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ノンジャンルの携帯小説に含まれる記事が5567件見つかりました。
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スカバンburn!!最終章 -59- 君が笑うから
再び光希の視線がとまる。そして突然くるっと方向転換するとすたすた歩き始めた光「行こう、拓朗」拓「えっ?…なんで?!」光希が拓朗の腕を引っ張る。拓朗が慌てて、さっき光希が見ていた方向を確かめると、そこには楽しそうに会話している秋奈と慶太郎の姿があった。拓「(そういうことか…)…あ!待って!みっきー!!」拓朗はあることに気づくと2人…いや、3人に向かって叫んだ。拓「タケー!!!」光「…え?」秋奈達の
きゃしー さん作 [362] -
スカバンburn!!最終章 -58- 頑張れ、俺
――翌日「みっきー!!どっどっか、寄って行かへん?!」放課後、突然光希の前に勢いよくやって来た拓朗。光希はもちろん、側にいた猛と波音も驚いてた。慶太郎はその様子をちら見しただけで何も言わなかった。拓「…」光「…」学校近くのデパート。放課後は学生の溜り場になっている。二人は黙ったまま行くあてもなく歩いていた。突然光希が足をとめた。光希の視線の先にはゲームセンターがあった。拓「あれ、欲しいん?」クレ
きゃしー さん作 [386] -
高校生になる前の心得
高校に入るのが楽しみですか?ドラマみたいに、すぐに彼氏が出来て、バイトもして、毎日が楽しいなんて思ってると失望するね高校に入ってみるとかっこいい子なんて全くいないし、彼氏なんて、全く出来ないと思った方がいいよ。バイトなんて皆嫌々やってるし、学校の単位を落とせば進級出来ないしね〜今私は高校3年生。彼氏はやっと出来た。これから、高校に入学する人にアドバイス!まず、入学してから3ヶ月は絶対休まず学校に
くみ さん作 [354] -
瑠海とショール?
(本島に戻っちゃうんだ…。)じっちゃんは、黙って聞いていた。「お父さん…。私がここにいても何だか…歯車が合わないっていうか、私の居場所じゃないんだなって…。」「清海…お前は、この瑠海の母親じゃぁ。瑠海を守る義務がある。それだけは、決して忘れるな。」「瑠海、いつまでも困った時は訪ねてきてね」「うっうん…」その日、学校から帰って来ると、あの人は、いなかった。寂しかった。そして、僕とじっちゃんは、いつ
萩原実衣 さん作 [307] -
僕とご主人様の物語 ラストシーン
いつまでもこの毎日が続きますようにって、彼女はそう願っていたの。でもある日、その大好きな友達とも、サヨナラをしなければいけない時がきてしまったの。それは神様が決めた時間が、もうすぐ終わってしまうからなのよ。彼女はその友達に、どんなに感謝の言葉を言っても足りないくらいだったのよ。でも、彼女が言えたのは、たった一言だけだったの。今まで本当にありがとう…さぁ、今夜のお話はこれでおしまい。もう寝ましょう
矢口 沙緒 さん作 [895] -
僕とご主人様の物語12
「二人とも事故で亡くなってしまったのよ…そう、彼女一人を残してね。そして社長さんを失った会社は、まるで坂道を転がり落ちるように、どんどんとダメになっていってしまったの。それと同時に、彼女の周りにあんなに大勢いた人達も、次々と彼女から離れていったの。そして彼女がすべての財産をなくす頃には、婚約者も去り、彼女の周りには誰もいなくなってしまったのよ。彼女は両親も、財産も、お屋敷も、そして友達も、すべて
矢口 沙緒 さん作 [373] -
僕とご主人様の物語11
今日は夜になって、急に風が強くなってきました。時折ブルーのシートが、バタバタと大きな音をたてて揺れます。今夜のお仕事、どうするのかなぁ…気になってご主人様を見たら、あれ?ご主人様、あまり顔色がよくないですよ。そういえば今朝から、ちょっと元気がなかったなぁ…大丈夫かなぁ、風邪でもひいたのかなぁ…もうお仕事に行く時間は、とっくに過ぎているのに、まだ横になってるし…あっ、ご主人様が起き上がりました。わ
矢口 沙緒 さん作 [375] -
肌とねこ14
私は結局、打つ手を考えあぐね、何もできないままでいた。かれこれ3週間、今関との関係は一切進展しなかった。例のウジウジ、考える癖が出たのだ。毎日迎えに来る今関を侮蔑の目で見ながら、それを甘受し続けた。もちろん奴とは話さない。帰り道で話し掛けられても全く返答しなかった。しかし、甘受する一方、私の心中は穏やかでなかった。数メートル後ろの今関がどんな顔をしているかは知らないが、内心『許してもらえた! 』
KSKくま さん作 [309] -
新しく
彼氏と音信不通になってから、メールを1日3通、おはよう・仕事終わったよ・おやすみと送り続けてみた。返事は一切無い。今日は彼の誕生日。これで何も無かったら、フェードアウトしようかと思ってる。もちろん今日もメールを送った。返事はまだ無い。婚約してたから、両親にはどう説明しようかな?婚約ポシャっちゃった〜アハハ、じゃ済まされないかなぁ。まぁどうとでもなるか。彼氏のことを考えるのがつらくてしょうがない時
はるか さん作 [332] -
僕とご主人様の物語10
「母さん、ただいま」「あら、早かったじゃない。ご飯、出来てるわよ」「うん、あとで食べる。それより、僕の部屋そのままになってる?」「誰も入らないわよ」「よかった」そう言うと彼は階段を駆け上がり、5年ぶりの自分の部屋に飛び込んだ。机の一番下の引き出しを、ガサガサと掻き回す。「あったー!」彼は原稿用紙の束を机の上に置いた。それは彼が高校生の時に書いた小説だった。題名は『夏の恋人達』主人公は加島勇一と西
矢口 沙緒 さん作 [413]