トップページ >> 詩・短歌・俳句の一覧
詩・短歌・俳句の携帯小説に含まれる記事が7357件見つかりました。
-
センロ
その道を真っ直ぐに突き進む必要はないんだよ。寂しくなって、寄り添って辛くなって、離れて行き違って、迷子にまた独り。君歩いてもいいよ諦めてもいいよ足を止めて、安全な場所に。それが間違いだなんて僕は言わないからだけど、もし独りでも 君 が 見えない先に進み出した なら楽しくもないこの道を君自身が変えていけるように歩き出せたなら笑顔の横顔が過ぎてきっといつか君の背中を見送る日が来るそう思って今僕
純 さん作 [365] -
悪夢
屋上に登って眼下の風景を見下ろした青空が光っていた風が心地よかった今日あった事なんてここに来て忘れた今の私ならどこへでも行ける気がしたそして眼下に母が見えた友達が見えた1人ぼっちが急に寂しくなってあの世界に行きたくなってそして 私は落ちた。そんな夢を見た
穂瀬 さん作 [379] -
もしも世界が終わるならば
もしも...もしも この世界が私を裏切るなら夢など見ずに ただ息だけ続けようもしも 貴方が何処にもいないなら未来はきっと 暗く冷たいだけだから「平等」 何度も聞いた その言葉微かな信頼さえも疑わしくなる命は一つだけ 解ってはいるけれどこんなに冷たいなら凍える前に…籠の鳥で終わる 一生が素敵か夢のなか溺れ 堕落が望みか何一つ 答えられない 私は脱落者この広い世界のなか 一人で失格した誰かのような笑
楓 さん作 [446] -
嫌いな言葉
初めて煩いと思った言葉なんだっけ憶えてないや曖昧で僕がまだ少年だった頃綺麗な髪の長い女性だったか…確か…美しい言葉だった思い出せないけど誰にでも言えるような安い言葉だった吐き気がして地面を睨み付けて僕はその場所から走った今も 街で聞く時がある似たような言葉愛 とか平和 とか美しい言葉簡単で安い言葉ほら、また煩くて目眩がおきるんだ
アヤミ さん作 [460] -
未だ
未だ捨てられずにいるのか未だ引きずっているのか過去の過ちを罰を受けたなら 悔やんだのならひたすら繰り返さないように努力するだけ未だ捨てられずにいるのか未だ引きずっているのか過去の青春を終わったなら そう思いたいのならひたすら懸命に忘れるように努力するだけ未だ私の心を支配するのは過去の出来事忘れられないのなら共にしかし過去に縛られるな未来は迫ってきているのだから…
東雲 さん作 [400] -
好き
ヤキモチって君が言う『ワガママ』ときっと紙一重特にアタシは不器用だから上手く表現できなくていつか呆れられないかって不安で不安で仕方ないけど君がアタシ以外を見る眼差しが嫌い将来君がおじいちゃんになってアタシがおばあちゃんになってもアタシはきっとずっとヤキモキしてる好きだよ好き世界中で一番君が好き
naho さん作 [497] -
今日
今日が誰かの夢の旅立つ日今日が誰かが夢を諦めた日今日が誰かの恋が実った日今日が誰かの恋が終わった日今日が誰かが生まれた日今日が誰かが死んだ日僕にとっての今日も君にとっての今日も同じ一日だけどしていることはこんなにも違うんだ…だから顔を上げて君が悲しむ日は代わりに誰かが喜ぶ日だから忘れないで君が喜ぶ日は代わりに誰かが悲しむ日
東雲 さん作 [407] -
過ちを愛した恋の中のユダ
噛み切られた 私の恋情 うねりながら輝く太陽月と陽の交錯する隙間は 幾度も来るのに それは一つしかない時煌(ときめき)を感じたのか それは揺らぐ日々という獣に食いちぎられてしまう無惨な… 残酷な… しかし そこにしか生まれない 刹那の『美醜』決して形を持たない物を恋した末路が 私という現しを見ない俯く狂人そこにしか生まれることのできなかった過ちを愛した
となりのトトりん さん作 [493] -
鮫
俺は鮫いつも血の臭いを追っている血の臭いさえすれば喰らってはいけない物までズタズタに ボロボロに俺は鮫いつも止まることをできないでいる喰らってはいけない物を喰らわないようにしたいのに止まらない どうしてだ俺は鮫いつも本能から逃げようとしている血の臭いのする喰らいたくないと思っていたものをズタズタに ボロボロに止まらない どうしてだどうしよう 泣きそうだ
兼古 朝知 さん作 [414] -
普通
普通ただ普通普通である事の幸せでもみんな忘れてる普通である事の幸せを怖いよもう、私の方が普通じゃないみたい怖いよ寂しいよそんな私に「君は普通だよ」そう行ってくれた君がいた
みかんチップ さん作 [514]