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その他の携帯小説に含まれる記事が2136件見つかりました。
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海とコンクリートに抱かれて
なんと甘美で気だるい空気。私の町は、そんな空気に満たされている。私は出たいのだ、この町を。しかし、なにかほろ酔いにも似た空間に、私は今もどっぷり捕まっている。私の町は、周りを海に囲まれた、小さな半島である。その半分以上は埋立地で、それらは新町と呼ばれる。私はこの新町で生まれ、私は新町の全てに今まで育まれてきた。私と同年代の者は大方、私と同様にこの町で生まれ、今もまたこの町にいる。私の住む新町は、
河内 誠 さん作 [342] -
笑え屋
『どーもどーもぉ!!』2人の若手芸人の声が小さなライブハウスに響きわたる。「始めましてぇ♪笑え屋でーす!」「かっこえぇやろ??」バシッ「何言ってんねん!?お客さんドン引きやぞ!!」「そぉかぁ??俺に見とれ取るやん♪」「お前の行き過ぎた思い込みや!! ほら、何かお客さんに声かけたれ!!」「いやぁ、こんな熱い中、こぉんなせっまい所に来て頂いて、俺ほんま嬉しいわぁ」バシッ「せっまいっちゅーのは失礼やろ
なな さん作 [347] -
ユメクイ 2
「さあって…。お前知らないの?」俺は少しいらついて言った。「どう思うかはあなた次第という事です。これらの「道」に繋がっている部屋はあなたを映すだけです」男は優しい声で言った。「…そうなの?」「はい」と、なると俺は続きが見たくなった。とぼけているけどあの紳士ぶった男は未来が見えるってことを遠回しに言っているにちがいない。「…わかった。ありがとう。じゃあね」俺は他の「道」を行こうとした。しかし男は俺
東雲 さん作 [376] -
家族の絆
人と信用山田美紅。高校2年生の女の子。しかし、山田家は崩壊していた。親戚はいなく、弟はまだ小1だった。中1になると、美紅は不良グループに入った。そのせいで親は離婚した。父の方に引き取られた。家に父はほとんどいなかった。弟は泣いてばかりで正直ウザかった。よくストレス発散に弟をいじめてた。高2の春、父親がほかの女を連れてきた。父は家に帰ると酔っぱらって叩いてきた。こんな家潰してやる!人間
ピアノ さん作 [328] -
ユメクイ 1
たとえば夢の中でこれは夢って気づくときあるでしょう。そして目が覚めてああ夢かよ、とか夢でよかった、とか思ったりして。でも次の日には忘れてるって奴…。気がついたら目の前に「道」が周りを囲む様にいくつもあった。「道」は一つ一つ色も違うし、土だったり、コンクリートだったり、泥道だったりしてた。そこで立ちすくむ俺。妙に現実味のあるありえないことが起きているのに俺は冷静だった。ああこれって夢なんだなこれが
東雲 さん作 [397] -
こ・こ・ろ?
失恋を忘れる頃にはもう 12月だった。会社に入って初めての忘年会だった。 私は自分の所属している部署の人や他部署の人達ともそれなりに仲良くなっていた。いろんな人と飲んで騒いで歌まで歌わされた? 二次会に行く事になって私は一人の女の人と出会った。彼女もかなり酔っていたが可愛くて仕方なかった。ほとんど面識は無かったが酔って彼女に抱き着いたりしていた。 彼女も嫌なそぶりはみせもしなかったが今思えば、
まさ さん作 [398] -
私の悩み聞いて
Aからのお便り私は生きてるなんでかな皆から必要ともされてないのに生かされてるそれに対して皆が必要としている人が病などで死んでしまうなんで生きてるのかな死にたくないのに死ぬなんでこの世に生死と言う言葉が存在する例えば病と共に生まれて短い人生を生きると分かっていながらも生まれてくる人間はあまりにも残酷だろう死ぬまでの間辛い思いして結局死ぬんだから死にたくないのに神か仏かしらないけど勝手に死なされるい
182 さん作 [333] -
私の悩み聞いて
Aからのお便り私は生きてる。なんでかな皆から必要ともされてないのに生かされてるそれに対して皆が必要としている人が病などで死んでしまうなんで生きてるのかな死にたくないのに死ぬなんでこの世に生死と言う言葉が存在するの例えば病と共に生まれて短い人生を生きると分かっていながらも生まれてくる人間はあまりにも残酷だろう死ぬまでの間辛い思いして結局死ぬんだから死にたくないのに神か仏かしらないけど勝手に死なされ
182 さん作 [353] -
あなた
今日、あなたといっしょにこどばの教室にいったねッ。あなたは、まだことばが赤ちゃんこどばだから。。。教室に入って先生と遊んだねッ。あなたは楽しそうに笑ってた。先生はあなたのことばをよく聞いてたね。ママはすごくせつなかったの。何だか分からないけど、マジックミラーごしで何も気付くことないあなたを見て涙がでた。。。先生とあなたのお話して先生褒めてくれたよ。あなたはまっすぐな子だって。。今度はすごく涙が出
ママ さん作 [387] -
こ・こ・ろ
私は、高校を卒業してから就職して横浜の工場にやってきた。 まだ付き合って間もない彼女は田舎の方にいたがいつでも会えるとたかをくくっていた自分がいた。 ゴールデンウイークは帰らず6月にビックリさせようと思い彼女に内緒にして合に行って見るとどうだろう・・・。彼女は知らない男と歩いているではないか? 私の頭の中は真っ白になった。気付いたら、その男に殴りかかっていた。今思い出しても、冷静では無かったと
シン さん作 [395]