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詩・短歌・俳句の携帯小説に含まれる記事が7357件見つかりました。
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失せもの
ねえ、あなたはどこ?いくら探しても見つからないのあの時橋を渡ったあなたはどこに行ったのでしょうか?あなたはもう居ないというけど、わたしはまだ探してしまいます。
べい さん作 [256] -
「忘却」
忘れなさいその日がきたら全てを…忘れていいんだよ大丈夫だからいつまでもすがるようなマネはしない忘れなさい自分の心にだけしまっておくから貴方は忘れなさい愛しき人泡沫の夢はお忘れなさい…その日がきたら教えるから…愛しき人よ…忘却の彼方へ今は、そばにいて…その日がきたら教えるから…全ては泡沫の夢だったと全てお忘れなさい…それが私からの貴方への愛だと綺麗で儚いままの私でいさせて…その日がきたら全てを…お
妖華 さん作 [391] -
ポイズン
酒は 本能ひきさます狂乱のこのポイズン呑み熱い血が躯中刺激するように流れてスパークしたこの熱くなった人差しをこめかみにあて親指をたおす何故 死ねない?死ねるわけがない!君はそれを見て笑ってる君はそれを見て笑ってるこの世は 酔っている銀河の果てまでもがポイズン酔わしている
小川正幸 さん作 [270] -
夜人
閉ざされた時間紅色の三日月生温く吹く風こんな夜は…ただ単に暴れたい 叫びたい 泣きたい何も考えず全てを壊せ憎いわけでも、怨んでるわけでもない身体の奥に居る別の何かがそうさせるのだただ身を委ねよただ暴走せよ自分に嘘をつくなそうさ!私はそんなに良い人でもない
東雲 さん作 [399] -
籠球
小さな貴方の心の輪に私は入り込もうより正確に アーチを描いて 真っ直ぐと…失敗すればその心の周りで守るリングに弾かれる上手くやらないと入らないぞさあ貴方に会いに行こう貴方目掛けて私を投げてくれ
東雲 さん作 [395] -
†「青」
真実はいつも重くこの体にのしかかる目に写った幼き日今はもう届かずに… 腐る躍らされた屈辱の日々知らなければ幸福?息も詰まるような世界それが紛れもないリアル空を見上げても「青」なんてない息を隠しては 涙ぽろりぽろり下された罰 怨み恨まれ傷つけた心の対価欲望ばかり溢れた結果 笑顔を無くした人形もしも僕に小さな可能性があるなら…自惚れないで 自信過剰は自分さえ見失う拒絶する事で耐えた代償を今まさに 此
楓 さん作 [298] -
ペンでつけた心の傷
修正テープで真っ白に戻しても書いたものが消えたわけではなくて過ぎたものを消したわけではなくて鉛筆でつけた体の傷は消しごむで綺麗に消せるけどペンでつけた心の傷は消しごむじゃ少しも消せないし修正テープで真っ白に戻しても書いたものが消えたわけではなくて過ぎたものを消したわけではなくて…
兼古 朝知 さん作 [401] -
赤い絵の具
爪を噛む。愛情の傾きが生んだ癖。しばらくして私は痛みに気づく。爪と皮膚の間から溢れる血。 キ レ イ。親指を舌が這う。嗚呼。私が生きている証拠、証明、証。私の中で流れている赤い色、紅い色、朱い色。なんて血って綺麗なんだろう。この絵の具でお絵かきしたいな。きっと綺麗な絵が描けるよ。
砂夜-saya- さん作 [319] -
赤い光の車
人の命を救うためこの光は灯されるのですたとえ助からないとわかっていても運ばなければならないのですそれが使命ですからつけられた炎消すためこの光は灯されるのですたとえもう炭と化していても行かなければならないのですそれが使命ですから罪人を捕らえるためこの光は灯されるのですたとえ本人が改心していたとしても捕らえなければならないのですそれが使命ですから
兼古 朝知 さん作 [368] -
その人を生涯愛せると誓えますか
「ずっと一緒」?本当ですか?本当にその人で後悔しませんか?本当にその人をずっと愛せますか?うわべだけで強がってその人に対し作り笑いしてませんか?その口角は いびつに曲がってませんか?その人の前で知らず知らず眉間に皺がよってませんか?「幸せにする」?本当ですか?本当に幸せになるのは貴方の方ではないのですか?本当にその人は 貴方を信頼していますか?うわべだけで言って騙そうとは思ってませんか?その目つ
兼古 朝知 さん作 [409]