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詩・短歌・俳句の携帯小説に含まれる記事が7357件見つかりました。
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桜
ありがとう、いつもいつも一緒だったね。 いつもそばにいてくれたね。いつも可愛かったね。いつも体の事、気にかけてくれたね。いつも二人で笑っていられたね。いつも二人で出掛けたね。いつも二人で泣いたよね。いつも君の前髪を切ったよね。いつも買い物付き合ったね。いつも君の好きなケーキ買って行ったね。いつも抱き寄せあってたね。いつも勇気づけてくれたね。いつも料理を作ったね。いつも励ましあったよね。いつも寝顔
きんこー さん作 [297] -
脆い願い
もし天地逆転できたなら僕は飛ばずに空へ落ちるだろうでもね でもねきっと他人の御節介でそんなことは叶わないだろうもし昼夜逆転できたなら僕は寝ずに外へ出てくだろうでもね でもねきっと人間だから眠らないなんてできないだろうもし何だってできたなら僕はすぐさま闇に消えるだろうでもね でもねきっと現実じゃそんな夢なんて壊れるのだろうそんなことは叶わないだろう
兼古 朝知 さん作 [417] -
ノーマル
普通に普通で普通が普通な毎日が異常に異常で異常が異常な毎日だと気づくことは少なくて思うことは皆無で私は また今日も異常に異常で異常が異常な毎日を普通に普通で普通が普通な毎日と思い込んで過ごしていくのだろう
兼古 朝知 さん作 [423] -
別れ道
君は僕に何でもできるねって言っただけど本当の僕は何もできない大切な人の気持ちすら変えることが出来なかった大好きな人の気持ちすら変えることが出来なかった君の気持ちを変えることが出来なかったんだ後悔の気持ちが僕の胸を締め付けるよなぜこんなに苦しいのだろうなぜこんなに痛いのだろう今までに感じたことの無いこの辛さ、悲しさ、寂しさはなんだろう僕の壊れた心に残った君との思い出が眩しすぎる君の怒った顔も泣いた
NIGHT さん作 [314] -
夜
世を皮肉ったロックンロールノイズキャンセラで聴き入って電車を降りてイヤホン外せば街の喧騒 もう嫌だよ夜は明けない 心晴れない胸も躍らない つまらないウダウダ文句並べ立てたらいつのまにか一人になってたよいつだって運命って奴を信じて小さな希望にすがりついてそれで何を何個得てきたの?雨の降る夜に傘さえささずに外に出ようじゃないのその方がずっと楽しそうだよいつだってラブソングばかり聴いて他人の詞に
兼古 朝知 さん作 [451] -
歓楽
逃げたい逃げたい貴方から走って走って辿り着く目を覚まして隣で貴方が寝息をたててる記憶はないの身体が貴方を覚えているの私の中の秘めた花花弁が堕ちて息が漏れる涙がこぼれるどうしてどうして離れたい快楽の渦に私の花弁が堕ちてゆく汚ない汚ないこの身体涙がこぼれる快楽の歓びと堕ちてゆく花弁哀しくて愛しくて
アヤミ さん作 [417] -
暇人の呟き
時間を持て余しているとは言え別に仕事をしてない訳でもないのだけれどちゃんと人並みに働いて好きな事をする時間もあって自由気ままな日々それでもやっぱり休日は暇を持て余している事がとても多いので友達が忙しそうにしていると少し羨ましく思ったりしてなんてこんな事を考えてると私って本当に暇な人なんだなぁと実感だからよく空を眺めて流れてく雲をぼんやり見ていたり雨が降れば空をイメージした真っ青な傘をさして今度は
オレンジ さん作 [481] -
濁世に咲けよ
汚濁に宿る純潔なる赤子よ君に父は無く母の温もりも知らぬ求める事は罪であろう愛惜しき我が子よ指先触れる無色の檻君は拒むであろう穢れ知る己の血を罪なき身体に罪を産んだ君が母を濁世に咲けよ白濁の薔薇花籠に眠る霞の胎子濁世を裂けよ鋭剱の牙君守るのは己の血
薔薇姫 さん作 [464] -
†死にたがりと秋の空
「死ねー!!!!!!!!!」空へと 兒玉する空虚な日々を一蹴したくて心が叫んだそう 誰でもいい 目の前で死んでくれそう俺でもいい 今すぐ死んでくれ死ね 死ね …動かない手足 やはり恐いんだ小さな部屋で膝抱え ただ下を向いている日々楽しいことなどない 悲しいことばかりどうして人は生きるのだろう?なんてお決まりの台詞意味なんてない産まれたから生きているただそれだけのことなんだそれ意外に理由などない産
千鶴 さん作 [373] -
雨上がりの午後
黄色いレインコートかわいい子供たちが雨の床で踊ってるそれはちょうど雨上がりの午後のこと水溜まりは真昼の空に浮かんだ月を映していた。僕は空を仰ぐ。昼間の月は少し味気なくていっそ夜まで雨が続けば良かったのに。なんて空に呟いて慣れない煙草に火を灯し口から雲を吐き出して空に笑いかけて僕は神に媚を売る。
ブランキー さん作 [391]