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ノンジャンルの携帯小説に含まれる記事が5567件見つかりました。
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生命線上のARIA
誰かが言っていた。『時代は回転木馬』だって。きっと皆それに乗って、振り落とされそうな速度の中で、走馬灯のように巡る眼前の景色を必死に焼き付けようとしてるんだろう。振り落とされたら豆腐にぶつかって死んでしまうから、恐々と薄ら目で。『この空も暗闇も、心を写す鏡』分かってるよ。『ならば変えていける』僕にそんな強さがあるのかな。『いつだって、その心が世界だろ』そう思いたいし、感じたい。けど、やっぱり怖い
晩餐者 さん作 [524] -
Youth War3
マスターは私の問いかけに、自分の思い出を語るかのように話し始めた。「もう、20年も前に大きな戦争があった…。その時の機体の作りとこれはよく似ている。」20年前の戦争…このことに触れたくない人間は多い。しかし、語らねばなるまい。20年前、大きな戦争があった。ベルベットと呼ばれる国が周囲の隣国に進攻したのが発端である。それに対し、アストリア、ユースランドの両国は連合軍を立ち上げ応戦した。戦いは熾烈を
鋼の翼 さん作 [293] -
スカバンburn!!最終章 -99- 消えない寂しさ
――慶太郎のお家光「いいん?ゆずに会うなら、猛達も…」慶「二人はデートやって。(うそ。)」光「そうなんや。お邪魔しまーす」光希は相変わらずCDやら雑誌が散らかっている慶太郎の部屋に足を踏み入れた。慶「ゆず」机の下を覗きこんだ慶太郎がゆずをひきずりだし、ベッドの上に下ろした。慶「俺、なんか飲みもんとってくるわ」そう言い残して彼は部屋を出た。光「ゆずー?」光希がなでるとゆずは嬉しそうに喉を鳴らした。
きゃしー さん作 [335] -
Youth War2
私は強烈な加速Gに襲われた。更には、何度かのバレルロール…当然ながら私は気を失っていた。気がつくともうレス島の滑走路が間近に迫っている。時間にしてほんの10分足らずであった。周囲を見渡すとやけに機体の数が少ない…かなり撃墜されたらしい。後になって分かったことだが、管制官の間違えた0によって練習生を逃した先が敵の正面であったこと。また、敵が躊躇なく撃ってきたこと。どれも予想外の事態であった。私は思
鋼の翼 さん作 [295] -
Youth War
私はフリーのジャーナリストとして各地で取材をしてきた。そんな中で、ある島の基地に変わった隊長がいるという話を聞いた。どんな隊長か気になった私は、早速その隊長のいる島…レス島に足を運んだ。このレス島は、本土であるアストリア共和国から南に約140キロにある周囲7キロの小さな島である。気候は温暖で、一年中海水浴ができる。まぁ一言で言えばリゾートアイランドみたいなものだ。島に着くと、早速その隊長が出迎え
機械の翼 さん作 [288] -
夕暮れの街 第0章?
今日はとっても良い日だ。 空はどこまでも澄みわたっていて雲一つない、これ以上無いくらい良い天気。 気温もそんなに高くはなくって、外をちょっと散歩するにはちょうど良い。ひょっとしたら、どこかから小鳥が鳴く声が聞こえて来そうなって感じ。そんなくらい穏やかで、気持ち良い日。 とにかく、穏やかで普通の日だ。たった一つ……………………僕以外の人間がいないって事を除いては。
山陵 椛 さん作 [273] -
読みやすい小説10
あの日、俺は女体の神秘の章が出ているのを見て多大なる期待をしていた。「これは・・・やった!とうとうやったぞ!」俺は本を空高く放り投げて叫んだ。よし。さっそく読んでやる!俺は震える手で床に落ちた読みやすい小説を手に取った。「よ・・よし・・。」変に肩に力が入ってしまっているのは、わかっている。ほっとけよ。待ちに待った章なんだから。・・・・・。先のページを開いてみる。(こんな長い時間放置しておいて、本
冴 さん作 [309] -
ママだけの夜に(決心2)
ママだけの夜に(決心2)愛菜は不思議な人だった夜の住人とは思えない穏やかさでアフターはなし※入店条件だったらしい僕に目をつけられた時は心底困りママに相談したようだとにかく自分からは話せない不思議なナンバーワンだったが静かな雰囲気と美貌で指名は多かった何度指名しても会話は弾まずアフターは完全拒否僕は優にお願いして三人でアフターをお願いした優は珍しく(僕にとって)ただの飲み友達で僕の関係ある嬢達とも
さんちゃん さん作 [397] -
スカバンburn!!最終章 -98- 答えはb
――翌日 教室波「タケ〜この問題はぁ〜?」猛「んーじゃあb!」慶「…じゃあって何や」波「ふぁいなるあんさぁー?」猛「んーやっぱa!」波「正解!!!タケ天才!!」猛「やったぁー!!」波「じゃあ次!」光「何やってんの?」慶「勉強やって。」光「勉強?次テストやっけ?」慶「いや…なんかタケが、国立の教大目指すことにしてんて」光「教大?!」慶「私立行く金はないけど、ちゃんと勉強したいねんて」猛「あーそれわ
きゃしー さん作 [385] -
虫たち、梅雨(2)
6月の夜に、雨が降る。コンクリートの路上が少しずつ濡れ、数秒後に我慢しかねたかのように雨が激しくなる。コンビニで唐揚げの代わりに無色透明のビニール傘を買い、自転車を押しながら家に帰る。僕は、死ぬのが怖い。所詮は人の子、親や友人の悲しむ姿なんて見たくはない。僕は、誰かの悲しみを盾にして自分自身を守りたいだけなのかもしれない。でもそうやって他人の悲しみを言い訳にしているうちは、光の見える場所にすら僕
クルボックル さん作 [338]