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詩・短歌・俳句の携帯小説に含まれる記事が7357件見つかりました。
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再生
潔白の雲を指先で上手に裂いてこの庭に陽射しを注いで次の朝まで眠りましょう目覚めても覚醒できないまるで私は眠姫漆黒の満月で光合成する碧い薔薇が窓辺で息を殺している直ぐ近くで獣の声と誰かの断末魔の声が重なる純白の太陽が照らす朝庭先に大輪の紅い蜜薔薇が咲いた彼の夢の中の世界私は彼の記憶の住人彼が屍と化すとき私は覚醒する
薔薇姫 さん作 [308] -
最愛の人へ
あんたと離れて気が付いた。こんなにも自分が無力なのが、こんなにも自分がダメなことも…あんたと出会う前は何も無かったけど、あんたと出会って世界観が変わったよ…初めて人の為に何かしたいってことをさ。だから離れたくなかったよ、自分一人じゃあ何も出来ないから…でも仕方なかったんだ、あんたの負担にはなりたくなかった。今でも後悔してることがあるなら、あんたを幸せに出来なかったことかな…けど、あんたなら絶対幸
s. さん作 [432] -
†神罰
常識に染まりすぎて いつしか失した大切なモノ「豊かな頭」は見る影もなく寂れた大地に変わり果てた欲しいモノは受け入れ要らないモノは捨てるそんな簡単なことに躊躇する己を裁け苦しんだ... 自分は無駄ではないけれど少しだけ「普通」に憧れていたんだ気付いたなら せめて手向けの餞を昨日までの僕は死んだ産まれ落ちた日 断罪の日 苦しみの中で笑えと 神が言う前世の罪 来世の罰 共に生きろと心が歌う生きろ 生き
楓 さん作 [341] -
息
私はいつも息を止めていた 知らずに流れ落ちる夕闇を映す透明な銀 そっと吐く溜息は怯えるように吐き出され 私は静かに肩を撫でてもらえるのを待つ 息もできなくて苦しくて 溜息は怯え 小さい自分に悲しみすら感じているのに幸せを壊す引き金を自分では決して弾かないように私はいつも息を止めていた 隠れるように吸った息は怯えている私は幸せを壊さぬように息を止めていた
となりのトトりん さん作 [472] -
全部失くせたらいいのに
ねじ曲げられてひねくれて真ん丸い心はぼろぼろに棘がついてイバラのよう事故に遭ったの?へこんでるいつからか知らない間にひび割れて綺麗な純情 消え去って綺麗な笑顔 捨て去って一途な思い へし折って一体何が得られたの?忘れた初恋もう思い出せないで諦めた時の苦しさしか覚えてない輝いて見えた初恋はそれはもう 醜くて思い出したくもなくなったあぁ もう記憶を全部失くせたらいいのにずるずるずるずる引きずった
兼古 朝知 さん作 [385] -
人間の道は、直線ではない!!
人間には・・・いろんな道がある・・・大人の道・・・勉強の道・・・とたくさんある・・・そして・・・生きる道・・・この様々な道は、どんな人でも直線ではない。裕福な人でも、優秀な人でも。。困難は、必ず一回は、あるものだ。山があり、谷があり。でこぼこがあり、一気に通り過ぎる道があったりする。だが。。その道を乗り越えた時・・・人間は、大きな成長をするのだ。
涼夏 さん作 [503] -
ビューティフルバトル
私は今、戦場にいる私は今、戦っている人生という名の戦場で人生という名の敵とこの戦いは激しい妬み 恨み 苦しみ 悲しみこれらの中でいかに私でいられるか私が私でいるために戦えるのかそれが生きるということなのだこの美しい戦いを私たちは過ごしているだから頑張って生きている人は美しいのだ私たちは美しく生きるのだ
東雲 さん作 [283] -
†ヒューマノイド
抜け出せない 逃れられない 世界の渦に飲み込まれそう今日も明日も夢ばかり見てる僕は現実に取り残されそうで一人が怖い 時間ばかり過ぎる夜が終わる太陽が差しても 心が晴れることはないきっと誰もが幸せなんか知らないきっと誰もが痛みに耐えているそう言い聞かせることで 今日も息をする笑わない 眠らない 涙を流さないそう僕は…胸を締め付ける声 君が笑う声まだ僕だけを残し静かに消えちゃうの掻き乱す皮膚 擦れる
楓 さん作 [281] -
あなたへ…
こんな気持ちは初めてだった。昨日君に逢ったのに、今日も逢いたくなる。ただ君に逢えない時が、こんなにも不安になり、貴方への気持ちでいっぱいになる。こんな気持ち、貴方が初めてだった。
s. さん作 [487] -
candle light
小さな灯りが炎に成れずに揺らめいて滴る純白の雫を静かに紅く染めてる好きで好きで意味なく堪えた涙をきっと貴方は知らない私の気持ち知っててもあの娘に微笑む貴方への悲しい思いは知らないのね輝き弱めた灯りが虚しく短く微かに震える私の肩の震動に合わせて
薔薇姫 さん作 [334]