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ノンジャンルの携帯小説に含まれる記事が5567件見つかりました。

 
  • alone 66=怒り=

    (水鶴にゃ偉そうなこと言ったけど…。無理…。抑えられそうにないわ…)「死ねェエッ!!」自神の兵が、銃を二人のいる方向に向ける。その時。――ヒュカッ!!軽く、鋭い音が響くと共に、構えた銃が真っ二つになった。晶が目にもとまらぬ速さで斬ったのだ。「…死にたくなかったら…この場にいる全員、動くんじゃねェ…」晶は両手で刀を持ち、剣道で言う脇構え(剣を体の後ろに隠すようにした構え)で威嚇する。晶の持つ剣が見
    兼古 朝知 さん作 [383]
  • alone 65=人質=

    「な、な、何で…!?さっき話した自神の兵まで攻撃体勢なんだよ!?」晶の疑問。何故、先程 水鶴にもう戦わなくてよいと言われて喜んでいた兵たちまでもが、自分達を囲っているのか?「……父上。人質をお取りになったでしょう?」水鶴が、キッと鋭い目線を理一に送り、言う。「ふふ…。いい読みだよ、水鶴」剣や銃を構える兵の後ろには…兵の親兄弟、子供までもが人質として捕らえられ、心臓の辺りに何かしらの機械が取りつけ
    兼古 朝知 さん作 [365]
  • よろず屋上野店

     なんで、空は青いのか。 なんで、雲は白いのか。 なんで、人はわかり合えないのか。 なんで、人は他人と比べてしまうのか。 なんで、地球が回っているのか。 なんで…………… 台東区上野 行き交う人々でにぎわうその街に、ある一つの屋台。よろず屋上野店。 なにを売っているわけでもない。ただ屋台に人がいるだけ、食べ物があるわけでもなく、商品らしきものも見つからない。 なにがよろず屋なのか、わからないその
    なぁなぁ さん作 [356]
  • 煙突のある町 #3

    月曜日の朝7時朝礼の時間班長が今日の仕事の内容を告げるなんら変わらぬ仕事内容第三班の班長が話している途中隣やつの顔がみるみる青くなり、汗が噴き出してきた小さな声で大丈夫かと訪ねたが、力無く頷くだけであった目は、合わせようとしない何分も経たないうちに倒れた全ての注目はそいつに集まった…動かないまわりのやつらは心配して集まってきた誰かがそいつに手を触れた瞬間、さっと立ち上がり、いきなり叫んだ「我々は
    かんたろう さん作 [275]
  • スカバンburn!!最終章 -71- 翼、ごめん

    ――ファミレス翼「今日も練習、お疲れさまあ〜!」拓「おつかれ〜!!」波「わーハンバーグいいなあ!」猛「じゃあ半分あげる!」波「わーい!じゃあうちの嫌いなブロッコリーあげる!」猛「やったあ!」光美聖秋(タケ…可哀想)翼「にしても俺らやばいなあ!全国行くねんで!!すごない?!」猛「確かになあー最近俺、上手くなった気がするし!」美「確かに皆上手くなったよな」翼「このままこのメンバーでデビューしちゃった
    きゃしー さん作 [360]
  • alone 64=来ると思ってたよ=

    途中で何人もの人に会った。何度も自分は自神を裏切ると説明した。しかし誰も水鶴を咎めることはなく…彼らは歓喜の声をあげていた。「不思議な感覚だ…」水鶴は苦笑いを浮かべて言った。「今まで会った自神の人たちの歓喜の分だけ…私や父上に対する憎しみは大きいのだろうからな」「それも今日で終わりだろ?」「いや…不信感を拭いきれない人もいるだろう」「何だよ、後ろ向きだなー、お前は」晶が持っていた刀の鞘をいじりな
    兼古 朝知 さん作 [398]
  • alone 63=嫌われている=

    水鶴が本城の中へ入っていく。それに続き、晶も入っていった。「ひッ…」本城の入口付近にいた30代くらいであろう、恐らくは非戦闘員の女が小さな悲鳴をあげる。「…おい」「は、はいッ!?何でしょうか、水鶴様!!」水鶴が声をかけると、女は過剰な反応を見せる。その光景を、晶は首をひねって不審そうに見ていた。「…敬語を使うな。様を付けるな。敬うな…」「え…?それはどういう意味で…!?」「自神を裏切るからだ」水
    兼古 朝知 さん作 [391]
  • 煙突のある町 #2

    さすがに10年もたてば、町は以前の物とは変わってきていてあの時、すでに汚れていた川は今、耐え切れないニオイがするそれが漂う街中を一人歩く残業をさせられた帰り道、街灯の少ない道そんな道のわずかな街灯は、チカチカとおぼつかぬ明かりを燈しているまるで、町がSOSを知らせてきているようだった部屋に着いたらもう12時をまわっていた母はもう寝ている起こさぬように、静かに食事を済ませたこのオンボロなアパートは
    かんたろう さん作 [270]
  • alone 62=止みそうにない=

    「じゃっ、自神の教祖のとこまで案内してくれるか?水鶴」晶の言葉に、水鶴は頷いた。自神の本城に行く前に、水鶴はどうして自分の性格が変わってしまったか説明した。母を殺したこと、圭が己を庇って左腕を失い、鎌が取りつけられたこと、尊敬してきた父への失望感……。「父上は…人を殺すことにためらいを持っていた私に、常に こう言っていた」――『母上を殺せたのに、赤の他人は殺せないのか?』「くっく…全く その通り
    兼古 朝知 さん作 [395]
  • スカバンburn!!最終章 -70- 逃げ道はつくるな

    ――数日後 教室光「はあ…」猛「どうしたん?みっきー。最近ずっとため息ばっかり。何か悩み事?」光「うん…まあ…」猛「俺、相談のるで!」光「ああ…うん…」波「タケー!お昼買いに行こー!!!」猛「あ!うん!」波音に呼ばれ猛は教室を出ていった。慶「ピアノ?」猛を見送る光希の様子を見ていた慶太郎が声をかけた光「…そう。」慶「…迷ってんの?」光「うん…どうしたらええんやろ…」慶「さあな…決めるのはお前やか
    きゃしー さん作 [326]
 
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