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その他の携帯小説に含まれる記事が2136件見つかりました。
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ガラスの靴
…キレイな音…誰が演奏してるんだろう。私は音楽室のドアを開けた。綺麗な眼をした男の子が楽器を弾いていた。「バッハだよ。」男の子は言った。「え?」「この曲。バッハのメヌエットだよ。」「そうなんですか。その楽器は?」「チェロ。」「大きいですね…」私はその人が誰か気になった。「ねぇ。」男の子は私に顔を近付けて言った。「また聴きに来てね。」「はい。」私は一瞬で恋におちた。私はそれから毎日、放課後は音楽室
Mee. さん作 [392] -
飛んでも世界12
第十二話、祭りの手伝い魔天乃乱が終結して数日後、神天神社で毎年恒例の夏祭りが行われた。その中に、祭りの手伝いをする巫女装束の清美、進美の姿があった。「世の中暑い、人少なくない?」清美は逃げようとする由理香を捕まえ、進美と共に尋問する。「よ、世の中暑いから出だしが悪いのでしょう?ははは」由理香は笑って誤魔化すが、祭りが始まってから一時間。人数は少なく、屋台も閑古鳥が鳴いていた。「祭り関係の方が参拝
猫空 さん作 [502] -
親父2
親父さんの息子さんですょね?はい。親父さんが自殺されました。えっえっわかりました。と電話をきりまさかそんなことがあるわけない。なんかのいたずらだと思い確認のため嫌いな母さんに電話したとたん。母さんがお父さんが死んじゃったょ。と泣きくずれていた。おれは涙の前に信じられなかった。あの親父が?えっ、とりあえず母さん落着け大丈夫。そばにだれかいる?弟がいる。電話替って。素直な母さん、初めてだ。弟に俺は任
ゆうた さん作 [377] -
親父1
なぁ親父最近太ったんじゃないか?そうかぁ?と笑顔でこたえる親父、キャッチボールをしながらバカバカしい会話をしていた一昨年の今頃が懐かしい。まさかあんなことになるなんてあの時は想像すらできなかった。当たり前だ。 一昨年の春俺は福祉の専門学校に通っていた。嫌々だった元々服、ファッションが好きな俺はスタイリストになりたいと東京に上京するつもりでいたそのためにお金も貯めていたし、もう親に迷惑をかけたくな
ゆうた さん作 [480] -
今朝見た夢
閉めきられた窓から逃げようとする大量の黒い蝶。 逃げられずに力尽き累々と重なる蝶の死骸。 気持ち悪いと思って見ている私に三頭の馬がよってきた。 濃い紺色で緑のたてがみを揺らし後ろ足で立ち上がり踊る馬達。 馬は好きなのに異形な姿に近寄れずただ恐れている自分がいた……。 変な夢見た日は一日中なんかブルー?。 特に誰にも言わない悩みがあると心が壊れそうになる……この現実から逃げたくなる。 せめて夢く
WA-KA さん作 [714] -
青春〜友情?〜
私は部活内に大嫌いな人がぃる。もともとは私と桃と歌奈の三人がなかが良かった。なのに・・入ってきた。その時は嫌いではなく、普通だったからなにも感じなかった。けど、、、嫌なとこがたくさんで私達はストレスがたまった。歌奈は一時期無視され、私は、はぶかれた−−−事の始まりは陸上記録会だった。私が所属している合唱部がそこで歌ったことが嫌だったらしく、私達の所にきたのだ。 それから、一緒にぃるょうになり
☆‡★ さん作 [433] -
守護神9
巨大な校舎、蓮は校舎に戻ると再び久瀬と会った。場所は学園長室、明らかに学園には似合わない男だが、どうやらこの男が学園のトップ、つまり学園長ということだ。……さて、先程のことを話そうか……「久瀬、風音のことだが……」「知っている」話そうとすると同時に久瀬は語り出した。「今回、お前に依頼した内容は事前に報せたように、この学園の娘達の護衛だ。本来、守護者がいる為、お前に依頼する必要はないのだが、どうや
雷覇 さん作 [425] -
ピエロ
「終わったな…」電話を3回かけ、3回とも「只今、電話にでられません」と機械が電話にでたら、その恋愛は破局か、破局の序章である。…と思われる。というのも、厳密な調査をしたわけでも、統計をとったわけでもないので、自分の主張に自信がない。ただ、俺の直感と経験がそうに思わせるということだ。何はともあれ、めでたく(?)一つの恋愛が終わった。確かに、あのコは好きだった。体調を崩し、精神をすりへらしても相手の
朱鷺麿 さん作 [428] -
飛んでも世界11
第十一話、魔天の最期「ば、馬鹿な!闇正の力だと!」魔天は華緒璃に闇正の力があることを信じられなかった。だが、華緒璃に闇正の力はあった。闇正の力が開放されたことで滅神が崩壊したのだから。「光明の力と闇邪の力に分かれた兄妹が仲良くやっていた理由、華緒璃さんが闇邪の力と同時に闇正の力も有していたからよ」清美が冥土の土産に魔天に説明する。これが、清美の策。華緒璃の闇正力開放である。清美は、靖の話から華緒
猫空 さん作 [519] -
守護神8
「まずまずか…」蓮はそう言うと周りを見渡した。20人、それが不良達の数であった。……さて、後はこいつらをどうするかだが……まあ、たかが不良、これ以上向かって来る程、馬鹿ではないだろうからほっといても大丈夫だろう。何故、風音を狙ったかは気になるが、それよりも問題はこの罠だな、相手を封じる為の罠は基本、手足を封じる類の物。そして何よりこの罠は術式の物、対象者が罠に触れたら動きを封じられるといった物だ
雷覇 さん作 [362]