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ノンジャンルの携帯小説に含まれる記事が5567件見つかりました。
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僕とご主人様の物語3
そして彼自身も塔の最上階に昇り、自らの目で世界を見渡した。それもまた、ひとつのデーターだった。そのため塔は、海と地上を見渡せるこの岬に建てられたのだ。それらの膨大なデーターを管理し分析するのが彼の仕事だった。ある決断を下すために…今、地上に人間はひとりもいない。いや、300年以上前から、覚醒している人間はひとりもいないのだ。世界32億以上の人間は、300年以上前から地下で永いコールドスリープ冷凍
矢口 沙緒 さん作 [494] -
スカバンburn!!最終章 -57- まだまだ夜は長いぜ
――光「…ん……?」目を覚ますと見慣れない天井。光「…え!!?」ガバッドンッ慶「…いっ…た!!」慌てて体を起こす光希。ベッドにもたれかかって寝ていたために、光希のせいで頭を打った慶太郎。光「え?…あ!ごめん」慶太郎は両手で頭を押さえている。慶「…俺まで寝てしまった」光「なあ、ここは?」慶「美弥姉の部屋。皆はあっち。」光「ああ、そうなん」慶太郎は頭を押さえたまま光希の顔を覗きこんだ光「なっ…に?」
きゃしー さん作 [388] -
スカバンburn!!最終章 -56- 抜け出せない関係
聖「あかん!今のしんこぺーしょんが、ちゃう!ふぁい!もういっはい、しーだっしゅから!」翼秋猛波三「はい!部長!」美「ほんま、どんだけ酒弱いねん」伸昭はちひろをおぶってついさっき帰ってしまった。リビングに残された相変わらず大騒ぎする酔っ払いと、酒に強いのか、変わらずに静かに飲んでいる美弥と拓朗。拓「…はあー俺ってあかんな」美「拓朗は変に優しすぎんねんてば。もっと奪ったんねん!ってぐらいの勢いないと
きゃしー さん作 [404] -
僕とご主人様の物語2
僕のご主人様は夜働きます。車の付いたカゴを引っ張って、空き缶集めてです。でも夜は暗いし、いつ悪い人が出てくるか分かりません。だから僕もご主人様を護衛するために、一緒に行くんです。もし悪い人が出てきたら、大声で吠えます。これで逃げなければ、体当たりです。それでもダメなら、僕の最終兵器を使うしかありません。噛み付きです。どんな事があっても、大切なご主人様には指一本触れさせません!もっとも、今まで悪い
矢口 沙緒 さん作 [442] -
僕とご主人様の物語1
美咲ちゃんとさりいちゃんの2010年のクリスマスのために…そして、私のファンだと言ってくださった黒猫さんのために…僕とご主人様の物語わんわん!朝です。とてもいい天気です。僕は今、大きな運河に沿って作られた素敵な遊歩道で、ご主人様を尻尾を振りながら待っています。朝のちょっとひんやりとした爽やかな風が、僕の鼻に優しく触れながら流れていきます。遊歩道一杯に溢れたお日様の光が、ミナモにこぼれ落ちて反射し
矢口 沙緒 さん作 [573] -
『僕とご主人様の物語』使用上の注意!
『僕とご主人様の物語』 使用上の注意!※本品の原作はすでに最後まで書き上がっていて、途中消滅及び長期掲載中断等はございませんので、安心してご使用ください※本品は小さいお子様の手に届く所に置いても、特に害はございませんので、ご安心ください※本品は特殊な形式を採用しております。従ってその性質上、本品ご使用後に予告なくオプションを追加する場合がございます。その点ご了承ください※本品の冒頭に為書きがござ
矢口 沙緒 さん作 [571] -
グレー
あなたを好きなこともうばれてたのねあからさまだし単純だから当然よね私は恋愛体質だしわかりやすい直ぐに釣れる魚には興味がないってことね困惑してること無理な話だということ私じゃ駄目なこと全て承知重い女にはなりたくない今の関係は気に入ってる終焉が近づいてること私にだってわかってるもう止めにしなきゃねあなたの人生は これからだから私は元の生活に戻るだけただそれだけのこと私は貪欲な人間なだけ
サクラ さん作 [694] -
alone 42=雨が降っていた=
「そりゃあ悪夢のわりには気になる点が残る夢だなぁ…」晶は後ろに反り、伸びをしながら言った。「でしょ?あの子って、やっぱり…」「水鶴は確かに小さい頃 髪はショートだったぜ」「じゃああの夢は…!!」夕が青ざめると、晶は慌てて訂正する。「え、えっと、正夢にはならないと思うぜ!?ほ、ホラ、ガキの頃の水鶴が現れるわけないだろ!?」「でも…もしかすると何かの暗示かも…」「気にすんなって!!」「…うん」晶の言
兼古 朝知 さん作 [348] -
alone 41=どうかしてるよ=
まもなく約束の1週間が経とうとしていた。「晶、調子は?」「ん、もーバッチリ!!」夕が尋ねると、晶はニッと笑って答えた。(ホントは…まだ治ってないくせに…)夕は、そう言おうとした自分の口を塞いだ。「晶…何度も言うけど、無理は禁物だからね?」「おうッ!!」明日、晶は水鶴と生死を懸けた戦いをする。(そんな人間に無理はするなだなんて…どうかしてるよ、あたし)夕は自分に嘲笑した。己を嘲笑うのは、今日で二度
兼古 朝知 さん作 [358] -
僕と和子と敬太郎 第十三話
改めて自己紹介しよう。僕の名前は石原翔太、17歳の高校生だ。秋の気配が感じられるようになってきた9月のある日、僕は『敬老の日』のプレゼントを買う為、祖母と一緒に繁華街を歩いていた。僕は新聞配達で貯めたお金で祖母にストールを買ってあげた。ストールを買ったデパートのレストランで食事をし、店を出て広い交差点に差し掛かった時、一台の軽トラックが猛スピードでこちらに近付いて来るのが分かった。(危ない!)と
カルロス伊藤 さん作 [412]