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その他の携帯小説に含まれる記事が2136件見つかりました。
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CHERRY ?5
「もう、いい加減にせぇや!」そう叫んだのは団長だった。あたしたちがいつもの様にふざけていたときのことだった。静まり返る体育館。みんなキョトンとしていた。さらに団長は続けた。「俺等3年は今年で最後なんや。 もぅ二度とこの3の3のみんなと体育会 やることないんや! だから、勝ちたいんょ。最後の体育会 やからこそ勝ちたいんょ………! それに、うちらは3組やろ? 最近はずっと3組が勝っとる。やから 俺の
朝生 絆 さん作 [283] -
CHERRY ?4
今んとこ学年1位だ。いよいよ次は…応援合戦。あたしたちのブロックは最後にやる。練習はとてもきつかったょ。でもそのかわりに、あたしたちは、大切なきもちを先輩たちから教えてもらったんだ……………。練習が始まったばかりのころ。あたしたち1年生は去年までとはちがう練習に戸惑っていたんだ。小学校の時は何もかも先生達がやってくれた。ひとつ間違えると、そのつど注意したり、教えてくれたりした。けど中学校はちがう
朝生 絆 さん作 [275] -
CHERRY ?3
2004年 5月12日団旗はだいたい描き終えた。てかっ、3年生がぜんぶ描いてたょ?ゥチら1年は、2回くらい顔出して見てただけ。ほかのブロックはちゃんと1年生も色を塗ったり、線ひいたりしてたのに………なんか、小学校の時みたいに、年上の人とはしゃべったりできない感じ?あたしが生まれた街は田舎だ。コンビニ行くにも車で5分。学校への道は、両サイド田んぼだ。春には田植えを手伝う子もいる。夏は台風が来て、学
朝生 絆 さん作 [279] -
異界の住人?
「よう、白虎さん。へへ、…愛は俺に触られる方を選んだぜ。 まぁ、男らしく諦めな」「な、何言い出すのっ!」「えええーっ!!愛さん達がそんな関係だなんて……。かなりショックぅ…」「だーかーらーっ、違うっていってるでしょーっ!由紀江まで、も〜っ!」「まぁまぁ、叫ぶのはおやめなさいな。この幻界では精神(こころ)の動きが形を結びますからね」私達がいさかいを始めたとみるや、玄武のお爺ちゃんが柔和な笑顔で止め
朝倉令 さん作 [624] -
義理と本当の差
私は友達と恋人なんて下らないと思ってきた。「好きだよ」と言えば相手は凄い喜ぶ。楽勝に出来てしまう。顔立ちと愛想よく振る舞うおかげか好かれていた。人気者だったし私の友達じゃない人なんて居なかった。私にとっては義理の人達なのに。勝手に喜んでバカだ。そんな時転校生が入ってきた。私はいつものように愛想よく話し掛けた。「ねぇ私の友達にならない?」「やだ」きっぱりと断られた。ムカついた。だからそれから何度も
+サツキ+ さん作 [254] -
冴崎流武術伝
俺は飛田剣慈。Y県立劉曹高校に今年入学した15歳。小学高学年から中3までは喧嘩ばかりしてたがこれからはちゃんと学生生活を送るつもりだ。特技は冴崎流武術!!目標は世界一の男!!ピピピッピピピッ携帯のアラームがなり、剣慈は自分が稽古している道場をあとにした。今日は剣慈の高校の入学式。剣慈は、ここから俺が本格的に動き出す、と感じながら学校へと向かった。
バンビ さん作 [337] -
CHERRY ?2
教室のなかは、綺麗な空気で満ちていた。それはたぶんこの街が田舎で、あまり汚れた輩がいないからだと思う。自然たっぷりのこの街は、私達に澄んだ心をくれたから………。そんなこんなかんがえてたら、もうすぐ10時!入学式だぁ♪そぅいえば、来たときまだ半分も埋まってなかった席が、いつの間にか埋まってる。まわりは知らないひとばっか☆入学式は対して小学校と変わらず、ふつ―に終わった。…それよりも………この、静ま
朝生 絆 さん作 [292] -
CHERRY ?1
いまかんがえたら 大切だったこのまえまで 一緒に 過ごした教室…いじめられたようなことも寂しかったときも 死にたいときもたしかにあったょ でもそれより 楽しかったとき うれしかったとき 幸せだったときの方が ぜったい100万倍以上あった 特別な日々……あたしはこのまえ 中学校を3年間 過ごした場所を 卒業したこれはその大事な大事な時間をもとにあたしが いま 綴ることのできる絆の物語です20
朝生 絆 さん作 [383] -
目?
中野さんは、公園内にある噴水の水をペットボトルに入れ「その生き物」に差し出した。ありがたや、ありがたや………と、しゃがれた声でお礼を言われると何だかおじいちゃんと話してるみたいで嬉しかった。水を飲み干したら、お礼をせんとな……と言って中野さんに「目か耳か鼻か…どれがいい?」「え?」中野さんは、私は話が理解出来るような頭が欲しい、と言ってみた。ふむ……「じゃあ目をあげよう。みんなには秘密にしなきゃ
ちか さん作 [295] -
プログレス
人は異なる存在を忌み嫌い、その存在を否定する━━━自分達よりも下等な者を平気で罵り、嘲笑い、平気で遠ざけるしかし、それはこのセカイのルール誰も……何人もこのルールからは逃げられない人である限り……笑い声が聞こえる『何故笑う?』僕を囲む、白い眼『やめろ、やめてくれ、そんな眼で僕を見るな!』だが、声は届かないあれ?何故僕は地を這っているんだ?『ぅぐっ!』背中に刺さる、衝撃『ぐぁっ!?ぁあ!』それに続
蒼 さん作 [225]