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その他の携帯小説に含まれる記事が2136件見つかりました。

 
  • ネットを間に5

    レッドサンダーズから練習試合の申込みがあったのは、それから1か月後の事だった。 もちろんその目的を理解した監督は、連日瀬戸と石川のコンビ完成を急がせていた。 晴れた日の昼食後、和田がチームメイトの山下とテラスでお茶を飲んでいると、目の前の廊下を瀬戸が何人かの男女と連れだって食堂へ入って行くのが見えた。 誰かの言葉に大ウケしているところをみると職場ではうまくいってるらしい。「…と
    V2副会長 さん作 [435]
  • チンゲンサイ。<28>

    『オヤジ‥‥俺、もう限界‥走れねぇよ‥‥‥。』『ユウ!!弱音を吐くな!!父さんの“握りっぺ攻撃”には強い破壊力がある。家を出て来る時に食ったカレーの中に、ニンニクをうんと入れてもらったからな。』アリイン中毒の俺にとって、ニンニクは大好物であった。そのニンニクを食った後の屁の臭いは格別だ。恐らく、俺の通常の屁の臭いよりも、数十倍はキツかっただろう。『急げ!!ユウ!!』もがき苦しんでいるリーダー格の
    麻呂 さん作 [529]
  • ネットを間に4

    すみませんm(_ _)m ネットの間から 1 ネットの間に 2 ネットを間に… 3 と、続きます。よろしくお願いします。 なぜだか無性に腹が立ってきた和田は、いい事を思いつきネットの中央に立った。瀬戸はのんきにボールをついている。「…瀬戸、適当でいいんだろ?」うなずいた瀬戸からボールが放たれた。それは書いてある字まで読めそうな静止画の中に落ちてきた。 予想外のうま
    V2副会長 さん作 [429]
  • ネットを間に…

    練習後、瀬戸は一人熱心にストレッチをしていた。「手伝うよ」忘れているだろうと思いつつ声をかけたが、瀬戸は素早く立ち上がり会釈と共に手を差し出してきた。「お久しぶりです」 「…覚えてた?」 「もちろんです」 瀬戸はこちらを変わらず先輩として立ててくれるつもりらしい。「ところでさっきの挨拶もっと当たり障りないのなかったのかい?」「?あぁ、前移籍してきた奴の真似です。かっこ
    V2副会長 さん作 [531]
  • ネットの間に2

    瀬戸聡が石黒コーチに促され深くお辞儀した。「はじめまして、瀬戸聡です。ここには自分の力を試したくてやってきました。」 皮肉としか思えない。ざわつく同僚達の後ろで和田は目を覆った。「ブルーウィングスの初優勝目指してがんばります!」「よしっ期待を裏切るなよ!」水野監督が顔を真っ赤にして瀬戸の肩をたたくと瀬戸も気合いを込めてうなずいていた。
    V2副会長 さん作 [490]
  • ネットの間から…

    その日、事務室へ行くと数人の同僚の間から久慈さんがそっと手招いてきた。 「お願いがあるんだけ どさ、…」 「なんでしょう?」 隅にある長テーブルを挟んで腰掛けると、久慈はぺらぺらと資料をめくりだした。 「来月初めに瀬戸がくるのは知ってるよな?」 「はぁ…皆、首になるのは誰だで賭けてます」 「パニクってばかりもいられない。瀬戸は和田の後輩だったな?」 「
    V2副会長 さん作 [502]
  • 角砂糖通信・皆様へ

    皆様、お久しぶりです。「角砂糖が溶けていくように」を掲載させていただいております、紗弥佳です。ご無沙汰してしまったのは、小説家になる以外のもう一つの夢、女優・タレントになるという夢に挑戦していました。そして昨日、所属プロダクションが決まりスタートラインに立てました。椿 紗弥佳、と言う芸名で活動をこれからしていきますので宜しく御願い致します。小説も、またしばらくはバタバタして書けそうに有りませんが
    紗弥佳 さん作 [642]
  • いつもの場所で 23

    麻由と哲彦は、東京駅で待ち合わせをした。 「久しぶり!元気だった?」 「ああ。研修で、こっち来てるんだろ?いいの?貴重な休みの日を。」 「うん。実習とかあるけどね。それに、せっかくこっちに来たから会いたかったんだもん」 哲彦にとっては嬉しいことだが、本来一客の立場の自分と、こうして会いたいとゆう真意がわかりかねていた。 クラブにいる間は、自分の客として固定させておきたいとゆうのであれば、割り切
    YOSI さん作 [474]
  • 心の歌

    《朝に挨拶するだけ》《あなたに会えるのは》《僅かな時間だけど》《私には大切な瞬間》…ごめんなさい喉の調子が悪いみたい昨年、彼氏とケンカしてイライラが続いてるの。顔を見るのは、職場でもイヤつい、今のも殺意を込めて歌ってしまったわ。今朝の、彼の顔を思い出したから…
    VISIA さん作 [721]
  • 童話

    「お姉ちゃん、ここ間違えてない?」「どこ?」「白い三角木馬に乗った王子様が…って辺り」「そこは、それでいいのよ。ふふん」「…お姉ちゃん、悪趣味だね」「有難う。」「因みに、コレなんて話なの?」「死羅行姫。」「…お姉ちゃん、悪趣味だね」「ふふん、お母さん程じゃないわよ…」
    VISIA さん作 [615]
 
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