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詩・短歌・俳句の携帯小説に含まれる記事が7357件見つかりました。
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悩んでいるフリ
月の光を浴びて夜に咲いた小さな花に儚さを感じた。星の降る夜命を燃やしながら煌めく流星たちに自分の弱さを悟った。未来永劫続く地球で生きることとは何ぞや理由がないと生きてけないほど不器用な人間です。だけど本当は悩んでいたいだけ。浅はかな人間です。愛だの恋だの悪くはないけれどでも今はただ悩んでいたいだけです。
ブランキー さん作 [368] -
寂しくはないよ
寂しくはないよ寂しくはないよ呪文のように言い聞かせる…寂しくはないよ寂しくはないよ何度も何度も言い聞かせる…暗闇の中にただ一人取り残されても寂しくはないよ旅立つ君をただ一人見送るときも寂しくはないよ寂しくはないよ寂しくはないよ君に聞こえるように呟いている…寂しくはないよ寂しくはないよ君が振り返らぬように呟いている…一言でも「寂しい」と言えばきっと君は立ち止まるだろうきっと君は戻ってきてくれるだろ
兼古 朝知 さん作 [448] -
14
季節が変わって衣替えして、昨日まで笑い合った友達を脱ぎ捨てて、今日からは新しい友達で着飾る。季節が変わって友達を代えて、昨日まで一緒にいた好きだった彼裏切って、今日からは隣に好きでもない彼氏が居る。人の顔色窺いながら笑って、人に合わせて親友の悪口を言ってる。きっと私が居なければ私の悪口を言ってる。もし今日、私が死んだらこの中の何人が私の為に泣くのだろうか。これが大人になれない私の歪んだ日常。
薔薇姫 さん作 [339] -
永遠に君と
自分には何もないと思っていたよ君が気付かせてくれたそれまでの僕は逃げることしか考えず、それでも自分のせいじゃないと思っていた…それ故に何一つ得る事が出来なかった逃げていては進めない君がこのふさがった僕に教えてくれたありがとう、君はもういないけど、この先も君とともにある決して後ろ向きじゃない、こうする事が僕にとって前に進む事だから
長沢蘭 さん作 [493] -
一人の孤独。死の孤独。?
蚊が死ぬ僕が死ぬ蚊を殺す人を殺すそれは大してかわりないそれは、社会を通じてのみ意味がかわるだけ罪もない罰もないそれはただ社会がするだけ。心がするだけ。善もない。悪もない。それは勝手に決められた、常にゆらぐものそしたら、僕は死ぬのか殺すのか?こう考え、死を思うとき、無限の彼方に飛ばされる実験的に宇宙に飛ばされたソ連の犬の気持ちになる誰もいない、何もない。無駄にただ広く暗い空間で静かに死を待ちつづけ
蟻 さん作 [511] -
最期の言葉を焔にのせて
最期の言葉を焔(ほむら)にのせて火だるまの魔女が歌う幾千の人々よ私をもっと見て下さい髪は溶け顔は爛れいずれ私の口は閉さるる樹木の豊かな風の中で静かに暮らして居たけれど今は手を縛られて躯体は傷だらけ心は形を失い居場所なく泳いでいます最期の言葉を焔にのせて火だるまの魔女が歌う誰かを焼かぬと気が済まぬなら私を焼きなさい私を千々に裂きなさい貴方がたがそれで幸せになるのなら私は喜んで黒焦げになりましょう最
となりのトトりん さん作 [569] -
瀉血―カタルシス―
精神は蝕まれ、やがてこの両目は太陽の眩しささえ煩わしく感じた。この両目は美しいもののその価値にすら気付けずに、飾りの両目を私は潰した。鼓膜をすりぬけた悲しい音は内側から私の傷口を優しく広げて、肉体はゆっくりと引き裂かれてゆく。そして私の精神は行き場を失い途方に暮れる。
ブランキー さん作 [352] -
○×
願っても届かないあなたの耳は筒抜けで、目の中に映るのは、都合の良い解釈私にだって言いたい事がある何を見ているの?分かろうともしないで、何をそんなに怒るの?結局、あなたわ何も知ろうともしない。
MK さん作 [264] -
永遠
永遠のイメージ膨らませて眠る夜夢の中、あなたの姿を探す見つけなきゃ、朝が来る前にあなたの足跡、辿る砂漠でもしもあたしが朽ち果てたら、どうかあなたの心に置いて夜が明ける前に、永遠のイメージを膨らます
MK さん作 [267] -
大好きです
大好きです大好きです君のことが大好きですでも君は疑り深くて返事は いつも「本当に?」何て言えばいいのでしょう?何て言えば伝わるのでしょう?「死ぬほど好き」?「何よりも好き」?「大大大好き」?「好きを六乗したくらい好き」?何て言えばいいのでしょう?何て言えば君は私を 信じてくれるのでしょう?何て言えば君は安心して 笑ってくれるのでしょう?好きです。好きです。大好きです。君のことが大好きです。
兼古 朝知 さん作 [410]