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その他の携帯小説に含まれる記事が2136件見つかりました。
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自分は
死にたいと思うのは結構ざらで。死にたくないと思うことは無くて。生きたいと思うことは結構あって。生きてると実感することは案外無い。自分はここにいるのだと感じることはできるけれど。自分はここにいていいのかの判断はできない。自分に友達はいるはずだけれど。友達にとっての私の立場は分からない。過去を振り返ることはしないけれど。未来を仰ぎ見ることもしない。今をただ見て、今の自分をただ見て。いろいろ思う。
日山 扇 さん作 [372] -
草原の上の飾り物 ?
あなたと踊るワルツは…綺麗でした。あなたとかつて踊ったこの場所は今も健在です…。ただ変わったのはソコから見える景色と…あなたがいないということです。1982年10月…灰色の空の下、風なびく丘の草原の上に1人の老人が立っていた。彼は「ジェン・バショフ」。数年前からか、彼は毎日のようにこの町外れの草原に来ては 町を見下ろしていた。町の住民からは「草原の守人(もりびと)」と呼ばれ、変わり者扱いされてい
リル さん作 [401] -
電話にて、
もしもし。うん。うん。ああ。何が?…まぁ確かに俺子供助けようとして事故ったけど。うん。かすり傷だよ。こんなの。うん。うん。あ、やっぱ俺死んだんだ?うん。…なんだ。切れてんじゃん。………つまんね。
カラ さん作 [432] -
操り人形ーmagicianー
この世の中のみなさん。あなた方は列記としたマジシャン。みなさんが巧みに操る物は…そう。言葉…言葉と言ったらお分かりでしょう。人間は嘘を巧みに操るマジシャンなのです。嘘を一度もついたことのない人は歴史上どこを探してもいないでしょう。嘘と言う巧みなテクニックで人間が人間を騙すとゆうマジック。こんな魅力的なマジック見たことがない。嘘には限りない種類がある。思ってもいないのに口走る嘘…見栄を張るための嘘
りんご さん作 [460] -
守護神6
風音が家に着き、自室に戻ったのと同時刻、蓮は風音家近くの人目のない路地にいた。「八人……いや、もっとか………」蓮の周りには、俗に言う不良達が多数いた。そして、明らかに蓮を狙っていた。俺としては関わらずにいたいけど、仕事だしな。そう思い、声を出した。「所謂、恐喝ってやつですか?出来れば見逃してもらいたいん……ッ!!」 瞬間、蓮の後ろから一人の不良が鉄パイプで殴りかかってきた。が、辛うじて蓮は避けた
雷覇 さん作 [363] -
守護神5
家に着き、私は自室に戻った。暇だ………何もすることがなく、私は趣味の読書をすることにした。「大戦の血」 最近読み始めた本だ。ただ何となくタイトルを気に入り買った本である。基本的に、大戦の被害についてや、異端者、新兵器、終戦に至るまでの過程等が書かれている。もともとの知識もあったし、何しろ有名な話なので、すぐに読めた。「赤い死神」戦時中、何かしら活躍すると、様々なあだ名で呼ばれることがある、それに
雷覇 さん作 [356] -
落花流水、23話。
その日の天気は、雪だった。鬱々とした曇天から降り注ぐ結晶は、その白色の下に全てを押し殺していく。音を。光を。俺の思いを。今しがた飛び降りた誰かの死体を。「おまたせ」 薄らと積もった雪を踏み締めながら、黒衣の少女が走り寄って来た。息が白い。それを見てふと、所謂イキモノでなくとも息は白いのだな、と場違いな思考が頭を掠めた。 少女が隣に並んだのを確認し、歩き出す。足元で俺と少女の体重を受け押し潰され
夢の字 さん作 [423] -
あの時の少年
毎日毎日地面を見てた。家では叫び声、怒鳴り声、泣き叫ぶ声、喧嘩。夜になると家から逃げる暮らしをした。怖くて怖くて逃げ出す日々。何でこんなに不幸何だろうと毎日思った。他人が羨ましかった…。家族で遊びに行った話し…。僕に家族は居なかった。僕には暖かさ何てなく冷たさや怒りしかなかった。暴力や血や泣き叫ぶ声を聞いて思った。もぉ仕方ないと…。僕は夜が好きになった。静かで、月や星が綺麗だ、虫の声も夜の匂いも
たんぽぽ さん作 [351] -
薔薇の十字架?
‡出会い‡「騎士?」私は、城の中を騎士を探していた。理由は、騎士の友人らしき人物が来たからだ。「なんだ夢利。」「あの、騎士に逢いたいと言ってる人が来て…。」騎士は、持っていた本を棚に了い、客室に向かった。ガチャ…「げっ!猶!」「騎士!久しぶりだな…。」騎士は、顔をひきつかせた。「誰?」私は、つぶやく。「こいつは、同じウ゛ァンパイヤハンターの猶だ。」「よろしく!私っ、夢利と言います!」猶は、微笑む
アリス さん作 [460] -
薔薇の十字架?
‡罪なる鼓動‡いつからあなたは、私に冷たくなった?あぁ、私は貴方の胸に堕ちていってしまう…。私は騎士の本当の姿を見た。騎士の正体は、ウ゛ァンパイヤだ。それでも騎士を嫌いには、なれなかった。だが、騎士は私の事を血を捧げる人形 と言った。それでも、騎士の傍にいれれば良かった。でも何故?静かに流れてくる 涙…。どうしてこんなにもつらいのだろう? 「いっ、あぐぅ…」ジュル…私は騎士に血を捧げていた。
アリス さん作 [442]