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その他の携帯小説に含まれる記事が2136件見つかりました。

 
  • さすらおーっ

    もうアルバイトはいやである。あまりに低賃金。あまりに重労働。ろくなことない。プロ作家になりたい。らくだし、お金がたくさんもらえる。「そんな甘い世界じゃねえよ」そう?じゃああなたは書くのが楽しくないんですか。「楽しいよ」印税を少ししかもらえないのですか。「たくさんもらえるよ」じゃあ、らくじゃないですか。「らくではないんだなあ」そうなんですか。具体的に言うと?「そうだねえ。おっと妻と約束の時間だ。また
    ごはんライスさん作 [471]
  • 死ぬことはそんなに悪いことなのか

    死ぬことはそんなに悪いことなのか。高齢社会となり、生きることがなにより大事という価値観が世に蔓延してるが、果たして本当にそうなのか。例えば、死ぬということがなかったらどうだろう。人間、一生懸命生きようとするだろうか。いつかは死ぬ。だから、人間は一生懸命生きようと精一杯生きようとするのではないだろうか。だとしたら、死ぬということもなかなか大したものだ。いいことだとまでは言わないが、死がなければ、ドラ
    ごはんライスさん作 [499]
  • 色々番外編1

    色々番外編1「平成二十六年・・・」京助は溜め息をつく「久しぶりの登場ね」影香は髪をとかしながら話す。「三年も放置だからね・・・」麻以が床下から現れた「何処から出て来るんだよ」京助は麻以に突っ込みを入れる「文字数の都合でまた次回」と言ってかわされた
    猫空さん作 [516]
  • 文学について

    文学は人を不幸にするのか幸せにするのか。難しいところである。文学を夜遅くまで読んで翌日職場でふらふらになったら不幸だといえるし、文学を読んでハッピーになって翌日仕事の調子がよくなったとしたら幸せだといえる。二義性がある。両義性が。文学は不思議なやつである。あってもなくてもいい存在なのに、あると人生が豊かになる。不思議だ。文学は、日々変化する。当たり前である。毎日、誰かが新作を出してるから。過去作に
    ごはんライスさん作 [509]
  • OK希望があれば

    陰鬱が二倍三倍四倍と高速回転して爆発する。街じゅうに陰鬱が漂う。陰鬱が広がる。灰色だ。気持ちが悪い。げろを吐きそうだ。あまりに犯罪が多い世の中だ。暗い世の中だ。何もかもがいやんなっちまった。放り投げたい。投げ飛ばしたい。仕事の帰り道。政治家のポスターを見ると殴りたくなる。政治家があまりににこやかで。オレがあまりに低所得で。殴りたくなる。安倍政権は結局大企業の社員にだけ優しい。オレたち中小の非正規に
    ごはんライスさん作 [498]
  • 陰鬱を突き抜けろ

    陰鬱が加速して、パイナップルが爆発する。暗い暗い時代の幕開けだ。見えぬ明日。癒えぬスタマック。だけど進め。進んで進んで進み抜け。転がせ。回転しろ。二倍三倍と希望を加速させろ。夜明けは近い。信じろ。信じることが大事だ。信二郎。わかるな。いつかきっと仕事量が減る。いつかきっと賃金が上がる。燃えろ。炎のように燃えろ。燃やせ。命を燃やせ。駆け抜けろ。時代を駆け抜けろ。陰鬱はさらに、これでもかこれでもかと加
    ごはんライスさん作 [507]
  • 陰鬱を吹き飛ばせ

    松田はついに正社員になった。今まで長くアルバイトだった。作家を目指していたのだ。しかし落選落選落選の連続。小説をキッパリあきらめ、社員面接を受けたら合格したってわけだ。しかし、新たな地獄が始まった。同僚(正社員)がアルバイトをいじめてる。松田はアルバイト経験が長かったから許せなかった。しかし、社員経験が浅いので強いことは言えない。仕方ないので、アルバイトを誘い、同僚の家まで行き、毎日ピンポンダッシ
    ごはんライスさん作 [516]
  • 総合的パイナップルの回転式慕情

     陰鬱な朝に回転した隙間。それもまた淫乱のごとし。二倍三倍と積乱雲が回転して逃げた。 走ってもまともな行方はまた風、風、風。「お前なー。いつまで二倍三倍になるのを待ってんだよ。しっつこいなー」「うるさい。四倍五倍になるまで回転するんだオレは!」「うざー」 まったくいいかげんな男である。浜辺で爆発したあと、高速道路の下で何かが光って走って逃げた。 苦しかった。低賃金だから。重労働だから。死亡届を提出
    ごはんライスさん作 [513]
  • 嗚呼、嗚呼。

     ある日、松浦たけしは困っていた。女にふられたのである。プライドがズタズタに引き裂かれていた。「もう死んでしまおうかな」 踏切の前に立つ。電車に飛び込もうとしたが、腹が鳴った。「ラーメンを食ってから死のう」 まったくいいかげんなものである。しかしまあ死ぬよりはいいか。 ラーメン屋の前に列ができていた。人気店なのだ。 たけしは並ぶのがめんどくさくて、ラーメンはあきらめた。「なに食べようかなあ」 たけ
    ごはんライスさん作 [473]
  • 松浦啓介

    松浦啓介はアルバイトだった。あまりに低賃金。貧困に苦しんでいた。そんな啓介のささやかな楽しみ。それはビデオボックスである。とかく不況のため、女子は正社員と結婚したがる。啓介らアルバイトのところにはなかなか女が回って来ない。気が狂いそうになる。だから、ビデオボックスに逃げる。ビデオボックスがなければ、きっと啓介は犯罪に走っているだろう。それほどアルバイトは過酷なのである。とはいえ、給料日前になるとビ
    ごはんライスさん作 [492]
 
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