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詩・短歌・俳句の携帯小説に含まれる記事が7357件見つかりました。
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開かない箱
開かない箱特に目立った柄もなくあるとするなら蓋にひとつの鍵穴鍵は作られていない鍵穴を作ったあとで鍵を作るのを忘れてたことに気づいたあぁ もう決して開けられることはない…作った本人が呟いたそんなに嘆いて中には一体 何が入っているのだろう?大泥棒がその技術をもって箱を開けたそこにあったのは懐中時計が ただひとつ大泥棒にはわからない他の誰にもわからない作った者しかわからない大切なもの針は止まったままで
兼古 朝知 さん作 [424] -
†夢
叶わぬなら殺してしまえ...理不尽な願いは眩暈とともに拙い日々なら死んでしまえ理不尽な望みは滑らかに呼吸するたび 何か無くした気がして怖い明日は何がある? 期待よりも不安が多くて気付けば臆病に生きて 自分さえ見失ったわたしは何処にいるの? 誰か教えてよ舞い落ちた木葉のように短い命ならこのわたしの世界も少しは色づいたのかなできぬなら壊してしまえ...すでに瞳は死んでいる咲かない花は摘み取りなさい他
楓 さん作 [294] -
恋よ
どんなに同じ光景を見てもどんなに夕陽を見てもどんなにあの赤いマフラーしてももう思い出せないあの頃の私の心あの時の感覚あれが恋?もしそうだとしたらもう一度会いたい恋 という偶然で 必然的な産物に見てるだけで幸せで見かけなければ探してちょっとしたことで胸が苦しくなってでも どこか楽しかったあの頃の感覚がもう一度戻ってきたならば…恋よ私は もう一度お前に会えるのだろうか…?
兼古 朝知 さん作 [338] -
もっと見ろ 周りを
周りみて 誰かいる?味方いる?いない。。って思った人本当に?気付いてないだけぢゃなくて? もっと周りみなょ気付いてないだけで味方はたくさんいるんだ
涼夏 さん作 [414] -
見つからない
探しても見つからないどこに行ったんだろう…大切なものに限ってどこかに行っちゃうよ親友のくれたキーホルダー君のくれた明るい心親が注いだ愛情それに 絶対に失くしたくなかった思い出の写真思い当たるところはすべて探した探したのに失くすもんかって思ってたのに…あぁ ダメだ泣きそうになるどこに どこに行っちゃったんだよ呼びかけても見つからなくていつになっても見つからなくて涙流しても見つからなくてどうした
兼古 朝知 さん作 [337] -
暴
私はわがまま貴方の本音が聞けたら嬉しいずっとそぉ思っていた貴方には貴方の悩みがあってソコに私は踏み入ってはいけなかった禁断だったその場所に入り込んだ私は自分が犠牲になっても貴方を振り向かせたいそんな私はやっぱりわがままなのかな
鏡 さん作 [275] -
小指に糸が見えません
私、あなたが好きよその無精髭も細くない顎と眉も一重の目も小柄な体で短い足も雰囲気で感じる気怠さも全て好きよあなたの全てを受け入れるわ私、あなたが好きよ不器用でマイペースで負けず嫌いで情に厚い人で一生懸命でそんなところが好き悪い所も引き立て役にしか見えないわだけど、ああなんてこと私はあなたのこと知っているようで知らないの大事なことを知らないのどんなにあなたが素晴らしいか知っていても無知ゆえに虚言と
コンパス さん作 [340] -
自分なり短歌
強がって人前で泣かぬ 君の目が潤んだ瞬間私が泣いた
兼古 朝知 さん作 [347] -
サヨウナラを言いましょう
もう逢うことはないそれが解っているのならマタ逢イマショウとは言わないでサヨウナラを言いましょういつの日か逢えたなら あぁ私は狂ってしまうかもしれないねでもきっと二度と逢うことはないそんな気がするだってあの時あなたの涙がそう言ってたからぽろぽろ零れながらもう逢うことはないそれが解っているのならマタ逢イマショウとは言わないでサヨウナラを言いましょうまた逢えることを密かに夢見てまた逢えることはないと解
兼古 朝知 さん作 [392] -
心臓
私の目が貴女の目を忘れないのです。だから私は前を向いても見られていないのです。私の耳が貴女の声を忘れないのです。だから私は呼び掛けられても気づけないのです。私の手が貴女の温もりを忘れないのです。だから凍える冬に私は貴女を思い出すのです。私の心臓が貴方の名前を何度も何度も呼ぶのです だから、もう少しだけ貴女の記憶と居させてください。
となりのトトりん さん作 [586]