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詩・短歌・俳句の携帯小説に含まれる記事が7357件見つかりました。
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Seeping Tears
脳内解明できない君瞳に表情のない笑顔笑みさえ消えるの怖くて愛してるのかすら聞けず今も頭の中を漂ったままで腕組んで歩く恋人達羨ましくて憧れてそんな恋を選びたかった出会った日に戻れてもまた貴方に惚れるでしょう思ったより私貴方のこと好きみたい空を見上げて涙乾かした涙みせたら私ただの女になってしまう切ない恋ね心交わらないのなら抱かれていても片想いこぼれた涙に気付いたらどうか冷たくしてください優しくされれ
薔薇姫 さん作 [299] -
消しゴム
消しゴムみたいに貴方への思いを消せたらいいのになそしたら消しカスはごみ箱に捨てますだから恋心は鉛筆にしてくださいボールペンだったら消しゴムでも消せないからもうノートは貴方でいっぱい白いノートに戻りたいのです貴方を忘れたいのですでも到底無理なようですだって貴方は鉛筆でもボールペンでもなくノートの模様になってしまったのです消す、消さないの前に元からの模様なのですもう貴方なしでは私は成り立たないのです
東雲 さん作 [380] -
無感情と私
余分な感情は捨ててきた人を想う恋も誰かを敬う尊敬も何かに浸る感傷も君はまるで機械のよう与えられた人生を誠実にこなすそんなので楽しいはずがない君にはどうしようもない楽しいという感情がないのだからならば…私と一緒に学ぼうではないかこれが楽しいこれが苦しいこれが感情なのだと一から作り直せばいいのだ大切な思いはいつも心に刻まれているのだ私と一緒に歩もうではないか
東雲 さん作 [417] -
あと何千回
あと何千回「好き」と言っても貴方には届かないのでしょう?それに気づいたいつかの冬の日
兼古 朝知 さん作 [397] -
遺せるもの
遺せるものなど初めから無かったのだ誰しも いつでも死にゆこうとする私を許せ 子供たちよ死にゆこうとする私を許せ 我が妻よ何も遺せやしないのだ死ねば消えるのだから遺せるものなど初めから無かったのだ誰しも いつでも何も無かったのだ
兼古 朝知 さん作 [421] -
†secret word
無意味な争いそのなかで何を得たのか失う事の多さに変わりないのに退屈な日々そのなかで何を学んだ優しさは平等には降り注がれない悔しい想いバネにして群衆を手にかけたたった一つの迷いから 「最悪」を選んだ薄い罪悪感 安い嘘 もう堪えられない起爆装置を片手にはしゃぐ子供きっと誰も近寄れない 無法地帯「一番」を振りかざし虚勢を張ってる怒られる事を知らない かわいそうな子供ドス黒い雨のなか 気付かない罪も罰も
楓 さん作 [282] -
「海月風」
海が恋しい海に浮かぶ月が恋しい海に吹く風が恋しい帰りたい…帰ろうか…帰れない…還りたい…還ろうか…還れない…コンクリートとビルに囲まれた生活軽いホームシック帰ったからとあたしの居場所はない…それでも還りたい…我が故郷…そこにあるのは何?ここにあるのは何?自身という存在をみつけられずにここに在る…あたしは…なに?海が恋しい…月が恋しい…そこに吹く風になれたらいいのに…
紋黒蝶 さん作 [319] -
†傀儡女
溢れ出す欲求にかられ繰り返される卑猥な行為忘れた筈のぬくもり浮かべ虚ろを抱え一人で「おやすみ」零れ出す涙の訳と支配される悦びが比例する廃れた愛に縋り生きるバカで救えない妄想少女いつか帰ってくると… 通り過ぎた背中切なさに包まれ 後悔に沈んだ今も信じているよ 哀しくないように元気にしてますか? 届かない声冷え切った部屋であの日を思い出さぬように強く 痛く 深く 奥へ埋めたそれでも気付けば貴方がそこ
楓 さん作 [330] -
《愛しいあなたに…》
愛しいあなたに今、捧げたいこの気持ち、この思い、この愛をただあなたが傍らに居てくれるだけでこんなにも心が幸せに…1日でも多くあなたを見ていたい笑った顔も悲しい顔も怒った顔も泣いた顔もあなたの全てが愛しくて言葉にならない思いが溢れだす愛しいあなたに今、捧げたいこの気持ち、この思い、この愛を愛しいあなたに出会えたことが私の人生最大の幸せで例えあなたがどこかに行ってしまっても私は決してあなたを忘れない
ジィーコ さん作 [732] -
風雲
あの冬の空海に消えた灰色の雲は今はどこに在るのだろうあの冬の空枯葉揺らした北寄りの風は今はどこで吹いているのだろうわからないけどわからないけどいつかどこかで誰かの目にふれた雲が誰かの髪を揺らした風が今 私の目にふれている今 私の髪を揺らしている
兼古 朝知 さん作 [397]