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詩・短歌・俳句の携帯小説に含まれる記事が7357件見つかりました。

  • 消えないで

    眠りたくない目を閉じたくない瞬きさえしたくないだってまた目を開けた時に貴方が居なくなるかもって考えたら怖くて閉じれないものお願いだからもう少しだけそこに居て目を閉じている間に消えないでもう少しでいいから私の話を聞いていて少しでいいから頷いてくれるだけでいいからお願い私の知らない間に消えないで
    兼古 朝知 さん作 [402]
  • 灰色の人

    今日死ぬ明日死ぬきっと死ぬだから煙草を吸うんだ咳き込むだろうけど煙草を吸うんだ気持ち悪い煙を吐き出すんだ
    コンパス さん作 [306]
  • そして梟は日没と共に

    朝が来てもさえずらない昼が来ても眠りっぱなしで夕方になると目を覚ます陽が沈むにつれ落ち着きなくきょろきょろしてそして梟は日没と共に黒い空の下 飛んでいく
    兼古 朝知 さん作 [390]
  • 手のひら 死の花 鎮魂歌

    貴女が突然死んだ時その死の理解をするためには私はあまりに幼くてぴくりともしない亡骸を何もわからず見つめてた貴女へ捧げる鎮魂歌(レクイエム)その歌詞の意もわからずに無垢な私はただ歌う冷たい貴女の手のひらに無知な私の握らせた菊は葉もろとも枯れ落ちて母の涙も渇れ落ちた
    兼古 朝知 さん作 [373]
  • 何も語らない十字架

    朝の匂い小鳥の合唱路地裏のゴミを漁る犬猫教会の扉の向こうで一晩中傷を舐め合った男女それをただ見つめていた十字架ステンドグラスから朝日が差し込んで生まれたばかりの日だまりに溶け込む二人愛撫し合って凍てついた皮膚感覚を取り戻すと光の粒子が視界に広がってどこからか聞こえる賛美歌が天国への扉を開く
    ブランキー さん作 [385]
  • 痛み

    その言葉の何処に嘘があるのか私には見つけられなくて 想い浮かべては誤解の思考を繰り返すのそのひとつひとつが叫ぶようでそのひとつひとつが 泣いているようでそのひとつひとつがとても痛いそのひとつひとつの 側に居たいそのひとつひとつと貴女に逢いたい
    となりのトトりん さん作 [419]
  • マゾヒステリア

    本当の愛なんて誰もくれないからいつも信じなければ傷つかないのに真実の愛なんて見たことないからだから いつも自分を隠しているのに傷付きたくないって隠れているのにまた私は自虐的に貴女の愛を 信じてしまうんだ
    となりのトトりん さん作 [455]
  • どんな夢だとしても

    夢の中で空を見上げ飛べるような気がしたから力の限り地面蹴ったら頼りない背に大きな翼飛んでゆこうかいけるところまで夢の中で死を体験してそれが全てとは思わないけど私の死に際全てが闇で死への恐怖は大きくなるばかりたかが夢だけど飛べる気がするのたかが夢だけど死ぬのが怖いのあるわけない とわかっててもどうしても期待してしまうどうしても臆してしまう今日は 夢の中で何が見えるんだろうどんな夢だとしても変わらな
    兼古 朝知 さん作 [377]
  • 「信頼」

    自分は人を信頼したい彼女は言ってくれた「大丈夫だから、私があの子のそばにいてあげるから。貴女は自分の足元固めなさい。それがあの子の為にもなるから…」そう言ってくれた同級生のお母さんありがとうございます自分は人を信頼したい自分にはできない自分はここにはいれない距離にして1000?すぐにはこれない今日、新幹線にのり流れる景色をみながら無力な自分を憎んだ無力な自分が情けないそれでもそれでも自分は強く強
    妖華 さん作 [315]
  • 拒否

    受け入れられぬ下書きに残る言葉達は誰にも届けられずに いつまでも歳をとれない 歳を重ねた私がそれを開く時だけ歳を重ねられて私の言葉は誰にも届けられずに老いて逝くいつまでも記憶は鮮明のまま鮮やかに朽ちて逝く
    となりのトトりん さん作 [419]
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