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ノンジャンルの携帯小説に含まれる記事が5567件見つかりました。

 
  • スカバンburn!!最終章 -55- お姫様抱っこ

    美「慶太郎、あんたは全然気づいてへんかもしれんけど、みっきーはいっつも、あんたのことすっごい心配してんの。ちょっと笑ってないだけでもめっちゃ気にしてる。…だから、今回、そんなあんたを傷つけた原因が自分で、余計気にしとってんな…」慶「…」慶太郎は黙ったまま、まだ自分の右手を握りしめている光希の両手を見つめた美「とりあえず、うちのベッド貸すから、寝かせてあげよっか」拓「あ、じゃあ俺が運…」拓朗が言い
    きゃしー さん作 [439]
  • スカバンburn!!最終章 -54- ごめんなさい

    美「…みっ…きぃ…?」ふらつく光希の足。今にも倒れそうな彼女を見て、隣にいた伸昭が立ち上がり肩を支えた。伸「大丈夫かよ、光希?」そんな様子を眺めていた慶太郎の眉間に皺が入る光希はふらふらしながら、慶太郎のそばまでやってきて、彼の方を向いてちょこんと隣に座った。美拓伸「…?」慶「…光希?」慶太郎も光希の方に向き直し顔を覗きこみ目を丸くした。慶「…!?」光希が泣いている美「…みっきー?!」心配した美
    きゃしー さん作 [330]
  • alone 40=夢から覚めて=

    夕は目を開けた。ここは自分の布団の上のようだ。「ゆめ…だったの…?」「夕ーっ、今日は医務室行かなくていいのー?」台所にいるであろう、母の声を聞いて安心した。夢だと理解してからは、夕は1つ引っかかる点を思い出した。(あの子は…あの子は…)「中村水鶴なの…?」そこまで言って、夢の話にそんなに入れ込む必要はないだろう…と、夕は自分に嘲笑した。
    兼古 朝知 さん作 [355]
  • alone 39=黒髪ショートの少女=

    「ここ…どこ?」気がつくと、夕は荒野にひとり立っていた。『ゆ う…』どこからか、己を呼ぶ声が聞こえる。「誰…?」『私だ、夕…』その声と共に、夕の100メートルほど先のところに、見慣れた姿が現れた。「お父さん?」『そうだ…』父とわかるといなや、夕は父に近づこうとした。が。「え…!?」地面から手が伸びてきて、夕の足を掴んだ。「やだ、お父さ…」助けを求めようと、父を見たときだった。――ゴトリ夕の父の首
    兼古 朝知 さん作 [373]
  • 流狼−時の彷徨い人−No.47

     信房に指摘されるまでもなく、段蔵を使うことの危うさは信玄自身の熟知する処だった。 だが、優れた人材を配下に多く集め、それらを自在に使いこなしたいと考えるのは、いわば権力者の性であり、組織をより強固なものにするには必要な事でもあった。 さらに信玄は、段蔵を使いこなすことに別の価値も見出だしていた。 それは、段蔵の経歴に大きく起因する。 段蔵は以前に雇われていた大名家においても、優秀な忍者としてそ
    水無月密 さん作 [436]
  • alone 38=存在理由=

    「…?」質問の意味がわからず、圭は黙った。「私は…父上に造られた殺人鬼だ」「……」「ならば何故 晶の偽善的な言葉が耳に残る?」水鶴は地に膝をついた。「私はどこか おかしくなったのか…!?人を殺すのに躊躇いが出る…相手の言い分に同情する…私は…私は…!!このままでは…殺人鬼ではなくなってしまう……要らない存在になってしまう…!!」水鶴は混乱している様子だった。不安な気持ちが脳内を占めているのであろ
    兼古 朝知 さん作 [370]
  • alone 37=私とは何だ=

    ――ザシュッ(何だ…?)――ズパッ(…おかしい)人を斬り倒していく中、水鶴は己の異常に気がつきだした。(…いつもより…深く斬れていない…?)そう。水鶴は、いつも相手の息の根が完全にとまるであろう深さまで斬るはずだが、今日は斬れていない気がする。斬る寸前に、刀を握る手を無意識に緩めてしまうのだ。「ちッ!!」自分への苛立ちを刀に込め、水鶴は半分ヤケになって刃を振り回す。「頼むッ、見逃してくれ…!!俺
    兼古 朝知 さん作 [347]
  • 僕と和子と敬太郎 第十二話2

    この次元で感じる『時間』の感覚というものは実に不思議で(と言うより、恐らく時間という概念は無いんだろうが)そんな一連の流れがまるでビデオの倍速モードの様に見えたり、スローモーションの様に見えたりした。また、時には僕が全く知らない過去の歴史事象などが飛び込んできたりもした。数ヶ月後、二人は仲を戻し男女の付き合いを始めた。そして二年後、和子と敬太郎は結婚し夫婦になった。その一年半後、二人の間に女の子
    カルロス伊藤 さん作 [326]
  • 僕と和子と敬太郎 第十二話1

    そんないきさつを僕は何処かから見ていた。いや、目という物が無いんだから、見ていたという表現はおかしいかもしれないが、不思議な事に、今まで居た次元の世界の事象の流れ、成り行きが手に取る様に分かるのだ。あの後二人はお互い気まずくなり、暫くの間会わなかった。僕が行方不明になった事も、一時は騒然となり色んな噂が流れたりしたが、元々身元が判らないよそ者だった僕は、次第に周囲の人々の記憶から消されていった。
    カルロス伊藤 さん作 [320]
  • スカバンburn!!最終章 -53- 酔っ払いました

    ――30分後翼ち「たっだーいまあー!!」聖「おかえり」美「変なもん買って来てへんやろなあ?」翼「任せとけ!」そう言いながら早速買ってきた缶ジュースを何本もあけ、空のコップに注ぐ。翼「よっしゃもう一回乾杯やあ!」それぞれ自分のコップに口をつける。目の前でベタベタ慶太郎にくっつく秋奈を見ていた光希は、一気に飲み干した。拓「…げっ!」突然拓朗が飲むのを止め、コップの中を覗きこんだ。美弥も同じように目を
    きゃしー さん作 [399]
 
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