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その他の携帯小説に含まれる記事が2136件見つかりました。

  • 凛の光 [春]

    「おい、健介!喧嘩だってよ。 見にいかねェ?」「何ィ〜?それ賛成ーっ!俺も参加するかな」この種の『イベント』が大好きな明石健介は、悪友の木島聡の誘いに即座に反応した。「おほーっ、やってるやってる。 おバカ共が」「アハハ、見せ物になってやんのあいつら」野次馬が集まっているのも目に入らない様で、体格のいい男たちが派手にガチンコの勝負をしている。その時健介は、騒ぎの中、一人ベンチに腰掛けていた女の子が
    朝倉令 さん作 [672]
  • 一陣の風 〜 結

    「あ…… 痛ゥ…」「あら良かった、意識が戻ったみたいね」「……ここは?」俯せに寝かされていた木村猛は、誰かの優しい手が患部の辺りを冷やしてくれていたのに気付き、目覚めていた。「……そうだ!まだ勝負は終わっちゃいない!!」ガバッと跳ね起きた猛は、直後に猛烈なめまいを覚え再びへたり込んでしまう。「いやぁ、どうもお手数かけました。 ……それにしても、本当にそっくりですよね。凛さんの事、涼と間違えてド突
    朝倉令 さん作 [664]
  • 一陣の風 〜 転

    「セイヤアァッ!!」木村猛の気合いのこもった掛け声が、道場の板壁に反響してビリビリと震わせる。「うふふっ、…元気がよろしい事。 そのうち声も出せなくなるけどね♪」そう言ってペロッと舌を出した城崎涼は、猛の右方向へとゆるやかな旋回を始めた。(この動きは?……そうか、アレだ)「太極拳……か。 悪いけどウチの道場でも稽古に取り入れてるんだ。 中国四千年の秘伝も俺には通用しないよ」「お生憎さま。 これは
    朝倉令 さん作 [605]
  • 一陣の風 〜 承

    「あ、涼お嬢様、お帰りなさいませーっ!」城崎涼に導かれて着いたのは、武家屋敷のように厳しい(いかめしい)門構えの広壮な屋敷であった。涼と同じ様な道着を着た屈強の男たちに一斉に頭を下げられ、木村猛は少々気後れしてしまう。「お、おい…… 何だよこのドでかい家は。 お嬢様って?……」「気にしない気にしない。家ばかり大きくても住んでる人間はどうって事ないからね♪」そう軽く言ってのけた涼は 『ここが道場だ
    朝倉令 さん作 [587]
  • 一陣の風 〜 起

    「一本〜っ! それまで」主審の声が高らかに試合の終わりを告げる。一拍置いた後で、観衆のどよめきが会場を震わせていた。「猛、やったな!」「木村、おめでとう!」「おめーなら遣り遂げると信じてたさ!イヤッホーッ!」「先輩!…尊敬します!」同じ道場の師範や仲間達の荒っぽい祝福にもみくちゃにされながら、木村猛は日本一になった感慨を噛みしめていた。フルコン系空手の全国大会に向け、ひたすら稽古に明け暮れた日々
    朝倉令 さん作 [1,059]
  • あたしのペット

    偶然にもその「ココア」を買った所は「ブゥ」と血の繋がっているかも知れない犬がいるところだった。そして四ヶ月がたった。ある日帯広に遊びに行った。お母さんと妹を残して。その日のうちにカッシュが車に引かれた。そしてそれを聞いたのは帯広に向かっている最中だった。四時頃帰ることになり家に着いた頃にはもう「カッシュ」はこの世にはいなかった。お母さんによると私達に似た姿の人達めがけて走って行き車にはねられ急い
    躬鯊熙(ミサキ) さん作 [516]
  • あたしのペット

    今回は「カッシュ」の事をお話します。前回私のペットでお話したそのあとからお話しようと思います。ブゥの死後の出来事ある日出掛けたついでにブルドックの子がいると言う所に行った。三匹いてその中の一匹をチャンピオン犬にするために買った。名前は「ココア」何故この名前になったかは知らない笑
    躬鯊熙(ミサキ) さん作 [472]
  • 長編ミステリー

    俺の手元にある一枚のメモ用紙…そこには謎めいた番号が…電話番号だろうか?どこで入手したのか…見覚えがあるようにも思うし、ないようにも思う......捨てれば済む話なのだが好奇心を抑える事の出来なかった俺の手は既にその番号に電話してしまっていた…それが…俺の冒険の始まりだった。おかけになった電話番号は現在、使われておりません。(完)
    ハバラ さん作 [558]
  • 私のペット?

    そして翌年の7月私の妹が産まれた。夏休みが終わり学校が始まった。そしてある日皆居間にいるはずなのに誰かが階段を上っていく音がした。そして数週間後ついにこの日が来た。その日は朝から具合が悪く学校に行きたくなかった。お母さんに言っても休ませてはくれず渋々学校に言った。行く途中足に棘の生えた木が引っ掛かった。しかし気にもとめなかった。学校から帰るとブゥが玄関で寝ていた。お母さんに『何でこんなとこで「ブ
    躬鯊熙(ミサキ) さん作 [496]
  • 私のペット

    この話は本当にあった話です。私の家にブルドックが来た。名前は「ブゥ」初めて我が家に来た犬だった。この犬を買う時私は1番嫌がった。どうせ飼うなら柴犬やラブラドールなどの犬が良かったからだ。「ブゥ」を買った理由はこの「ブゥ」は他のどんな犬よりも愛嬌があったからだった。名前は私がイヤミのつもりで『ブーブー煩いからブゥでいいんじゃない?』と言ったところ本当にその名前になってしまったのだった。気が付くと私
    躬鯊熙(ミサキ) さん作 [551]
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