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その他の携帯小説に含まれる記事が2136件見つかりました。
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君からの手紙?
嶋野を確認した勇一は、「すみません遅れてしまって」とまずは詫びた。 嶋野は恐縮しながら、「とんでもないです。私の方こそ、仕事終わりで、お疲れのところを、時間を作っていただいて感謝してます。」と言って、深く頭を下げた。 …しばしの沈黙の後、嶋野がまず口を開いた。 「荒木さん、15年も音信不通だったこと、妹に代わって、お詫びします」 「いえ、そんな…まだ、20歳の頃ですし、由美も僕の嫌いなところが
YOSI さん作 [607] -
君からの手紙?
8時過ぎ、佐野と待ち合わせた正は、店内に嶋野を確認すると、2人の声が聞こえる範囲の席で様子を見た。 まだ、勇一は来ていなかったが、嶋野の緊張した様子は見れていた。 「なりゆきとはいえ、あんたと2人きりで食事するとはね…もうちょっとイケメンなら嬉しいけどね。」 「はあ〜?別に俺だって食事が目的じゃないんだから、とくに嬉しいとかないよ!」 「あのね〜私まだ33歳の独身よ。これでも、昔はブイブイ言わ
YOSI さん作 [624] -
君からの手紙?
〜勇一を中心とした、会話を聞いていた女と男…ため息をつきながら女が口を開いた。 (女)「あの…。この勇一って人、ずい分はっきりしないですね。鈍すぎるっていうか、恋愛に対して消極的ってゆうか…」 (男)「ええ」 (女)「あの中村ってゆう人の言ったこと共感出来るなあ〜」 (男)「そうかもしれませんね。でも踏み込んでいけない何か深い理由があるのかも…」 (女)「理由?どんなこと?」 (男)「それは僕
YOSI さん作 [628] -
君からの手紙?
入れ替わるように正が来たのだが、その表情は明らかに、にやついていた。 「中村〜お前絶対話し聞いてたろ」 「偶然だよ。でもよ〜お前明らかに鈍すぎるだろ。ありゃデートのお誘いだろうによ。」 「…そうか?だけど、約束がある以上無理だからなあ。」 「断りゃいいじゃんか。急用が出来たとか。いくらでも理由付けられるだろ」 「…まあ、そうすれば良かったのかもしれないな。でもどうしても話さなきゃならないんだ。
YOSI さん作 [617] -
(仮)消えた男…陰の薄い恋…16-2
牧刑事「全く世話がやけるぜ!」真理「そんな事よりもデスクは無事なんでしょうね!?」牧刑事「そんな事、言ったって仕方ねーだろ!手加減してる場合じゃねーんだから!」二人は車から降りて激突した車の所に行った!パトカーは、かなりのスピードで激突したので大破していた…パトカーを運転していた轟刑部はグッタリとしているのが見える…牧刑事と小田 真理はパトカーの中を覗きこんだ!…しかし伊井 香 の姿が見えない!
月の狼 さん作 [377] -
(仮)消えた男…陰の薄い恋…16
3.裏切り者女神「どーお?調子は?元気になったかしら?それとも私が心も体も元気にして上げようか?!ウフフ…」丈「い、いや…あの…」安野 丈 は女神の白く透けた素肌が見える上品なシルクのシースルーのワンピースで悩ましい恰好で安野 丈 の目の前でイタズラぽく微笑んでいた!その姿に安野 丈 は目を伏せてタジタジでいた…しかも下着類は一切、身に着けて無い!女神「どーしたの?具合が悪いの?ウフフ…それとも
月の狼 さん作 [363] -
君からの手紙?
午後19時半、夜のアルバイトに仕事を引き継いで、休憩室で、明日の仕事のメモを書いている勇一のところに、レジを担当している新井和枝が話しかけた。 「あっ!お疲れ様です。もう仕事終了ですか?」 「お疲れ様〜。明日休みだから、やっといてもらうことを書いたら仕事終了だよ」 「あ、じゃあ、この後飲みに行きませんか?私も明日休みだし」 和枝は、勇一や正の6年後輩である。 チェーン店であるこの会社の別の店で
YOSI さん作 [639] -
あおぞら郵便*02
勉強苦手好きな教科は体育。さっぱりした性格の主人公・きく。部活はテニス部。口癖は「どうにかなる」そんな きくに「あおぞら郵便」が届いた。噂できくもこの郵便のことを知っていた。「あおぞら郵便…本当にあったんだ!!」自分の部屋に入り早速この郵便を開けた。「朝練に行くな」手紙にはこの一行だけ書かれてあった。「何これ…嫌がらせ!?」きくは郵便を机の引き出しにしまった。「あおぞら郵便って意味分かんない!!
わたあめ さん作 [350] -
あおぞら郵便*01
あおぞら郵便。最近流行っている手紙のこと。誰から来たのかも分からない。封筒に「あおぞら郵便」と書かれただけ。中身は青い便箋に白のペンで…予言が書いてるとか書いてないとか。「なんかの嫌がらせ」「都市伝説かも…」いろんな噂があるけど結局…真実は分からない。「あおぞら郵便」あなたのトコに届いたら…予言を信じますか??
わたあめ さん作 [391] -
君からの手紙?
「お待たせしました。荒木と言います。どういったご用件でしょう?」 勇一の目の前にいたのは、ほぼ同じ年代の男だった。 「突然すみません。お仕事の最中に。下の名前は勇一さんですよね?」 「ええ…」 「良かった。また会うことが出来て」 「はい?また?あの〜どなたでしょうか?」 その男の発言に、勇一は首をかしげて、思いをめぐらせたのだが、思い出せない。…いや、待て、新手の悪徳商法の勧誘か? 勇一の、自
YOSI さん作 [685]