トップページ >> その他の一覧
その他の携帯小説に含まれる記事が2136件見つかりました。
-
高校数学ブルース2014
高校数学、意外にというか予想通りというか、むちゃくちゃ難しい。 まぁ面白いちゃあ面白いが、わからんとマジ地獄。 生徒もよくやっとるわ。生徒の気持ちがよくわかる……。 なぜ引き受けてしまったのだろう。オレのバカバカバカ! まあ、生徒がいいやつだからね。つい引き受けてしまったが、大変過ぎる。 まだ序盤だぞ。すでにひいひい言ってる。先行き不安。 とはいえ、すでに船は港を出てしまっている。逃げようがない
ごはんライスさん作 [598] -
どこへ向かう。
アルバイトは低賃金。がんばってもがんばっても貧困に苦しむ。じゃあ、がんばらない方がいいのか。そういうわけにはいかない。がんばらなかったら、お客様が困る。何かミスをやらかす。一体どうすればいいのか。がんばらないのもダメ。賃上げなし、社会保障なし。低賃金なら仕事を楽にさせてほしいし、仕事しんどいなら賃上げしてほしい。困った……。とはいえ、オレには小説がある。小説は少しの資本で、莫大な感動を得ることがで
ごはんライスさん作 [492] -
屋根なんかない
空を飛ぶ。どこまでも飛ぶ。オレはヘリコプターを運転している。 といってもまだローンを支払えていない。オレはアルバイトである。アルバイトは低賃金なのである。早くプロ作家になりたいなあと思う。 家の屋上にヘリコプターをとめた。 書斎に入り、小説を書き始める。 梨花ちゃんから電話がある。「先生。因数分解がわかんないよ〜」 オレは丁寧に説明する。正直、家でまでアルバイトの続きをしたくないが、生徒かわいさ
ごはんライスさん作 [513] -
切ない日々
「梨花ちゃん……」「なあに先生」「い、いや。何でもない」 五万円あげるから援助交際しないかと言おうとしたが、やめる。オレはアルバイトとはいえ、講師である。そんなバカなことを言ってちゃ情けない。 とはいえ、アルバイトはホントに低賃金である。貧困にまみれ、つい反社会的なことを考えてしまう。 犯罪に走らないのは、プロ作家になるという夢があるからだ。 てか、よく考えたら、アルバイトが五万も支払ったら餓死す
ごはんライスさん作 [571] -
順列
四月から高校生を担当することになり四苦八苦。恐るべし高校数学。今、順列と組合せをしとるが難しい難しい。まあ面白いちゃあ面白いですけど、難しいです。とはいえ、嘆いていても始まらない。できることからコツコツと。歩けないのに走る練習しても意味がない。まずは歩く練習を。これは小説にも言えると思う。すげえ小説を書くには、書く基本を押さえねばならぬ。基本的なとこがなってないのに、すげえ小説書こうとしたって書け
ごはんライスさん作 [487] -
12時には寝る。
朝早いから12時には寝る。それまで書いて読む。踏切の前に立つ。アルバイトはあまりに低所得、あまりに重労働。もういやになってしまった。女にもふられた。オレがアルバイトだからだ。神様の声が聞こえる。「お前はプロ作家になるんじゃなかったのか。死んだらなれないぞ」「もうムリです。疲れました」「なにい」「さようなら神様。今まで励ましてくれてThank you」「ま、待てい!」電車が来た。誰かが腕を引っ張る。
ごはんライスさん作 [525] -
アルバイトはもういやだ
アルバイトはもういやだ。がんばってもがんばっても低賃金。だんだん心と身体が壊れてくる。自殺や通り魔のことばかり考えてしまう。とはいえ、正社員やプロ作家になるのは難しい。八方塞がりである。オレは踏切の前に立った。電車が通り過ぎる。次の電車も通り過ぎる。人間、簡単には死ねない。死ぬとどこに行くんだ。天国か地獄か。虚無か。地獄はやだなあ。天国も退屈そうだ。虚無は怖い。オレは歩く。考えながら歩く。トラック
ごはんライスさん作 [501] -
ビートルズ
オレは外務省に勤務している。といっても外交官じゃない。清掃のアルバイトである。「たけしくん!きちんと磨きなさい!」「ふぁ〜い」 ベテラン清掃員のよしえさんに怒られる毎日。 今日もくたくたになって、居酒屋「はっちゃん」へ行く。ビールと枝豆。最高である。癒える。よしえさんの悪口を大将に聞いてもらったり。 そして、ぼんやり、小説のことを考える。アルバイトを脱出してプロ作家になるのが、オレの夢だ。仕事で
ごはんライスさん作 [503] -
ヘリコプター
ヘリコプターを運転してると、いやなことがいろいろ忘れられる。アルバイトは低賃金で重労働である。たまに陰鬱過ぎて死にたくなる。しかし、ヘリコプターがあるから何とか生きていられる。「ああ。気分いいなあ。このままアメリカにでも行ってしまいたいなあ」しかし、ガソリンがあまりない。アルバイトだから低賃金過ぎて、こうなってしまう。アルバイトはくそだ。「はやく正社員になりたいなあ」正社員になれば、ヘリコプターの
ごはんライスさん作 [513] -
陰鬱だけど
アルバイトは陰鬱である。働いても働いても低賃金過ぎて結婚できない。だけど小説を書いてるので、それほど悲観してない。小説は当たるとでかい。 オレはストレスがたまるとヘリコプターに乗る。ヘリコプターに乗ってると、いろいろいやなことが忘れられる。 華子も乗ってる。「たけちゃん。アメリカに行こうよ。アメリカのディズニーワールド」「ガソリンがないよ」 牛丼屋の駐車場にヘリコプターをとめた。「牛丼並盛りで」
ごはんライスさん作 [528]