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その他の携帯小説に含まれる記事が2136件見つかりました。
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あの日の夜?
キョウの一周忌がやってきた。お通夜やお葬式にも行けなかった…行きたく無かった… 私は永眠したキョウを見ていない。キョウの実家を訪れると丁寧な対応でキョウのお母さんが出てきた「あ!おばちゃん!」キョウの子供が私に向かって笑顔で呼び掛けてきた。「元気?!久しぶりやなぁっ また遊びにきてや」私が言うと何回も頷いて相変わらずの可愛い笑顔のまま お母さんの方へ駆け寄っていった。案内された奥の部屋にキョウは
優 さん作 [437] -
君からの手紙〜51〜
「そうですか…荒木さん的には、そうであってほしいんですね?えっ?俺ですか…そうですね。俺もそう思いますよ。 もし、『秀さん』が現れたらですか? もちろん、会いに行きます。…はい。それじゃ」 休憩中に、電話をしていた嶋野は、いつの間にか後ろにいた紀子に気づき、電話を切った。 「 『秀さん』がどうしたんですか? まさか、見つかったんですか?」 「いや…。そうじゃないみたいなんだけど…ただ…」 「た
YOSI さん作 [371] -
嫁対姑
私は、今から12年前に結婚した。主人と出会った当時は、まだ、高校を卒業し会社員になりたてでした。知り合ったきっかけは、主人の会社のアルバイトの子の紹介でした。その頃私は、付き合っている相手がいましたが、相手の人が他にも女の人がおり、私は、その彼に別れを告げたところ、急に脅しをかけて来ました。家に嫌がらせの電話や、会社での待ち伏せ、私は会社にも行けなくなり、今の主人に相談しました。すると、主人のお
嫁 さん作 [319] -
君からの手紙〜50〜
(女)「ある曲か…私も聞いてみたいなあ〜」 勇一と幸子のある曲へのこだわりに、知らず知らず、女は由美や利夫が好きだった曲に、ひかれはじめていた。 いったい、どんな曲なんだろう? (女)「あの…あなたは…あなたは、由美さんや利夫さんが好きだった曲、勇一さんや幸子さんが、たどり着こうとしている曲を知っていますか?」 (男)「…」 女の問いかけに、男は、しばし沈黙していた。 (男)「知っていますよ。
YOSI さん作 [392] -
a lie 3
そ う た そ う た? 聞いたことない。どこで会うわけ?あたしは両親がいない公園に捨てられた捨て子ですから。友達? そんなもん作っても裏切られるだけぢゃん。顔伺うの飽きた。だから作らない。彼氏? いたよ。てか「彼氏」っていう名前だけ。寂しさ紛らす道具。本気の好きとかありえないでしょ。あたし「愛」とか良くわからないし。だって見えないぢゃん。言葉だって1回言ったら消えていくでしょ?聞いた一瞬だ
ちぃ さん作 [350] -
素のままの君が好き。
“よっ!!どうした?!元気ないじゃん?!”普通だったら、そう声を掛けてあげたくなるほど、君は落ち込んでいたね。けれど、僕はあえて言わない。代わりにもっと、楽しいコトしようか?!タノシイコト――そう――君にとっての楽しいコト。それは、ひとつのゲーム。本当の自分を眠らせて、新たな人格を呼び覚ます。ねぇ、本当にそれが君にとっての楽園なの?!ふとした瞬間に見せる素の笑顔。ねぇ、本当はそれが君の本当の姿な
麻呂 さん作 [655] -
(仮)消えた男…陰の薄い恋…30-2
臨(リン)「えっ!?」安野 丈 は臨(リン)の直ぐ後ろに居た。女神「ウフフ。臨(リン)もバカね。さっき私が 丈 を少し再生しておいたのよ。」臨(リン)「そ、そんな…。」丈「砂になりな!」と言って安野 丈 は臨(リン)に触れようとした!その時、パァーンと銃声がした。轟刑部が安野 丈 を撃ったのだ。安野 丈 は前のめりに倒れながら水のカッターを轟刑部に向けて放った。その水のカッターは今までのとは違い
月の狼 さん作 [318] -
(仮)消えた男…陰の薄い恋…30
2.最後の戦い女神「 丈 !大丈夫?こんなにボロボロになって…でも、もう少し頑張って!後で私がシッカリ手当てしてあげるから。ねっ。」丈「大丈夫だよ。今、アイツ等を片付けるから。」女神「臨(りん)は真空を使うから気をつけて。」丈「分かった。」女神「私がアイツ等に幻想を見せるから、その間にね。」安野 丈 はフラフラと立ち上がりながら臨(リン)と轟刑部に向けて水のカッターを無数に飛ばした。臨(リン)「
月の狼 さん作 [319] -
a lie 2
あの男のせいで死にそびれた というか指の毛剃るってどんな言い訳だよ 恥ずかしい思いより、呆れたまた来てしまった多摩川河川敷 夏の匂いと芝生の香り見えにくい星空 曇り空ははっきり見えるなぜか来てしまう、ここへ。来る用事なんかないけどね。ただ自分はここにいるんだって風に吹かれて自覚できるようでこの場所が好きになってた。タバコを吸えば夏風に乗って煙はどこへ向かって消えて行くのかなんて考えたり…その
ちぃ さん作 [340] -
君からの手紙〜49〜
「私は、利夫を失った時、どうしようもなくなって、自分の夢さえあきらめてしまっていました。 利夫の思いを理解したのも最近だったから…利夫が果たせなかった夢…それを少しでも果たしてたいって」 「果たす?どうゆうこと?」 「世に出したい…とかじゃないですよ。利夫が生きている時に、私は曲を聞くことは出来なかったけど、もし、『秀さん』に出会えて、曲を聞くことが出来たら、『秀さん』にありがとうって、伝えた
YOSI さん作 [372]