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その他の携帯小説に含まれる記事が2136件見つかりました。

 
  • いつもの場所で69

    「義さん、もう出会って、長くなったね…」 「うん、俺もこの地で君と出会って、こんなに長く、こうして話せることは、すごく感謝してるよ。…きっと誰かが与えてくれた奇跡かもしれないなあ〜」 「奇跡?」 「うん…まあ、お前が言うなよ!って突っ込まれるかもしれないけどさ」 「ううん!そんなことないよ。私は、あのカフェにいて、義さんや哲さんに出会ったんだもん。きっとこの出会いは、見えない誰かの力が導いてく
    YOSI さん作 [528]
  • いつもの場所で68

    麻由との最後の、お店でのやりとりを終えた哲彦は、麻由と昼食を取っていた。 「ごめんね。最後の出勤日もいてもらって…」 「いや、でもこれからは、自分の進むべき道に向かって、頑張ってね」 「うん…。でも哲さんこれからも会ってくれるよね?」 「もちろん!ただ、そっちの都合もあるから、なるべく早く予定を教えてくれたら、調整するし、いつでもこっちに来るよ」 「本当?…ありがとう」 「いや、こちらこそ、こ
    YOSI さん作 [452]
  • いつもの場所で67

    3月、久しぶりに由美と再会した義人は、由美の表情が曇っていることに気づいた。 「どうしたの?」 「うん…あのね。やっぱり店閉めることになったんだ。…頑張ってきたけど。やっぱり、両親の体のこともあるし、私、スーパーで、アルバイトすることになったの…」 「そうか…でも大変だね」 「うん…。だから両親には、しばらく休んでもらうと思う」 「そうか…残念だよね。あの店の味を目当てに来てた人もいるしね。…
    YOSI さん作 [470]
  • 幸せ

    『ねぇ、おじちゃんは何でそんなにやさしいの?』小さな女の子がききました。おじちゃんは答えます。『昔ばなしをしてあげよう。』1つ以外は普通の家族がありました。お父さんとお母さんと僕と犬、たまに猫も遊びに来てた。みんな仲良し、犬と猫も。僕が家より大きな事以外は、普通の。家は森の奥深くにあった。家族以外はだれもいない。僕は幸せだった。お父さんとお母さんが天国へいってしまうまでは。僕はどうしたらいいか解
    yocchi さん作 [533]
  • いつもの場所で66

    哲彦が、いつも通り、文子と昼食を取っていると、いつになく思いつめた表情をしている文子に気づいた。 「どうしたの?」 「え?」 哲彦の問いに、少し考えごとをしていた文子は、曇った顔で切り出した。 「あのね…」 「うん」 「父が体こわして、父の実家に帰ることになったの…私も会社辞めてね…ついていくことにしたの…やっぱり、ここまで私を育ててくれたし、長く生きていてほしいから…」 「そうか…行くなとは
    YOSI さん作 [474]
  • とある森の熊さん討伐娘

    ある日森を歩いているとなんともかわいらしい熊さんが現れました。熊さんは実にかわいらしいつぶらな瞳で私を睨み実にキレイな爪をたて私に向かってスキップしてきました。まぁ、なんてかわいらしいのでしょう。でもこのままだと私は肉片にされちゃうわ。私は熊さんと逆方向に走りだしたの。熊さんは当然追ってきた。逃げる私。追いかけっこみたい。うふふ。私は楽しかったけど熊さんは飽きちゃったみたい。キレイな爪をたてて私
    シェバ さん作 [852]
  • 死んだらどうなるの?

    時々、死ぬとどうなるんだろ?って思って周りに聞いてみてしまう。そして「死んでみれば?」と言われる。 まぁ…百聞は一見にしかずだけん…そういう事じゃないんだよね。 俺は中学生の時、二人の友達を亡くしている。二人とも、スゲェー悪だったけどスゲェー友達想いの二人だった。 二人ともバイク事故で逝ってしまった。ヘドが出るくらい泣いたのを今でも覚える。 今でも、時々泣きたくなる。特に命日の時かな。そんな時に
    餓鬼 さん作 [634]
  • 巡り

    ふと気がつくと、僕は空から降っていた。僕が『雨』だって?いいえ『僕』は『人』です。きのう、海で遠くまで流されて、ぽちょんと沈んだ。ずっとずっと深くまで沈みながら、海が空に見えて、そのまま寝てしまった。ふと気がつくと、僕は空から降っていた。もちろん下は海だからまた海が空になって空が下になって空に降っての繰り返し。繰り返して気づいたことがある。今まで習った事も、考えてた事も、全て『ウソ』だって。自分
    yocchi さん作 [513]
  • 宝物

    ここは森の中にある、キレイな湖。誰かが近くにあるおっきな木を、魔法で柔らかくしてポコポコ叩いています。『ないないな〜い。』それはチビの魔女。すると、大きな木がたまらず言いました。『宝はノッポの魔女が持ってるよ。』誰かが湖の中にある花を、魔法で息をしながら踏んづけています。『もうもうも〜う。』それはノッポの魔女。たまらず花が言いました。『宝はプックリの魔女が持ってるよ。』誰かが大きな岩を、魔法でク
    yocchi さん作 [636]
  • いつもの場所で65

    『義人さん、お久しぶりです。お元気ですか?多分3月に、こちらに来ますよね?…実は、今月いっぱいで辞める予定です。突然ですけど…妹の体調が良くなくて、夜働くことが困難になりました…前にも話しましたよね? パジャマ姿の入院中の妹の写真と一緒に。母も年なので、しょうがないんですけどね…。この数年間、指名客もいなかった私を、遠くから会いにきてくれて、本当に感謝してます…私は、麻由さんとは事情が違うの
    YOSI さん作 [454]
 
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