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その他の携帯小説に含まれる記事が2136件見つかりました。
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WOLFMAN-ウルフマン-
序章夜の街に響く車のエンジン音や複数の若者の声。僕は、この街が嫌いである。毎日の様に繰り返される殺人、強盗、その他の様々な事件に嫌気が差す。何故こんな街になってしまったのだろう・・。こうやって一人愚痴をこぼすだけで僕に何かできる訳ではない。嫌、正確にはできなかった。そうあの日、あんな事が起きるまでは・・。
話し屋 さん作 [495] -
神龍湖
先生は、耳を疑った。目を白黒させて、明らかに混乱していた。先生は、混乱が落ち着くと、口を開いた。 「克君、これからどうするの?」 ボクは、素直に答えた。 「ボクはお母さんとお父さんを探さなくちゃ、って思ってる」 「学校はどうするの?」 ボクは、ちょっと考えてから、答えた。 「ボクは、子供だから、お金を持ってない。だ
夢見大 さん作 [539] -
神龍湖
ボクは、何日か泣いた。でも、泣いてもお母さんもお父さんも帰ってこなかった。泣いている間は、学校も行かず、ご飯も食べていなかった。心配した小学校の先生が家に来た。「克君、学校に来ないで、どうしたの?ご飯も食べてないようだけど、どこか悪いの?お母さんか、お父さんは?」 ボクは、答えなかった。 先生は、さらにこう言った。
夢見大 さん作 [530] -
神龍湖
ボクのお母さんとお父さんは、家で画家として働いていた。お父さんが絵を描くほうで、お母さんがそのアシスタントとして働いていた。 お母さんがボクを産んだ日は、春一番が吹き荒れる日だったらしい。 ボクが小学校に入る時、お父さんは、ボクをおんぶして入学式の会場に行った。 こんな、幸せが続くのは、ボクが小四になるときまでだった。ボクは、学校から帰ってくると、まず最初に、お母さんとお父さんがいる、アトリ
夢見大 さん作 [519] -
神龍湖
この話は、ボクが子供の頃の、お話… ボクは、今日も朝の七時から起きだし、バアちゃんの家の近くにある神龍湖に、探険しに行った。神龍湖には、夜になると綺麗な女の人が現れるという、伝説がある。この伝説は、ボクがバアちゃんの家に住むようになってから、バアちゃんから聞いた話だ。 ボクが、バアちゃんの家に、住むようになったのは、一ヵ月ほど前
夢見大 さん作 [567] -
光の道筋(悪行2)
家に戻ると、母は自分の部屋に閉じ籠り一歩も部屋から出てこなかった。私は、一方に侵入した仲間に連絡し、皆に何度も謝り続けた。絶対に仲間に責められ、私に復讐してくると思ってた。だが仲間達は違ってた。私を責める事も無く、私を慰めてくれた。私はこの仲間達を守る事を心に決めた。そして私は逃走の計画を話した。計画は簡単な事だ。この島から朝一番の船で逃げ出し、別の島へ行くという計画だ。食糧はデパートから盗んだ
光 さん作 [546] -
光の道筋(悪行)
父が姿を消して3年が経ち私は悪さばかりを繰り返して、14歳になっていた。万引きに始まり、酒、タバコ、そして窃盗、恐喝、傷害、どんどん悪さはエスカレートするばかり。学校、警察に母が呼ばれる事が多くなってきた。そんな時私は大事件を起こしてしまった。 夜中デパートに侵入し物を盗み、学校等で盗んだ物友達に配っていた。心に罪悪感は無く、悪さを繰り返す日々だった。だがそんなある日、今まで侵入していたデパー
光 さん作 [525] -
光の道筋
私達家族は普通の生活をしていた。周りの人と何も変わらない生活だ。ただ1つ違うのは、父親の暴力だった。父が酒を飲んで夜遅く帰ってくると、必ずと言っていいほど父の暴力が襲いかかる。父は子供には暴力は振るわないが、全て母に襲いかかる。 いつも父の暴力で母が苦しく泣き叫ぶ声で目覚めてた。目を開くと、目の前には地獄のような世界で、鬼が地上に降りてきて暴れ回っているようにしか見えなかった。父は
光 さん作 [519] -
光の道筋
私が生まれたこの小さな島国は第2次世界大戦後、一時期他国に占領されていたが、50年前に復国して、今は観光都市として有名な島国である。国民も陽気で団結力がどの国よりもあり、仲間への思いやりが強い国である。その反対に他国に対する警戒心が強い国でもある。
光 さん作 [524] -
光の道筋
1982年10月小さな島で一人の男の子が産まれた。その子の父親は普段は自衛隊に勤めてるせいか、優しく正義感の強い男である。だが、酒を飲んで帰ると、人が変わったかのように暴力を振るう男でもある。母は小柄だが、気は強くどんな事にも屈しない強い女である。そんな二人から産まれたその子が光。この物語の主人公である。そう、この物語は私、作者光の生い立ちであり、私の経験を物語にしています。
光 さん作 [508]