トップページ >> 詩・短歌・俳句の一覧
詩・短歌・俳句の携帯小説に含まれる記事が7357件見つかりました。
-
君がいるだけで
闇だ僕は、ずっと闇の中にいた。この世界も嫌いだった太陽の光も恵みの雨も雪も風も木も自分以外の奴は、全て嫌いだった。君と逢うまでは君がこの世界から僕を見つけてくれた。僕にとって君は、太陽の光より暖かかった。君と一緒なら雨も暖かく感じた。君は僕の光だった。なのに……………君のいない世界は、やはり闇だった。……いや光が存在しないなら闇もない。ただ何も無かった。だから会いに行くよ愛しい君のもとへ会いに行
祐護 さん作 [362] -
力を!!
それだけじゃ駄目だよアタシ 強がりだから平気だよ って笑えば安心してくれるしすぐ 終わるからでも 発狂しそうな泣き喚きたくなるようなそんな夜はどうか放っておいて嫌でしょう?違う…置いて行かないで髪を撫でて隣で眠って欲しい何も言わなくてイイ抱きしめて手を握って悪くない、間違ってないそう思いたいよ子どものように泣きたいアタシだって苦しい哀しい嫌だよそばに居てよ今夜だけは独りになりたくない恐いよアタシ
アヤミ さん作 [415] -
〜金糸雀〜
ねぇ わたしは上手く笑えているかな君の顔がよく見えないねぇ この声は届いているのかなずっと ずっと 不安なんだ誰もいない部屋から見る星空は寂しげで窓を揺らす風の音が静寂に響く時を止めて 明日が来ても 何も変わらないのなら無理をしても報われぬなら いっそ星になりたい君をいつも見ているよ 電信柱の影 踏んでお願いだから 気付かないで 胸が裂けそういつか わたしも大人になって勇気持てたなら君にね この
楓 さん作 [312] -
†〜永眠〜優しい眠り
〜永眠〜優しい眠り今日も誰かのコトバに励まされてほんの少し 羨ましくて 妬んでいるよ妄想も空想 自由自在な 夢のような自分描いて罪深いコトバ 今日もわたしを殺していくこれで何人目? 昔より好きなれた自分 それでも時間と共に消えていくほんとは「大好き」なのに…脆弱な心は震えて 明日を生きる希望さえも見えない薄弱な想い 裏腹に 手首を傷つけても「生きたい…」と願ったあぁ あなたに似合う わ
楓 さん作 [340] -
ナイフ
私の中のナイフはいつも誰かを傷つけてしまう扱いが難しいよく切れるナイフ大丈夫ですか?だから言ったのに…私の中のナイフは誰よりも私のことを傷つけていた開いた傷口はなかなか閉じない私のナイフで傷つくのがイヤなのあなたたちが私が…何よりあなたたちが私のナイフで傷つかないために私には関わらないで…
東雲 さん作 [374] -
前しか見えねぇ!
前しか見えねぇ!俺たちの行き先は決まってる「前」へ遥か彼方の「前」へ前しか見えねぇ!目が悪くなったのか?いやそれにしては前だけよく見える前しか見えねぇ!だったら行くだけだろ何も考えずただ走ればいい前しか見えねぇ!俺たちの偉大なる夢しか見えねぇさあ挑戦だ!周りなんて知るか!俺たちにはもう…前しか見えねぇ!
東雲 さん作 [388] -
スタンディングオベーション
私は立ち上がり拍手を捧げようこの私の人生に向かって今になって見てみると気づく何もしてないことはない皆どこかで何かしらをしていたいつのまにか夢中になって生きていた恋も勉学も仕事も部活も遊びも…些細なことではないこれらが全てこれらが私の私だけの大切な人生だから…私は死ぬ前に私の人生に立ち上がり拍手を贈る
東雲 さん作 [325] -
†Utopia
誰かが誰かを傷つける とても素敵な世界だねそして 誰もいなくなった ぬけがらの大地太陽に焼かれてもイヤだと言えない彼は雨が降る日ばかりひたすら待った落ちる 落ちる 気持ちと言葉涙色の 渇いた 肢体と頭脳もう何も欲しくない静寂だけを一人だいてもう傷つきたくない理性だけをそっと隠して壊れそうな今をただ 耐えている誰もが誰もを嫉み憎むとても素敵な世界だねそして 自ら命を断ったかりそめの優しさ(誰が望ん
楓 さん作 [289] -
煙草。
貴方の煙草が終わりを迎えようとする時 私は寂しさを覚えるそれが最後だとどこかで感じてるからどうか終わらないでと心はどよめいて 気づけば 頬をつたる涙がまた貴方を困らせる私は自らの煙草に火を灯し貴方との時間をほんの数分でも長くしようとする貴方との時間が大好きだったから
みぃこ さん作 [529] -
方程式には なり得ない
方程式には なり得ない私の心は 不等式大なり小なり コロコロ変わる私の心は 不等式今日は喜びが大きいです今日は絶望が大きいです今日は楽しみが0未満です今日は悲しみが0以上です方程式には なり得ない大なり小なり コロコロ変わる私の心は 不等式ある日は 喜び<絶望ある日は 喜び>絶望ある日は 悲しみ>0ある日は 楽しみ<0><<><<><>>…最後に出てくるのは「≠」。方程式には なり得ない…
兼古 朝知 さん作 [451]