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詩・短歌・俳句の携帯小説に含まれる記事が7357件見つかりました。

  • 世界は意外と

    世界は意外と狭い新しくできた知人の知人が古くからの親友だったり新任の若い教師が慣れ親しんだ恩師の教え子だったり世界は意外と広いそう遠くにはいない友といつまで経っても逢えなかったり近くにいる筈の想い人といつもすれ違って逢えないままになったり世界は狭くて世界は広くてこの世界の中一人しかいないようなそんな寂しさを感じて人と人は出逢うのでしょう?この狭くて広い世界で出逢えたことを無駄にはしないできっと
    兼古 朝知 さん作 [361]
  • ロウで固めた虚構

    イカれてるよ。簡単に人を殺せるんだ。その便利なてめーの脳みそで。ムカツク奴に向かって、右手で作った22口径の拳銃で、バァーン、だ。一瞬さ。全く手も汚れやしないんだ。気に喰わない奴一人一人消してくアンタはまるで神様だな。それは正義とは程遠いよ。きっとあんたは気付くだろう。それがロウで固めた虚構だということを。でももう遅い。気が付きゃアンタも立派な人殺しさ。
    ブランキー さん作 [464]
  • 狂った兵隊のマーチ

    血に飢えた兵隊さんが銃をぶっ放してお通りだ。さあ、道をあけな。さもなくば五秒後にあんたも蜂の巣さ。さあ、道をあけな。狂った盲の兵隊はどこにぶっ放すか分からないぜあいつらは簡単に人を殺せるんだ。完全にイカれてるよ。さあ、道をあけな。バカな兵隊が足を揃えて、あの世に向かって行進してるんだ。なあ、笑っちまうだろ?
    ブランキー さん作 [480]
  • 記憶を辿る

    記憶を辿りたいと思いますしかし思い出せぬのですだから残したいと思いますこの真っ青な日記帳に記憶を辿りたいと思います1ページ目3月4日 空欄2ページ目3月5日 空欄3ページ目3月6日 空欄4ページ目3月7日 空欄…飽き性ではありません書きたくない事ばかりだったのです裏切り 妬み 怨みそればかりなのですでも その中でも3月25日あの人と話した束の間の幸せ3月26日あの人とももうすぐで
    兼古 朝知 さん作 [319]
  • 招き猫と千羽鶴

    今日も 幸福招いてますあなたに届けばいいと思います私は 招き猫今日も 願い運んでますあなたに運べればいいと思います私は 千羽鶴
    兼古 朝知 さん作 [318]
  • BAD ENDに憧れて…

    僕は憧れる。BAD ENDに。まるで銀幕の中の悲しいヒロインみたいな…だけれど、現実は退屈な毎日で、僕には決してそれを演じることはない。そしていずれ僕が死んでも、地球は当たり前に自転を繰り返し続けるのだ。誰かが死んで、また誰かが生まれる。朝を迎え、夜が来る。この偏屈のない太陽系の一連の動作は、ソクラテスだとか、ルソーだとか、ロックだとかが、いくら論じても変わりはしないのだろう。だからこの終わりの
    ブランキー さん作 [437]
  • いつもどこかで

    あそこで笑い、こちらで泣くあちらで生まれ、ここで死ぬ向こうで喜び、こっちで悲しむ明日に輝き、今日に暮れる いつもどこかで誰かがいつもどこかで何かにいつもどこかではしゃぎいつもどこかで沈む上を目指して、下に堕ちる右を見つめて、左に進む前を向いて、後ろに傾く昨日に和み、今日に凍るいつもどこかで誰かがいつもどこかで何かにいつもどこかで華に舞いいつもどこかで血に染まる今夜も己の命の為喰らう女は心か身体か
    朱雀 さん作 [379]
  • 伝えたいこと

    数億もの語だが私が本当に伝えたいことはそう何個もない君に私の気持ちを全部伝えられるか言葉ではあるがそれは私を映せるのか気持ちは言葉で表せるのか言葉では足りない気がした気に伝えたいことは言葉では足りないのだ
    東雲 さん作 [321]
  • 決別の誓い

    紅葉はやうやう色を忘れども我がこころ絵に刻む其の色
    ブランキー さん作 [419]
  • センチメンタル

    真夜中の感傷的な気分が、昼間に俺を襲ってくるんだ。そいつは簡単に俺の現実を奪っていく。背中に生えた漆黒の翼も、昼間の灯りに照らされて、まるで役立たずさ。ギザギザの太陽は、俺の心に鋭角で滑らかに侵入しやがる。出来るなら、生きる才能が欲しい、と呟くと「そんなもん、誰も持ち合わせちゃいねーよ」と、真っ昼間の空をスイスイ泳ぐ一匹のカラスが俺を馬鹿にした。
    ブランキー さん作 [436]
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