玄であった。 彼は家の方針を決める
    水無月密 さん作 [417]
  • 時のかなた

    ※この小説のジャンルは読者の自由で読んで下さい。____________荒れ果てた荒野。地球には俺だけしかいないのか。状況の把握が出来ない。ただ、一つ把握出来てる事と言えば、世界滅亡を止める事が出来なかった。俺の能力があれば止める事が出来たのに。「くそっ、くそっ、ウァーーーーーー」時のかなた 第一章第1話 『希望制作』荒野を走る一台のワゴン車。ワゴン車の中には、四人の生存者が乗っている。車内は
    木彩 クラッド さん作 [408]
  • スカバンburn!!最終章 -114- “スカバンburn!!”

    猛「やべぇ、もうすぐやぁ」翼「よっしゃ!集まれ!!!」拓「だからお前がしきんなって!」翼「ええから、皆手ぇ出せ!」美「なんで?」翼は自分の手の甲に何か書くと、出された全員の手にも一文字ずつ何か書いていった。波「何これ?」美「カ…?」拓「…バ」秋「ン?」猛「びい?」波「ユー」慶「…あーる」光「え…ぬ?」聖「……びっくり…」翼「スカバンburn!」拓「何?」翼「なんかよくない?このはじける感じ!」聖
    きゃしー さん作 [372]
  • 斎藤さん

    もう死にたい。また人間関係が辛くて仕事を辞めてしまった。人間関係を築く能力が壊滅的に無いからいつもつまずく。まぁ、仕事辞めて何もする事が無く、家にいてもあまり良い事は無い気がしたから。気は進まないけれど、とりあえず自分を落ち着かせる為に、ハローワークへ行こうと思った。駅のホームで彼女を見た。驚いた。中学の同級生の斎藤さんだ。眉毛が太くてさえなくて、いじめられていた彼女が、ちょい茶髪になっていて、
    ひろくん さん作 [405]
  • すくわれる女

    私は救いを求めている。この狭く苦しい世界を抜け出し何不自由ない広い世界で伸び伸びと生きていきたい。この世界は狂っている。この世界に住むものは互いに群れて行動したかと思うと急にその集団から誰かを爪はじきにする。そして極限まで追い込まれると殺しあいを始める。こんな世界は、もうたくさんだ。それでも、こんな世界に救いの手を差し延べてくれた人はこれまで数多く存在した。しかし他の者たちは救いの手が差し延べら
    デフレーター さん作 [482]
  • The Last Escape 6

    彼も足を止めた。「賭けに応じなければ二人とも殺すと脅されて、俺は賭けに応じた。1ヶ月の間、先程の条件の中で逃げ切る事が出来れば、裁判を受け、身の潔白を証明させてもらえる。が、捕まれば…」彼はこちらを振り向き、首をカッ切る素振りをした。「あんた、これから、どうするつもりなんだ?」「どうする、って…」どうしようもない。このままでは、私は、捕まって、きっと…でも、それは、『このままでは、』の話だ。私は
    エアロ さん作 [355]
  • The Last Escape 5

    「どこへ行くつもりだ」「だから、急いでるのよ!」彼は、どういうつもりなのだろう?まさか、自分が大金を手にするために、私を助ける振りをして、何故だかはわからないけれど、私を警察に引き渡すつもり…!?「安心しろ。俺はあんたを警察に売るつもりはない」とは言うものの、彼はどうしても私の肩を放してくれない。「じゃあ放してよ!私はこれから、レービアさんに、会いに行かなきゃいけないの!!」「レービア!?」秘書
    エアロ さん作 [320]
  • The Last Escape 4

    「何をした、だぁ!?あんな大それた事しておいて、何を今更!!」「あんたを警察に引き渡すとなぁ、大金が手に入るんだよ!」新たにこちらに近づいて来た、二人のうちの、一人も言った。「大金!?どういう事…そんな…まさか!!」お尋ね者、ってこと!?「なぁ、それよりこいつ、けっこう可愛い顔してんじゃん。」酒臭い息を吹き掛けながら、右側の男が言う。「どうだ?警察に引き渡す前にさぁ…」戦慄が走った。三人は、血走
    エアロ さん作 [337]
 
サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス