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その他の携帯小説に含まれる記事が2136件見つかりました。
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姫は変われるのか18
有栖「凜、何があったのですか?」凜(今こんなことをしていたら、有栖姫を守る事なんて出来ないよね…。)有栖に迷惑をかけたくないと思っていた。有栖「隠さずに話して下さい!」凜「何もないから!気にしないでよ!ほっといてほしいの!」聞かれたくなくて、つい、きつい事を言ってしまった。有栖「ほっとくことなんて、出来ません!私にも頼ってほしいんです!」凜「どうしてそこまでして、私の事を構うの?」有栖「仲間だか
みぃやん さん作 [347] -
姫は変われるのか17
それは、純からだった。凜は手紙をすぐ読んだ。凜さんへ果穂は戻って来ましたか?凜さん、この前はすいませんでした。凜さんと果穂と星さんがお城にいなくちゃいけない理由ってなんですか?本当に有栖姫を守る事だけですか?側にいてあげる事だけですか?僕には違う目的があります。純よりって書いてあった。純は何が聞きたくて、知りたいの?純の目的って何?私の本当の目的?皆はここに入った目的があるの?私にはわからない…
みぃやん さん作 [345] -
姫は変われるのか16
凜は三人を見送った後、有栖の部屋に行って、部屋の外で立って待っていた。有栖「凜、いますか?」凜「いますよ。」有栖は何かを感じて、目を覚ました。有栖「何かあったんですか?」凜「何もないですよ!」有栖は様子がおかしいと思っていた。凜「ちょっとポストを見に行って来ますね。すぐ戻ってきますんで。」有栖は凜が何かを隠している事は、なんとなくわかっていて、返事をしなかった。でも有栖は聞こうとはしなかった。し
みぃやん さん作 [337] -
姫は変われるのか15
奈々瀬「有栖姫が果穂だけに相談をしたらしいの。その相談は、有栖姫が自由になれないでしょ?だから有栖姫の願いを叶えたかったみたいで、母様の所へ行ったんじゃないかと思う。母様が言った言葉は『有栖姫の願いをどうしても叶えないのならば、あなたがこの城から出なさい。』と言ったんだって。それを信じ、果穂はこの城から出てったんだと思う。でもそれは、今叶ってないから、意味はなかったんだと思う。私も出来れば果穂に
みぃやん さん作 [344] -
姫は変われるのか14
奈々瀬「この人達?」星「うん。」凜、蘭「初めまして!」奈々瀬「そこまでしなくてもいんだよ!いつも会ってるじゃない!」星「嬉しいみたい。」奈々瀬「そっか!三人とも可愛いね!」そう言われて、三人は照れていた。奈々瀬「何か話したい事でもあるの?」凜「うん。果穂と仲良かったんだよね?」奈々瀬「うん。果穂と仲良かったよ。でも、凜と星も仲良かったんでしょ?」凜「うん。奈々瀬なら知ってると思って。果穂がどうし
みぃやん さん作 [348] -
いおり-報せ-
ここは、夜明けの大陸…通称・暁の大陸… この世は、人間と妖(アヤカシ)が平和に暮らしていた…ある日、忽然と現れた島アウラーデ…アウラーデには不思議な力…人でも妖でもない者たちが住んでいた… アウラーデに住む者たちは自分達のことを、"魔族"だと言い、大陸の者たちに恐れられていた。大陸の者たちは、その、恐れから献上品をアウラーデに贈るようになった… ある時期になると、献上品として家畜や食べ
神威真実 さん作 [399] -
(仮)消えた男…陰の薄い恋…6-2
伊井 香 は安野 丈 のアパートに来て居た…アパートに来ても中に入れる訳じゃないけど…何か分かるかも知れないと思ってアパートを眺めていた…今、思えば火事でアパートに駆け付けた時に中に入っていれば安野 丈 を助ける事が出来たのではないか?でも、あの時の炎の勢いは物凄いものだった…もし…中に入っていたら間違いなく伊井 香 も死んでいたに違いない…また涙が自然と流れた…こんなに安野 丈 の事が好きだっ
月の狼 さん作 [517] -
(仮)消えた男…陰の薄い恋…6
2.容疑者牧刑事「轟刑部!大変です!」轟刑部「どうした!?そんなに慌てて…」牧刑事「安野 丈 の身元を調べたら!安野 丈 の家族は全員、死んでます!それも全員、事故死です!」轟刑部「なぁ?!なに?!それは本当か?!事故で家族全員が死んだのか?!」牧刑事「はい…って言うか…違うって言うか…」轟刑部「おい…おい…どうした?!君まで変になったのか?!」牧刑事「いや…そうじゃなくて…一度に事故で家族全員
月の狼 さん作 [531] -
姫は変われるのか13
蘭「確か…奈々瀬だったと思うよ。でも私、あの人と話した事ないから。」凜「私もない。」星「あるよ!」蘭、凜「え!?」二人は同時に驚いた。星が話した事があるなんて思ってなかったからである。誰もが話したいと思っていても、自分から話す事は出来ないでいた。星「本当だよ!でも相手からだけどね。私が独り言を言ってたら、話かけてくれた、いろいろアドバイス貰っちゃった。」凜「いいな!」蘭「羨ましいな!」凜と蘭は、
みぃやん さん作 [378] -
0207
鬱蒼とした山奥にある、おそろしいほど清潔な白い物。晴れた日の、(優しさと品位を取り戻す)和らぎはじめる午後2時に、ようやくまた美しい輝きと、厚かましい春の日を照り返そうとする白い壁。冷却用の雨にもなれば、ガラスよりもよく滑り、鏡よりもよく映す。そうして、はるか彼方から、動物のまきあげた土ホコリが、湿った風に吹き飛ばされてきて以来、ぽつりぽつりと屋根にあたる音がする………彼は、差し迫った、上機嫌な
京野一 さん作 [458]