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その他の携帯小説に含まれる記事が2136件見つかりました。

 
  • いつもの場所で38

    哲彦の指定した場所で、待ち合わせをしていた義人は、かすみの顔を見て驚いた。 「こんばんは」 「こんばんは…え…と君は確か哲彦の…知り合いだよね?えっと…かすみさんだったかな?」 「はい…遠藤かすみって言います。」 「もしかして、俺らが入った、カフェの…」 「そうです。」 「ああ…はじめまして。多分、哲との会話のなかに出てきてるかわからないけど、南山義人って言います。確か、東京は、初めてとか…」
    YOSI さん作 [467]
  • シリーズA-04『爆撃開始』

    「上空に敵機…!」 その通信と共に今度は空に巨大な火の玉が出現した。B52隊がやられたのだ。彼のうしろには懸命についてくる部下たちがみえた。 「アーノルド、そちらはどうだ」 「ぴんぴんしてます」 「よし、約束だ。爆撃後に大空で会おう」 「はっ」 「降下、爆撃態勢に移行」 爆撃隊は一斉に、敵の航空基地目掛けて降下した。 「カイエン隊、爆撃進路に乗った」 「B52、爆弾倉解放準備中」 「またやられ
    やく さん作 [376]
  • シリーズA-03『敵機発見』

    飛行をはじめて15分がたったときのことであった。突然B52隊から無線連絡が入った。既に編隊は国境をこえていたのだ。 「迎撃機影発見!」 全戦闘機は攻撃態勢にはいった。 カイエン機も機体を翻して敵機に狙いを定めた。 「操縦不能!」と痛ましい叫び声がヘッドホンから聞こえる。すでに前方には両機が入り乱れた乱戦が展開されていた。数は勝っていた。だが、眼下には彼らを捕捉した対空ミサイル基地群が広が
    やく さん作 [372]
  • シリーズA-02『迎撃機影』

    ライジングサン作戦当日。カイエン空尉は出撃の途についていた。作戦に参加する航空機は基地に集結し、離陸をまっていた。そして、ついに、全機に連絡が入った。 「全機に告ぐ。作戦行程に従って離陸せよ」 護衛の戦闘機が離陸を初め耳をつんざくような爆音が轟く。建物の窓ガラスがビリビリと震える。それに続きカイエン空尉の編隊も離陸を開始する。 「絶対に帰ってくる」 といいながらエンジンスロットルレバーを引いた
    やく さん作 [402]
  • シリーズA-01『進攻前夜』

    1980年1月、二国の外交官は事態の最終決定についてしのぎを削っていた。二国の名はベルマールとモントリビア。 この二国は両国境上の油田と周辺の島じまの領有権を主張していたが、軍事力に勝るモントリビアは両国間の分割規定を無視し不正に占拠を続けていた。 豊富な量の原油が産出される油田の確保はベルマールにもモントリビアにも不可欠であった… 「貴国は昨年結んだ分割規定を無視していますが、それについては
    やく さん作 [432]
  • チンゲンサイ。<34>

    『はい。お待ちどうさま!!』店主は、俺達が注文した品をテーブルへ置くと、眠そうな目をして、次の客の対応をしていた。『ユウ。冷めないうちに食べなさい。ギョーザは、6個あるうちの1個を父さんにくれ。』『そう言えば親父‥‥金、大丈夫?!さっきのタクシー代とかも、何であんの?!財布の中身全部、盗られちゃったじゃん?!』キョトンとした顔で俺の顔を見つめるユウの、その表情を見て、なぜか少し、ホッとした。まだ
    麻呂 さん作 [468]
  • チンゲンサイ。<33>

    『お客さん。そこのラーメン屋は、遅くまでやってるから、僕らの仲間内でも、ファンが結構いるんですよ。いやぁ、こんな時間に親子で行かれるなんて、なかなか粋じゃないですか。』饒舌な、そのタクシーの運転手は、店に着くまでの間、ほぼ1人で話していた。普段は無口で口下手な俺にとって、少々、わずらわしく感じたが、ガラの悪い若者達に絡まれ、疲れ切っていたのと、ユウの素直な心を、久しぶりに見れた事もあり、今夜だけ
    麻呂 さん作 [698]
  • いつもの場所で37

    義人とかすみの顔合わせの日、仕事終わりの哲彦の携帯が鳴った。 麻由からである。 「今話せる?」 「もちろん。もう仕事終わって、家に帰ってきてるよ」 「ごめんね。何してるのかなあって思って…迷惑だったかな?」 「そんなわけないだろ。迷惑だなんて思わないよ。こんな…こんなおじさんに好意もってもらえるだけでもありがたいんだからさ。俺にはそんな遠慮いらないよ」 「ほんとに?」 「ああ」 麻由は、不安を
    YOSI さん作 [426]
  • 魔界拳銃と彩

    春休みが終わり西口彩は幼なじみの佐々木春菜と近藤高広と一緒に高校の入学式に向かっていた。暖かい春の風が優しく吹いていた。まさかこの風が最悪の高校生活を運ぶ風だとはこの時は夢にも思ってなかった。彩はこの高校に2位で入ったいわゆるエリートだ。でも彩はこのことに満足を覚えたことはない。なぜなら、いつも1位は春菜だからだ。常日頃彩は考えている「春菜なんて死ねばいい」と。ただ彩は殺すわけにはいかない。一応
    突然覚醒 さん作 [345]
  • ヒマワリ

    ある朝。いつもと変わらない。太陽が東からあがってお月様は西へいなくなる。そんないつもと変わらない日。ある女の子が一面菜の花の野原をゆっくり歩いていた。月本鈴嘉。別に新学期でもないし、何か特別なことがあるわけでもない。でも、昨日。。。『別に友達になる気ないし』友達に言われた言葉。友達といってもこっちがかってに思ってただけらしい。「はー」鈴嘉はすごい大きな溜め息をついた。『鈴嘉はこっちからみてると仲
    由佳 さん作 [390]
 
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