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その他の携帯小説に含まれる記事が2136件見つかりました。
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劇団ドリームシアター(32)
久しぶりに、りかと由子に呼び出された和人と卓人は、2人の思いつめた表情を見て、何かあるなと悟った。 和人「どした?2人とも?」 由子 「和ちゃん…今の自分て、今の自分の状況って、満足してる?」 和人「え?満足?それどうゆうこと?」 卓人 「由子ちゃん、どうしたの急に?そんな質問するなんて」 りか「卓…私もそれを聞きたいんだ。和人さんも卓も、ソロで売り出して、楽しい思いのまま、いれてるのかなって…」
YOSIさん作 [556] -
覚えてますか
覚えてますか。僕。…人違いですよ。え。すみません。〇川さんですよね…?私は××株式会社の??です。…違います。×又です。………え!?すみませんでした。そんなによく似た人なんですか?ええ。…髪型は今は知りませんが昔の〇川さんに姿も声も、とても良く似てるんですよ。本当にすみません。いえいえ。よくあることです。あの…○川さんですよね。違います。えええ!すみません。失礼しました。すみません。あの…もしかし
剪刀さん作 [423] -
わかっているのに
―見たことのない家の中―…多分、見たことのないうち。廊下は見渡す限りでは結構長い床も壁もみんな木でできている障子の引戸をひたすら開けてはそこには誰もおらず。狭い畳の部屋に机と座布団のみの部屋古めかしいが洋式の便所洋服ダンスとラックのある部屋畳と窓のみの部屋結構不気味だが、お構いなしに探し物を探していたでもやはり無かった何となく分かっていた分かっているけれどとにかく早くあげたかった変わりの物を探そう
Uさん作 [433] -
劇団ドリームシアター(31)
「運命ですか?」 「大げさかもしれませんけど…。私達にとっては、少し自分の閉ざされていた部分を、開けてくれたなあって思えたんです」 「そっかあ…」 嬉しそうに話す、美紀の笑顔に、琢也は、いつの間にか引き込まれていた。 「どんな話をしたの?」 「私達、趣味が舞台鑑賞なんです。その人達も、同じ趣味だったんです。今までこの話をすると、たいてい場がしらけてしまってたのに…その人達は、ずっと聞いてくれて…あ
YOSIさん作 [529] -
劇団ドリームシアター(30)
「最初に聞きたいんだけど…」 琢也が切りだした。 「はい!なんですか?」 「もしかして、俺達のこと、多少なりとも知ってます?」 美紀は、返答をためらった。 先ほどまで、義則達との会話に出ていた琢也達が、目の前にいることもそうだが、一瞬驚きの表情を見せたこともあり、それを琢也達が察したからだ。 「…すみません。知ってます。…あの、スーパーボーイズの佐藤さんと、グッドボーイの原山さんですよね?」 「そ
YOSIさん作 [550] -
劇団ドリームシアター(29)
「サラさん、茜さん五番テーブルにお願いします」 「は〜い!」義則達との会話の余韻も冷めぬうちに、美紀と美佳は、考太の案内で、指定されたテーブルに向かった。 「よろしくお願いしま〜す」 挨拶を終えた2人は、客の顔をみて驚いた。 「あ!…」 「ん?どうかしたの?」 「あ…いえすみません。失礼しま〜す」 美紀は、我に帰り着席した。 美佳も、なんとか平静を装い着席した。 そう、そこにいた2人は、さっきまで
YOSIさん作 [601] -
劇団ドリームシアター(28)
「ジグゾーパズル?最初のピース?俺達が?…俺達は、本当にたいしたやつじゃないよ。ただ、昔から平凡に生きてきて、ただ…なんとなく歳を取ってる、そんなつまらない奴らだよ…」 「そんなことないです」 美紀が、真面目な顔をして、首を横に振った。 「それを言うなら、私達だって、お金を稼ぐ手段として、この店で働いて…落ちこぼれて…きっと途方にくれていたと思う…歳を取ったから相手にされなくなって…だけど、首にな
YOSIさん作 [578] -
うちのお母
おかん、産んでくれてありがとううちは親不幸な子やおもう。万引きもした、タバコもすうた、家出もした、夜も帰ってくんの遅いし頭わるいしよぉ心配させたよな。嘘も平気でついて、泥棒もした。おかん、あなたは全部気付いてますかうちは毎日、迷惑かけてた。嘘ついて遊びにいってた。おかんがもしいま死んだら、うちもいっしょに死ぬ!とかゆうかもなあやけどおかんはそんなん望んでないやんね。やし、がんばって生きるよ。ある日
うちさん作 [597] -
劇団ドリームシアター(27)
「久しぶり〜。元気してた?」 「もちろん!お二人に会うときは、万全の状態でね」 哲次と美佳の、元気な挨拶のあと、4人はテーブルについた 「そう言えば、あれから、お笑いのライブに、定期的に見に行ってるんですよ。はまってしまって。 お二人は、見に行ってるんですか?」 「本当に?すすめた俺達としても、嬉しいよ。…まあ、俺達の場合、仕事もあるから、なかなか一緒に行くことはないけどさ。義は、いろんなジャンル
YOSIさん作 [580] -
劇団ドリームシアター(26)
美紀と美佳のいる店に久しぶりに顔を出した義則達は、守口考太にプライベートなことを、うちあけられた。 「南川さんは、うちの妻の同僚でいらしたんですね?」 「へ?同僚?」 「はい…私、守口敏美の夫で考太と申します」 「ほ、本当ですか?守口さんの…でもどうして、わかったんですか?」 「ええ…実は、敏美の職場の飲み会の写真に、あなたが映っていましたので」 「そうだったんですか…世の中狭いッスね。…でも奥さ
YOSIさん作 [563]