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その他の携帯小説に含まれる記事が2136件見つかりました。
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CLOW一話 東近の栄光
1995年。青森県の高校生による 喧嘩の大乱闘がおきた。怪我人が150人以上にもなり、この事件が全国に広まった。数々の高校の校章が焼かれ、高校に破損が及びたがいな損害を得た。最後に生き残った高校、「青森県立青森東近高等学校」がトップにたち、終戦後、東近の学生全員に賠償金が求められ三年の閉校処分を食らった。この事件から7年後の2002年。あの事件で、数々の高校にランクがつけられた。もちろん東近は一
shoya さん作 [424] -
君からの手紙〜44〜
この店での業務もあと少しとなり、引き継ぎの書類を書いていた勇一は、自分の部門のパートの名簿を見ていた。 後任の者に、わかりやすくするためである。 「中川さん、…と、佐藤さん…と、佐野さん…夕樹さん…石田さん…ん?」 毎月、名前は見ていたが、いつも気にならないでいたが、石田の名前を見て勇一は少し考えた。 「石田秀人」…それが石田の名前である。 「秀人…秀さん?まさかな〜あまりに偶然過ぎるよな〜」
YOSI さん作 [415] -
君からの手紙〜43〜
「お待たせ」 仕事を終えた勇一が、幸子に話しかけた。 「あっいえ、私こそすいません。仕事でお疲れなのに…」 「いや、いいんだよ。俺も今回のことは、いろんな面で解決しておきたいんだよね」 「それは…それは私もです。私、思うんです…2年間、無気力だった私が、こうやって、スーパーで働きはじめて、荒木さんに出会ったこと…きっと、利夫や由美さんの願いが導いたんじゃないかって…」 勇一は深く頷いてみせた。
YOSI さん作 [381] -
(仮)消えた男…陰の薄い恋…27-2
香「そ、そんな…ウチの会社の社長と安野さんのお父さまが。そんな、そんな酷い事を。そんな…そんな…」女神「あら。私が嘘を言っているとでも思っているのかしら?失礼ね。アナタに同情してもらいたくて作り話をするような、そんなセコい真似はしないわ。それに、もう一人、証人がいるわ。ねっ臨(リン)。いえ!岡 絵理(オカ エリ)」香「証人?ど、どう言う事?!」伊井 香 は臨(リン)を見た。女神「私と絵理は姉妹な
月の狼 さん作 [337] -
(仮)消えた男…陰の薄い恋…27
2.過去女神「私の本当の名前は大賀根 望代(オオガネ モチヨ)って言うの。私の両親は大賀根病院という結構大きな病院を経営していたわ。父親が院長で母親は理事長をしていたの。私が小学6年生の時に事件は起きた。私は両親に隠れて一人でよく院長室で遊んでいたの。その日も院長室で遊んでいたら両親と、お客さんの男2人が入って来たわ。私は咄嗟に隠れた。4人は私に気がつかないで話を始めたわ。内容はガンの新薬をウチ
月の狼 さん作 [355] -
君からの手紙〜42〜
「あっ、はい。もうすぐ出発です。いろいろとありがとうございます」 勇一からの電話を済ませ、紀子の方に戻った嶋野は、勇一とのやりとりを説明した。 「お待たせ。これから夕樹さんと話すらしい」 「そう…会えるといいですよね。秀さんに…」 「ああ…出来れば俺も会いたかったけどね」 「もちろん私も」 「森田さん、1つ聞きたいんだけど」 「なに?」 「君と荒木さんは、声は聞いてるんだよね?荒木さんは顔を確
YOSI さん作 [380] -
銅像
酷い色だ、気色悪いじゃがいもの皮のような鉱物の塊、後世に残すなら銅像より絵の方がよかった……。 いくら思ってもアダマ王の感謝の気持ちは絵画にならない、解ってはいるがこのじゃがいの銅像に零せぬ愚痴を語りかけるしか気がすまないのだ。 夕日の洗礼をただ冷たく受ける、そんな私もどきは侮辱でしかないのだ。
┃┓━┃ さん作 [319] -
君からの手紙〜41〜
午後19時、もうすぐ仕事を終えてくる勇一を、幸子は休憩室で待っていた。 そこへ、早番で上がってきた和枝が入ってきた。 「あっ、お疲れ様です」 「お疲れ様です。…え〜と、夕樹さんでしたよね?」 「はい。よろしくお願いします」 「いえ、こちらこそお願いします。どうしたんですか?こんな時間に?」 「ちょっと、お話しがあって、待ってるんです。荒木さんを…」 「そうなんですか?どんなお話しなんですか?」
YOSI さん作 [370] -
コアトルとケツァル
天に羽ばたく生き物は 地に舞い降りてはなりません 地面の確かな揺り床は 地を這う生き物の棲み処です 一度 天に昇った生き物は 二度と地上へ戻れません 天に羽ばたく生き物は 地上の異物と見做されて 地を這う生き物に喰われます 天を羽ばたく生き物は 地を這う生き物の牙を避け 一時として安らぐことは ありません 天に羽ばたく生き物は 地を這う生き物の嫉妬に燃える 目を避けて 永遠に羽ばたき続けな
α さん作 [505] -
君からの手紙〜40〜
翌日、休憩中に勇一と正は、これからのことについて話していた。 「中村、もうだいたい引き継ぎ終わったか?」 「ああ、ほぼな。お前は?」 「俺もだよ。あとは、お前自身のことじゃないか?」 「俺自身?」 「そうだよ。思い残したことはないのか?」 「それは…」 「俺はあるぜ。なんとか、この店にいる間に、この2、3日に起きた全てのことを、解決したいと思ってる…」 「そうか…それはこれからの、お前の恋愛も
YOSI さん作 [380]