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詩・短歌・俳句の携帯小説に含まれる記事が7357件見つかりました。
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永遠に結ばれるように
貴方を殺めて私も死のう永遠に二人 結ばれるように… この世界が輪廻の鎖に繋がれているのなら生まれ変わっても来世で逢いたい あの丘に建つ小さな白い小屋でずっと待っているから たとえ 老いてもボロボロの布を纏っても 貴方を待ち続けます貴方を殺めて私も死のう永遠に二人 結ばれるように…この世界で結ばれるのならいつの日か離れなくなることを信じて 死が二人を別ちても終末の音が鳴り響いても 天の御国があるの
となりのトトりん さん作 [428] -
「安息地」
想いは我が胸に癒しをありがとう慈しみをありがとう富士の見下ろす下神社の縁の地同じ名を有する場所一時の安らぎそれは、かの想い人その腕の中にいるかのよな心地よさ我に安息をもたらす想いは胸のうちに誰に涙みせる訳ではなく胸のうちに…我が身体を吹き抜けて行く一時の風になりその想いは積もり募ろうともかまわない叶わない我に今一度安息の地を与えてくれたし君が為我は今一度空を仰ぎ見ん…
紋黒蝶 さん作 [354] -
距離
気づかない終わる遠距離遠いのは家ではなくて心と心
のすけ さん作 [500] -
テレビ
多すぎる一面だけの事実に埋まり見分けがつかぬ大事な真実
のすけ さん作 [474] -
甘い眠りのなか
深い眠りの中せせら笑いが聞こえるカッコウの合唱と川のせせらぎ木の葉のダンスとシマリスの栗拾い遠くに見えるあの子は…きっと幼い頃の僕何もかも、世界の何もかもが美しく輝いていたなのにその美しさは、目を開ければあぶくみたいに儚く消えてしまった現実の夢の埋め合わせが深い眠りの中で見る夢眠れる森の扉はいつまでも僕を優しく閉じ込める
ブランキー さん作 [372] -
数字
人は数字を見て歓喜する人は数字を見て落胆する売り上げが上がったテストの順位が下がった幅跳びで新記録を出したそれだけでものの善し悪しを決めるただの数字でしかないのに数字を見た後の行動が大事なのにそこで終わらせてしまう…人は数字を見て歓喜する人は数字を見て落胆するそして今日も またヒトは数字に踊らされている。
兼古 朝知 さん作 [420] -
風さえ:あめだま
あなたが歩いた後の風さえ、僕には愛おしい。風さえ(愛してる).
あめだま さん作 [514] -
if
子供がぬいぐるみに飽きて要らなくなるように必ず貴女も私が要らなくなるから必要だなんて言わないで… いつか捨ててしまうモノなら今すぐ捨ててよ私が自分で歩けるのなら居なくなりたいけど鎖が絡むように何もできないんだだからもしできるなら今すぐ私を離して… そのうち私は古くなって首が千切れて綿が出てしまうよそうなったら誰も 私を必要としてくれなくなるでしょ?それだと私は独りになるから…だから貴女が本当に私
となりのトトりん さん作 [452] -
無形の地へ
雪で埋もれた国境を僕らは越えるのをためらった。その先に待ち受ける未来が抽象画のように無形で背中を押す風さえも止んでしまいその場で足踏みをして後ろを振り返り目に映る見慣れた故郷の風景に嫌気がさした。未来はすぐそこででも少し背伸びをしなければ届かなくて何度も何度も足踏みして今僕らは前に進む。この先、戻れずとももう残すものはなにもないのだから…
ブランキー さん作 [329] -
覚醒の時
心底に潜む悪魔の呻きが僕らの輝く未来を奪おうとするなら音速を超えて、時空を超えて誰より先に僕らはその未来を抱き締める胸の奥に隠した傷跡も煌めく未来の閃光がその温もりで癒してくれる鼓動の叫びを掌で感じさあ、いま全身を司る細胞の一つ一つに呼び掛けろ覚醒の時は来たのだ
ブランキー さん作 [398]