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ノンジャンルの携帯小説に含まれる記事が5567件見つかりました。
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我ライバル伝(3)
上田は意識不明の重体で集中治療室にいた病院でその姿を見た時に余りの衰弱ぶりに純の時のことを思い出した…一生植物人間…と上田の両親から聞いた何を話しても反応なし一月経ちようやく集中治療室から出て点滴から補助の方の力を借りて流動食を飲み込むようになった 僕は両親が心配で退院するまでは週に一回は電車で二時間かけて病院に通ったある日無表情で病室の天井を見ていた上田に無性に腹がたち怒鳴った何を寝とんじゃい
我進 さん作 [361] -
スカバンburn!!最終章 -68- “愛の挨拶”
竹「でも、驚いたわ」出口まで二人を案内しながら竹本が言った竹「変わったわね」光「変わった?」竹「ええ。以前より人間らしくなったわ、演奏が。前のあなたならもっと完璧主義で、演奏もとにかく完璧だった。でも今日は、とても人間らしさを感じたわ。」光「…人間らしさ」竹「それに、今日の選曲もそう。あなたのことだからもっと…そうね、技術を見せられる、もっと難易度の高い曲を選ぶと思ったわ」光「あの曲…小さい時か
きゃしー さん作 [370] -
「理沙の結婚」下
まず龍・虎に話しなきゃあまず龍の香織に話す香織は能天気きゃあ素敵雪さんとキャバ嬢軍団を引き連れて派手な二次会にしたいねっ問題は虎の雪まっ…うのっち(僕)がそうしたいならそうしたらぁまっまさか祝の席で二人で喧嘩することもなかろう僕は事前に理沙にキャバ嬢軍団と大人数で行くことを人づてに伝えた当日…僕は二人の間で王様気分を味わうさすがの理沙も僕が香織と雪と付き合いしかも同時に公開で付き合ってることは度
我進 さん作 [434] -
我ライバル伝(2)
上田も僕も先輩の期待通りに一年生で初段(黒帯)を取得した二年生になるとお互い下級生ながら団体戦のレギュラー候補になったが上田は僕との練習で足の靭帯を伸ばし代わりに僕が団体戦のレギュラーに抜擢されチームは関西大会でベスト8に残った試合後は僕と上田で反省会二人でどうしたら強くなれるか時を忘れ話した団体戦後に僕は二段受験も一発合格したが上田は落ちたこの時点では団体戦経験のある僕は試合経験では上田より上
我進 さん作 [398] -
「救出」6
僕は名探偵らしからぬ頭より先に体が動いた持ってきていたハンマーを素早く拾うと包丁をもっていた鬼ババアの手の甲を打ち付けた鬼ババアの悲鳴とともに包丁が床に落ちた僕は素早く包丁を拾ったが念のため倒れている鬼ババアのもう片方の手の甲にもハンマーを打ち下ろした何せいきなり子供(僕)に包丁を向ける異常者だ容赦しては僕の命が危ない警察に電話をと思ったが鬼ババアの家には固定電話がない…いくら鬼ババアの手の甲を
愛菜 さん作 [348] -
あのね…
あの日から七年が過ぎたょあの頃のアタシまさに恋は盲目って感じ一緒に夜桜見に行ったよねキレイだったなぁでも緊張して話出来なくてさぁ微妙な関係だったし…その後の展開に一人で妄想して…何もなくさよならあれ…あ…そうですか…ただ桜見たかっただけだったのかなぁ期待外れの?展開に、ますます分からなくなって…まんまと戦略にハマっちゃったんだろうね(笑)会える日がすごく嬉しかったのに最近は…また苦しくなってきち
まこ さん作 [695] -
「理沙の結婚」上
以前付き合っていた理沙が結婚するにあたり僕を二次会に呼びたがってるという話を聞いた理沙も結婚かあ…少し感慨深く懐かしんだ理沙はおそらく僕の生涯の一番の好みの顔高校を中退しキャバクラに勤め僕のようなロクデナシと付き合い心痛しただろうが別れて三年後に誰かと結婚するようだうーんこれは僕が健在であることを理沙に見せねば!と力んだよしっ龍・虎と三人で行こう!龍とは銀座から錦糸町で再起した「香織」虎とは小岩
我進 さん作 [406] -
alone 56=独りなのか=
そして現在。「はッ、はぁ、はぁッ」息切れしながらも走る、水鶴。「はぁッ、は…。ぅ、うぅぅう…」5キロほど走ったところで、水鶴は立ち止まった。そしてそのまま、ガクリと膝を折った。「柊…」その口から零れるのは、自分についてきてくれた部下の名。自分が壊れたあとも自分に仕え、今こうして逃がしてくれた部下の名。「柊いぃいぃぃいいい!!ッあぁああぁあぁぁ!!」とうとう泣き出してしまった水鶴。地面を力任せに殴
兼古 朝知 さん作 [411] -
alone 55=昔話(side圭?)=
止めたかった。俺を代わりに殺せと言いたかった。でも言えなかった。死を怖がる自分がいた。「わあぁぁあぁあああぁあぁ!!ああぁあぁあぁああぁああ!!」泣き叫ぶは圭の主。圭は傷口近くを押さえてその光景を見ていた。ただ やり場の無い怒りに駆られながら。ただ激しい自己嫌悪を感じながら。水鶴の目の前には、左胸に刀を突き刺した状態で動かない菊乃がいた。「よくやったな水鶴。お前が殺したんだ」「わたしが…わたしが
兼古 朝知 さん作 [427] -
スカバンburn!!最終章 -67- 一緒に来ないか?
黒「とても…いいものを聞かせてもらった」演奏が終わると黒田はまた穏やかに微笑んで見せた。しかし、すぐに口を閉じ、何か考え始めた。光希の心臓がまた不安げに高鳴る黒「…私は数ヶ月後、またヨーロッパに戻らなくてはならない。…それで…どうだろう?私と一緒にあっちへ来ないかい、光希?」光「え…?」黒「君のピアノはもっと成長していくだろう。私は、君のピアノがもっと聞きたくなった。だから、私とともに来ないか?
きゃしー さん作 [339]