トップページ >> 詩・短歌・俳句の一覧
詩・短歌・俳句の携帯小説に含まれる記事が7357件見つかりました。
-
†蕾
ほら、蕾が咲く日まで ボクを待っていてねもう 知らないふりしないできっと花咲かせるから荒れ果てた地 一つ落とされた種こんな場所で咲く訳がない皆、口々にそう言うけれどボクは此処で生きていたい水→愛情→肥料→太陽水→愛情→肥料→太陽観ず→哀情→疲労→耐用観ず→哀情→疲労→耐用ボクは生きられかな?ねぇ、まだ蕾が咲く日まで ボクを間引かないでいてよもう 気付かないかもだけどきっと花咲かせるから君に見てほ
楓 さん作 [325] -
モノクロ吹雪の 逃亡劇
素手と狂気で 牢壊し上着は着ずに 雪の中裸足と半袖 空は荒れ霜焼け あかぎれ 鼻赤くモノクロ吹雪の 逃亡劇逃げろ逃げろと ただ叫び帰る家さえ 失えば疑心暗鬼に 蝕まれ足の痛みも 忘れ去り雪を溶かすは 彼の血でモノクロ吹雪の 逃亡劇雪と変わらぬ 顔色で信じる心 捨て置くは死んだ眼差し 上の空やるべきことは 走ることモノクロ吹雪の 逃亡劇
兼古 朝知 さん作 [436] -
†オーバートリップ
煙草が進む お酒が進む また一つ 死に近づいた えへへそんな君を鏡越し 見てる僕は何を言おうか 何をしようか煙草が回る お酒が廻るまた一つ 理性を押し潰した そんな君は今日も つまらない何を思うのか 何を願うのか大好きです 君がいれば死んでもいいそんな台詞 似合いはしない窓に影を 手首には傷をそれが自分らしい 生き方?あっ あっ あん また暗幕に圧し潰されそういや いや でもいいや 甘い快楽が迫
楓 さん作 [270] -
†裏言
明日は何しよう 昨日は終わっちゃうから箱から出して 眺めてみよう僕の心臓 まだ動いてる?謝らなくていいよ あなたに罪はない「ごめんなさい」「ごめんなさい」信じる力はまだ無くてアイテムはまだ使わなくていいよきっと僕は幸せだったからフィルター越しの未来も意外と悪くない天井から吊された 僕の弱さ 見つめた君 吐いた。汚物と贓物のオンパレード 君にはつらかったかなでもね 見てほしいんだ 君が愛してくれた
楓 さん作 [269] -
悪魔の姿
知っているか。戦争の神なんてのがいるんだと。全く笑っちまう話だよ。人が死んで喜ぶ神様なのだから。戦争の神がいるのなら、人を殺した奴も、きっと寵愛を受けるだろう。そんな馬鹿馬鹿しい話があってたまるか。きっとそいつは長い牙と背中には黒い翼が生えているだろう。それはまるで、人間が描いた悪魔みたいに。
ブランキー さん作 [409] -
偽善:あめだま
俺が死のうかとビルの屋上に言った時、周りの人間は言った。お前が今死のうと思ってる時、生きたくても生きれない人がいるんだぞ、ってさ。俺は少し考えたんだ。もし俺が死ぬ事をやめたら、そいつらは生きれるのか?俺が死ぬ事をやめたら、そいつらは嬉しいのか?答えは否、だ。でも見たくなった。この世界にいる人間を。俺は柵をよじ登って戻る。周りの人間は俺が今の言葉で戻ってきたんだと思ったようだ。しばらく生きて、世界
あめだま さん作 [468] -
初恋
いつまでも色が褪せない思い出の共通項はあなたの姿
のすけ さん作 [375] -
仲間
知らぬ間に世の中動き別れあり気分はまさに浦島太郎
のすけ さん作 [368] -
初恋:あめだま
なにかな?なにかな?この気持ちはなにかな?その気持ちは、悲しいのかい?―悲しいよ。楽しいのかい?…―楽しいよ。怒ってるのかい?…―怒ってるよ。不安かい?…―不安だよ。苦しくなるかい?…―苦しくなるよ。それでも嬉しいだろう?…―うん、とっても。そしてどうしようもなく幸せだろう?…―そうだよ。ははぁん。わかったぞ。…―わかったの?その気持ちはね、初恋(恋だよ、坊や。).
あめだま さん作 [456] -
死ぬから生きてる
人間死ぬから生きてる死ぬから生きたいって思う死ぬから生きるのが楽しいって思える死にたいそう言った君の頬を北風が殴りつけたふざけんなよお前今死の間際に居る人間に同じこと言えんのかよ生きたいって叫んでる人たちに死にたいって言えんのかよ風は まるでそう言っているようで人間死ぬから生きてる死ぬから生きたいって思う死ぬから生きるのが楽しいって思える死にたいだなんて言いなさんなよそれは生きてる限り言ってはな
兼古 朝知 さん作 [410]