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詩・短歌・俳句の携帯小説に含まれる記事が7357件見つかりました。
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境界線
私と貴方の境界線それ以上は近づけないし近づきたくもないどこかで偽りがあるのよそうしないと怖いから…理想の貴方が消えることが私の本性を見透かされることが純粋な奴だけが現実に騙されるなら誰にでも素直になんてバカみたい心を許せる人がいてもその心は真実なのだろうか人は境界線を引くことでそこに自分を見出だすのだそんな…私と貴方の境界線
東雲 さん作 [490] -
退屈
何が不満なわけでもない夢を諦めたわけでもないきっとこれが1番だと思ういや、思いたい繰り返す日々なんて言うけれどきっと心では変化など望んでいないこのぬるま湯に浸かっているからか?よく周りを見ろ!同じ一日なんてどこにもない変化を感じないのはお前がどこかで日常が崩れることを恐れているからだそして今日もお前は退屈だと嘆くのだろう
東雲 さん作 [435] -
砂漠のキャラバン
砂漠のキャラバンはカムチャッカを目指した行く先々で馬鹿にされながら砂漠のキャラバンはカムチャッカを目指した。隔たる海の白波に怯えながら砂漠のキャラバンはカムチャッカを目指した丘を越え、谷を超え砂漠のキャラバンはカムチャッカを目指したまだ見ぬ世界にひどく焦がれながら…キャラバンよ、行け僕らの夢をのせて着くはずもない旅路をただひたすらに
ブランキー さん作 [399] -
旅立つ君へ
戦いに行くのだ新しい場所へ人生の分岐点へ生か死の戦場へ君はそう言った覚悟はもうできたなら私はひたすら君を待つまた逢える日を信じ私は私と君がいた証明を唄う君がこの場所を忘れないように私はここだと吠え続けるのだ私が君にできることなどそれくらいださらば愛しき親友よいつまでも楽しみにして待っているぞ君のことを…旅立つ君へ
東雲 さん作 [421] -
永久保存の貴方
私は貴方を愛してる誰よりも何よりも愛してるだから誰にも渡さない私だけの貴方その目も鼻も口も手も足もなにもかも私だけのモノであってほしいの他の女になんて見せるのもおこがましいあんたたちにはもったいなさすぎるわだから私は貴方をホルマリン漬けにしてあげる毎日、大事に見守ってあげるわ私だけが貴方を見ているのあら?いつの間にか貴方が死んでいたわ…
東雲 さん作 [395] -
自由人
自由人 自由人君はそう信じきっているそこでどうだろうか君は今、本当に自由なのか自分は自由だと信じることで逆に不自由になってはいないか自由だから何してもいいだろ?ってほらそこで悩む事自体不自由だろう自由だから何々するのではなく何々したから自由なのだ自由は悪い事じゃない不自由も悪い事じゃない私はそう信じている自由人 自由人君はまだ信じきっている
東雲 さん作 [383] -
四月の終わりの朝
四月の終わりの朝は可愛い野良猫さんの大きなあくびで始まるヤカンに火をつけお湯が沸いたら珈琲を一口、二口と。そうやって朝をそっと確かめてみる。君の髪の匂いと朝の匂いが混ざるのを食卓から見届けよう。君が眠っているベッドのシーツが真っ白ならなおさら良いだろう。窓の外から小鳥のさえずりが聞こえてくるならなおも良いだろう。そうだ君を起こさない程度にラヂヲをつけよう。ゆっくりとボリュームを上げて…君を起こさ
ブランキー さん作 [407] -
死別窓口
目を閉じたら君のいない世界を見ないですむそう思って目を閉じるけど君は消えやしない君は僕の瞼の裏側にいた心の中にいた君と歩いた道や君と見た真っ赤な夕焼けや君が好きだと言ったケーキのお店君と過ごした思い出が僕の中にはたくさんあっただけどそれが今はただつらい目を開けたら君が立っているような気がして瞼を持ち上げると君のいない世界がただただ広がる僕は君と一緒に生きていく君のいない世界で
ニコル さん作 [505] -
UNKNOWN
考えるのが嫌なのはわかってしまうのが怖いから。悟ったフリをするのはわからないことが怖いから。
ニコル さん作 [448] -
日常発作
世界のホントだとか本当は嘘だとか解ってることだけでも解らないことばかり早朝のニュースで安っぽいトラウマドアの外は多忙な日常過ぎる時間は一瞬で永遠に続くような気がした小さな頃の僕は目を閉じるだけで何にでもなれたホウキギターのジミヘンと机の上のショーステージおもちゃのロケットで月面着陸夢で見つけた月の石永遠のような時間は一瞬のうちに過ぎていった何も知らなかった僕は世界の全てを知っていた通りすがりの裏
ニコル さん作 [502]