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詩・短歌・俳句の携帯小説に含まれる記事が7357件見つかりました。

  • 君が問う

    凍てつく夜空 ネオンの街寄り添う君が問うあなたに付き添うは、恋?君の眼の力におされ口をつく恋のきらめき嘘のゆらめき静かな道路 暗い車内手を握る君が問うあなたを求めるのは、欲?接吻に愛のスパイス徒花に夢のささやき欲のざわめき潜む深夜 冷たい部屋顔乗せる君が問うあなたの傷を知るは、情?独りごつくちびる塞ぐ君の手がなさけの踊りうたげの終わり虚しさの余韻にひたり気付かぬは右手のやいば死のみちしるべ君が問
    朱雀 さん作 [554]
  • 祝福へ、ささやかなおかえ詩(多分リズム重視)

    かつて闇に身を投じていた光や、祝福、激励に目や耳が慣れていなくてそれを全て拒絶した来る者全て 拒絶したやがて闇が普通になって周りは誰もいなくなってそれが当たり前になって時が流れて光に慣れて闇に慣れて人にも慣れて今度は自分が光になれたならそう思って今生きているそして今改めて気付くやっぱり光は荘厳で祝福は僕の輪郭をはっきり世界に映し出すそれは自分じゃできない事でそれがとても嬉しくて上手く言葉にできな
    ディナー さん作 [406]
  • 群れて 群れてまた群れて電線にとまる黒い影淀んだ鉛の空の中集まって 集まって飛んでいく離れて 離れてまた離れゴミ箱あさる黒い影高く晴れた空の中散らばり 散らばり飛んでいく
    兼古 朝知 さん作 [354]
  • ありがとう

    その一言が私を救い出したのだその一言が生きる意味を示したのだ聞き慣れた言葉ではあるが今日 この時 この瞬間君の口から聞こえたことはなにものにも変えがたいだから今度は君に言う…ありがとう
    東雲 さん作 [417]
  • 灰色鉄塔

    灰色鉄塔日の下に立つその足元には乾いた砂灰色鉄塔ぐらぐら揺れてその頭上にはからりとした空赤色鉄塔火の下に立つその足元には冷たい死体赤色鉄塔塗料は焦げてその頭上には燃え盛る空黒色鉄塔非の下に立つその足元には渦巻く憎悪黒色鉄塔静寂の中でその頭上には星 見えぬ空
    兼古 朝知 さん作 [362]
  • 江戸っ子

    べらぼうめぇ!べらぼうめぇ!おいらぁ勢い余る江戸っ子でぃ!そら何もたもたしてやがるんでぃ!火事だぁ!喧嘩だぁ!さあ騒げ!辛気臭せぇ顔しなさんな!何事もノリと勢いだぜえぃ!金がない!?んなぁこたぁ知るかい!家がない!?んなぁこたぁ知るかい!妻がいない!?んなぁこたぁ知るかい!命がない!?んなぁこたぁ知るかい!わらっとけ!わらっとけ!…………命がない!?そりゃてぇへんだぁ!さあ騒げ…
    東雲 さん作 [390]
  • ゆめの在りか

    いつか忘れてしまったいつか手放してしまった大事なゆめ少しずつ大人になるにつれて少しずつ消えていったいつだ?いつ私は自分のゆめを諦めてしまった?思い出せ!子供の頃は私もゆめをみていたのだみんな子供の頃はゆめをみたのだそれを今から叶えにいこうさあ探しにいこうあの時のゆめを希望に溢れたみらいを泣かない強いわたしをゆめの在りかはきっといつも心の中に…
    東雲 さん作 [413]
  • 私の幸せは何なんだろう親と居るときも友人と居るときも恋人と居るときも私の家族と居るときも何をしているときも一度も幸せと感じたことはない今私は夢の世界にいるリアルな感情がない人生をリセットしても人生をやり直したとしても私は私のままだろうきっと何も変わらない私自身が変わることを望んでいないのだから
    さん作 [271]
  • ちぎれ雲

    止まらずに常に動いてどこかへ流る自由に見える動きを羨む
    のすけ さん作 [365]
  • 死んだ恋

    死んだ恋は人知れずひっそり あっさり消えていくその感覚は無性に哀しくてさっきまでこの手のひらが掴んでいたものは何?それさえも 一切気にならなくなってそうやって変わっていく僕を許せないのはもちろん僕自身手のひらにあったものの答えを知っていた頃の僕死んだ恋は人知れずひっそり あっさり消えていくその感覚は無性に哀しくてその感覚を無性に感じたくなってあの頃の僕に問いかける「僕は もう死んだみたいだ僕を許
    兼古 朝知 さん作 [363]
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