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その他の携帯小説に含まれる記事が2136件見つかりました。
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エルフ?
夏休み真っ最中。私は友達と遊ぶ約束をしていた。友達がエルフも連れて来てほしいと言うから、自転車のかごに乗せていざ出発。エルフはかごのすき間から足が出るらしく恐がっていた。熱い太陽の光が照り付ける中、凸凹の道を走る。『ちゃんときれいにしてよねぇー。』独り言を呟きながら坂道を上っていく。『ふぅ〜あっつい!!』坂道を上りきってフラフラしていた。道はやっぱり凸凹。『あっ!!!!』急ブレーキをかける。『エ
沙莉 さん作 [277] -
エルフ?
『さよーならー』小学1年生の始め頃の授業は、とても楽しかった。でも、家に帰るといつも一人。私の両親は近くのビニールハウスで働いている。そのため、朝7時30分から昼までは家には帰って来ない。そして、お昼ご飯を食べて1時から4時30分頃までも働いている。私が幼い時から2人ともビニールハウスで仕事をしていて、1人で留守番をしていることが多かったのだ。いつも通り学校が終わって家に直行。鍵を開けて中に入る
沙莉 さん作 [300] -
そして廊下は混んでいる。
「世の中の半分は残念でできている」駅へと向かう途中、誰かがそう言ったの思い出した。確かにそうだと思う。今朝ニュースで見た、記者会見で余計なことを言って辞任する大臣も、海で死んだ中学生もちょっと言葉を選べば大臣を辞めなくてすんだのに、ちょっと考えれば台風がきてるんだから海が危ないことぐらいわかったろうに…非常に残念である。僕の残念なこと言えば、今日英語の単語テストがあるにも関わらず、昨夜勉強をしな
羽田守 さん作 [290] -
ジョシュア〜エピソード?
ジョシュアがこの家に来た時、まだ飼い主は新婚で、ただでさえ愛が溢れる二人の真ん中で、それは幸せの象徴でした。出掛ける時は必ず車に乗せられて、あらゆる景色の中に溶け込んでいました。私が出会った時はその頃から少なくとも8年経っていて、出掛けるご主人様に変わらずしっぽを振り近寄るジョシュアは、手も差し延べられず排気ガスをかぶって目をしょぼしょぼと細めておりました。ある日。その家の小学生らしい娘が帰宅の
太陽の娘 さん作 [262] -
エルフ?
『こらー!!早く起きない!!』もう、朝っぱらからうるさいなぁ。『こら!!あんたらがエルフの散歩行くがやろ!!』んー??エルフ??…あっ!!私は跳ね起きた。隣を見るとちょこんとベッドに座っているエルフ。昨夜、妹が一緒に寝たいと言って寝室に連れ込んだのだ。かっわいいなぁ〜『沙莉!!舞!!いい加減にしなさい!!』バンッ!!『早く散歩!!』母が呆れた表情で寝室のドアを勢いよく開けた。目覚まし時計を見ると
沙莉 さん作 [278] -
適当な道
普通って…何だろう?普通に生きる。全く意味が分からない。寄り道はしたくないのか?1日が同じ 事の繰り返しに…恐怖を感じないのか?どんな普通が普通で万人に受け入れられない生き方とはなんだ?常々思うんだ。後悔と迫り来る不安の狭間で、「普通で在りたかった…」って。中年期に差し掛かろうとしている、醜い自分の年輪が疎ましくなってきた。私は「M」と名のっておくが、何処にでも居るような単なる…オッサンだ。才能
ロミヒ さん作 [239] -
心臓病の舞桜?
私と主人は舞桜を手術室の前まで見送った。舞桜は起きていて、こっちを見てにっこり微笑んでいるようだった。私は涙で舞桜の顔がハッキリ見えなくなった。今から辛い思いをするのは私ではなく舞桜だ。2人姉妹で舞桜だけ病気に産んでしまってごめんね?きっとママのせいだね。そんなことばかり考えながら舞桜を見送った。手術室に入ったのは朝10時。終わるのは5〜6時間後。その間もし舞桜の身に何かあるといけないので誰か1
ぁゃ さん作 [357] -
心臓病の舞桜?
まず麻酔は全身麻酔全身麻酔をすると赤ちゃんは呼吸ができなくなるため人工呼吸器だ。次に胸部の骨を開き心臓を開ける。そして心臓の穴を2ヶ所とも塞ぐ。そして手術の後は人工呼吸器が取れ、回復に向かうまでは集中治療室に入るらしい。心臓の穴を縫い付ける時、神経に触れてしまったらペースメーカーを入れるらしい。ペースメーカーを入れる確率は30%。この手術の危険度は2%らしい。その2%とは死亡率なのか怖くて聞くこ
ぁゃ さん作 [447] -
心臓病の舞桜?
カテーテル入院したのは舞桜が生後3ヵ月の時。舞桜はまだ赤ちゃんだったので入院中ずっと付き添いが必要なのだ。入院期間は1週間の予定。里桜は実家に預け、私が舞桜に付き添った。カテーテル検査の日眠くなる薬を入れ、眠っている間に検査をする。ただの検査だというのにすごく怖かった。不安でたまらなかった。検査は全体で2時間ぐらい。2時間後、部屋に帰ってきた舞桜の寝顔がたまらなく可愛かった。不安が一気に吹き飛ん
ぁゃ さん作 [333] -
エルフ?
犬が我が家にやって来るとなって、私達はどんな犬なのか、散歩は誰が行くのかとか、会える日をいまかいまかと楽しみにしていた。そして、ついに会う約束をした日。私達家族全員で新車に乗って、お姉さんが待っているというホームセンターまで車を走らせた。私は赤信号で止まることにいらいらするほど、ワクワクしていた。ホームセンターの駐車場に入る道から、お姉さんがピクニック用の緑色のかごのようなものを持って立っている
沙莉 さん作 [295]