トップページ >> 詩・短歌・俳句の一覧
詩・短歌・俳句の携帯小説に含まれる記事が7357件見つかりました。
-
甘えるんじゃないよ
明日がない…そりゃそうさあんたが生きているのは今日で、昨日見た明日じゃないんだ人間は過去に戻れないし未来にも行けないただ死という今日を迎えるまで、今日を生きていくもんさ明日はただの概念さ夢がない…そりゃそうさ夢に生きてみなよ何も変わらねぇ金で飯を買い、家に住み、腹が痛くなれば便所に行く無茶をすれば体は壊れる今生きる日常があんたの夢か?夢は見てればいい愛がない…そりゃそうさ愛がこの世にあってみなみ
朱雀 さん作 [1,025] -
悲しいメロディ
眠れぬ夜の静寂を切り裂くために、エレキギターを掻き鳴らした。どんなに真似をしても本物にはなれないのに、ただヘッドホンから漏れだした音に耳を傾けて真似をした。暴れるのに意味はいらなかった。ただ虚しい夜をかき消してくれれば。曲と曲の間の無音さえもが憎らしいのに…なあロックスターよ。そんな悲しいメロディを弾かないでくれよ。
ブランキー さん作 [394] -
作曲中歌詞
大きな世界で小さな夢を見つけた小さな僕は大きな夢を見つけた夢はいつしか現実に変わっていくつもの敗北を味わったこれまで生きて言葉を覚えてきた背も幾分高くなったそうやって沢山の事が見えて来てそして何もわからなくなった…不意に目を閉じたら見えてきたものがあって…いつも以上に世界が広く見えたんだそして目を開くと…果てしない世界世界は僕を置いて廻る意味のないような日常を乗せて僕は笑われたくないから今日も先
ニコル さん作 [433] -
信頼が欲しいんだ
言葉だけで救われる筈がないだろう救いたいなら行動に示せ文字だけで伝わる筈がないだろう伝えたいなら抱きしめてやれ人を信じられなくなった人間がそう簡単にお前を信用すると思うなそう簡単にお前を信頼すると思うなその人は救いの手が欲しいのにそれを見つけられなくなるほどに暗闇に落ちてしまっただけだその人は殻に堅く籠ってそれを破くくらいのばりばりと砕くくらいの強い 強い信頼が欲しいんだ
兼古 朝知 さん作 [348] -
散歩道
雪化粧いつもと違う顔の道人もすってん仔犬もすってん
のすけ さん作 [343] -
切り捨て御免
きにくわない奴がいたなら殺してやるオレを馬鹿にしたら切り刻んでやる誰も逆らうな誰も近寄るなあたかも仲間だと言わんばかりに馴れ馴れしく接するな切り捨て御免そうやって人を殺していくうちにいつの間にかひとりになった残ったのは血がついた刀だけ本当はただ憧れただけ皆と寄り添う貴方達が羨ましかっただけ人の命なんてそんな軽いものじゃないだろう?
東雲 さん作 [392] -
深紅
私の好きな色は深紅深く 鋭く突き刺さる色長く 果てなく愛す色見て!このドレスも綺麗な深紅嗚呼、美しい嗚呼、吸い込まれるしかし実際は違うのだそのドレスはただの血まみれドレス私の好きな色はただの血の色深紅ではない!それは血だ!私はただの血が好きな獣だったのだ
東雲 さん作 [377] -
君を想うと切なくて
君を想うと切なくて 雪降る夜に何を思い僕は歩いて行くのでしょう。水銀灯から逃れるように僕は燈りの後ろばかりを歩いてしまう。いつからか 魔法にかかった僕はどうしようもない衝動を自分で作り何もできないもう一人の自分をせせら笑うの。 どうしたの?何がしたいの?君は何でそこにいるの?欲張りな僕は虫を喰ってはそれをを笑って生きている。要らない自分は居るうちに入らないのになぜか僕なんだ。もう食べ飽きたから
となりのトトりん さん作 [490] -
いつの日か
腰から下が酷く冷える癖だってあっためてくれた夏凍えた真っ赤な赤鼻のトナカイだね…なんて心情熱にしてくれた冬今年のテーマはそんな大好きな君にサヨナラを言うこと気まぐれなんかじゃないよとっても悲しいよ…だから捧げる笑顔のサヨナラきっとあたしは世界でいちばんの幸せトナカイでした君を愛してくれる人にもありがとうでしたいつの日か…運命を君の前で拾えたらまたあたしの赤鼻は真っ赤なんだろうね?その時はバカみた
あおる さん作 [304] -
中途半端な優しさは…
中途半端な優しさは一番人を傷つける中途半端な優しさはあなたがあなたに酔ってるだけ…中途半端な優しさで私は一等孤独になった中途半端な優しさは親がいない子ように中途半端な優しさは例えば真冬の雨風だ中途半端な優しさで私が助かった事などついぞ、なかっただから私の優しさは最大限の愛を持とう中途半端な優しさは中途半端な愛なのだから
むぅ。 さん作 [277]