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詩・短歌・俳句の携帯小説に含まれる記事が7357件見つかりました。
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懐古の想い
ふわっ…ふわっ…雪は音をたてて、アスファルトに吸い込まれていく。淡く滲んだ斑模様は、まるで私の心のよう。ハァー…ハァー…吐息は白く彩られ、不浄な空気を清く染め直す。コツン…コツン…乾いた空気に、一人分の足音が響く。人っ子一人いないこの街は、まるでこの世の終わり。いつかの桜並木も、今は虚しくてたたずんでいる。ふわっ…ふわっ…アスファルトに吸収された雪が、太陽から垂れ下がる光の架け橋を辿ってまた空に
ブランキー さん作 [473] -
【投稿企画】自分なり短歌
聖夜まで待ち焦がれた時間永けれど聖夜は一瞬立ち止まるのみ
兼古 朝知 さん作 [447] -
【投稿企画】今夜はクリスマス
暖炉の前にあなたと二人肩を寄せ合い穏やかに見つめる先のモミの木の根元に花咲く贈り物いつもは広いこの部屋に煌めく星々飾り立て心を込めて奮った腕が満たす香り特別な味今夜はクリスマス家族が集まるクリスマス遠くに住むあの子達が年に一度帰ってくる遊び疲れた子供を部屋に送ったあなたがそっと今宵の感謝を主に祈るわたしの肩を優しく包む今夜はクリスマス笑顔が届くクリスマス無事を祈った私達に年に一度の贈り物今夜はク
朱雀 さん作 [572] -
【投稿企画】聖夜に響く鐘の音
街に溢れる笑顔からいつも隠れて苦笑い嘘をついて情に縋る鋭利な刃に胸えぐれおまえの面影追う心あなたのいない今夜いつもの一人帰り道浮かべる笑顔さ迷う壊死する恐怖に怯え思い返すあの日々を聖夜に響く鐘の音君の呟き、あのね消えた思い、ほらね嘘ぶくの、やっぱりね明日見た冷たい夜空行き場無くした二人怨む世間はあぁ無情描き明かしたその夢堕ちて汚れたその操聖夜に響く鐘の音僕の呟き、そのね消せぬ思い、でもね手を離す
朱雀 さん作 [524] -
帰郷
静かさの外観変える便利な世望む故郷は記憶の中に
のすけ さん作 [405] -
敗者の詩
おぉ敗者よ!お前の気持ちが分かるとは言わない!お前は何を信じ、何を見つめ、何をやろうとしたのか?お前が流す涙は何よりも醜く、何よりも悲しい!お前が叫ぶ声はお前が赤子だった時と何も変わらない!それで良い!それこそが素晴らしい!お前は逃げなかったのだから!戦う事から!お前勝負したのだから!今の醜態は明日の強さなのだから!お前は強くなるチャンスを与えられたのだから!だからこそ私は今のお前に詩を詩
むぅ。 さん作 [246] -
矛盾:あめだま
笑いかけられると顔を歪めるくせに、他人に笑いかけると泣きそうな顔をする。手を取られると振り払うくせに、弾かれると寂しそうにうつむく。話しかけられると疎ましそうにするくせに、無視されると違和感を感じる。つきまとわれるのはいやだと言うくせに、ひとりぼっちはいやだと言う。あぁ、矛盾している君の心。素直になれない君の心。昔、自分の発言が矛盾していることに気づかない商人のように。君は心の矛盾を気づかないと
あめだま さん作 [420] -
インスピレーション
インスピレーションどおりに生きてみたい他人が何と言おうと私は私だから!インスピレーションどおりに生きてみたい私の事を理解出来るのは他者ではなく私自身だから!インスピレーションどおりに生きてみたい結局は自分の人生なのだから!インスピレーションどおりに生きてみたい中也や修司や賢治みたいに!インスピレーションどおりに生きてみたい自由への道はそこにあるりそうだ!インスピレーションどおりに生きてみたい言い
むぅ。 さん作 [238] -
月下美人
青く輝く奇跡の星二つの顔をもつ地球その星に寄り添い永久に回りつづける月いつからか彼女は心惹かれていた水と緑にあふれ美しく煌めく彼にだから彼女は光をくれる暗く沈んだ夜の彼を励ますように優しく照らしてくれるしかしその光も恋い焦がれた昼の彼にはとどかないまばゆいばかりの光に掻き消されてしまうからしかし彼は知っていた彼女の儚い想いをだから彼は感謝する彼女の優しい月光にそして彼は考えた彼女に感謝の気持ちを
ヒソカ さん作 [469] -
「good-bye」の本音
君がいれば…ただそれだけ僕は幸せだった 君がいれば…今の不幸さえ幸福だと思えるのに 君がいれば…明日の不幸さえ恐くなかったのに 君がいれば…真剣に自分を見つめれるのに 君がいれば… 君がいれば… 君がいれば… ごめん…君に「good-bye」なんて言ったけど… 本当の所は 君がそばにいて欲しい
むぅ。 さん作 [229]