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詩・短歌・俳句の携帯小説に含まれる記事が7357件見つかりました。

 
  • 光と闇

    大丈夫と伝えたいなかなか見えない明日がきても大丈夫だからと君に伝えたい私達は光でもなく闇でもなく普通にただ普通に居たいだけそばで感じて想って伝えてどんな現実が待っていようともただ普通に居たいだけそれまで負けないようにくじけないように光と思って闇に甘えて
    にー。さん作 [320]
  • 間違った自分

    この上なく夜を愛しこの暗闇を生きたいいつも逃げている自分どうしても背中を向けている自分本当の気持ちは心の奥では足を出している日常本当の自分も本当の自分さえも今日より前に進んでいる自分頭の中でも自分の気持ちの中でも前を見ようとしている自分この身体だけただこの身体だけダメだとわかっているのに声に耳を向ける明日なんてどうでもいいもうどうでも良い一瞬が与えられる幸福でもそれが全てでいいこの上なく夜を愛しこ
    しんともさん作 [369]
  • まだ薄明かり

    3時所用で車を走らせるまだ夜のような闇4時所用が終わる空の薄明かりに気づき家路を急ぐいい機会だと思ったきれいな朝焼けを見て帰ろう前向きに考えた薄明かりに気づくまで5時外は朝焼けに包まれるカーテンはしめたまま薄明かりの部屋の中また眠りにつく
    にー。さん作 [329]
  • また雨の下より

    想像してみたあなたの好きなあなたもあなたの嫌いなあなたも望むものも望まないものも肩を落としていても涙をこらえていてもそっと触れることも寄り添ってあげることも出来ない綴られた言葉もすべては見られないでも居られぬ昼も眠れぬ夜も昔ほどあきらめの呼吸はしていない忙しい朝を迎えそれどころではない時間を過ごしまた想っては手紙を綴るそうしてどうか同じ呼吸をしていますようにと遠く離れた雨の下で声なくつぶやく
    にー。さん作 [323]
  • 雷雨

    打ちつける雨はまだ止みそうにない轟く雷も収まりそうもないこの雨に紛れてこの雷に紛れて泣いてしまおうか崩れ落ちてしまおうか外には聞こえない誰にも見られないすべて押し殺して生きられる程強くはない人に紛れる事が出来ないのならこの雨と雷に紛れよう人はいう誰も線引きなんかしていないでもだめなんだまだそう思えないんだその方がいいばずだからそうしてるんだ雨は止み雷は遠のきまた日の下にさらされる何食わぬ顔でまた日
    にー。さん作 [321]
  • 良くない風船

    君の心が溢れてぐちゃぐちゃな心を一つにまとめて君の涙をぬぐってみたそしたらきみが少し笑って私も少し笑ってまた備えを始めるんだ次の涙が君を襲うまで意地と恐怖で膨らんだ風船がパンと割れてこぼれた心をすくう数年後君は巣立ちまたその風船を膨らますんだすべてすくえないだろううまくすくえないだろうそれでも不器用でもそばにここに
    にー。さん作 [346]
  • 黍の粒

    一足の草鞋につきし竃馬かな稲雀瞬きをせば雲の上何しても光のごとし秋の日や嬉しさも哀しさもある鉦叩西東北を向きても南瓜なし一輪の菊で目覚めるいのちかな白米の中に見つけし黍の粒桐一葉次第に土に変はりけり鶏頭の目に映るごと彩られ音もなくそっと飛びくる小鳥かなドレミファソ木の実降る音当たりたるコスモスの君としづかにゆれてゐる道往けば日の当たりたる石榴かな始まりも終はりも同じ川の鮭零戦が空飛ぶあの日さつま芋
    比呂さん作 [904]
  • 釣瓶落し

    はるかなる森を見つめし秋の雨夢見れば障子洗ひの祖母が居る日没の丘の上ある薄かな露草の哀れこの世を憂ひたり我は今釣瓶落しの仕事かな
    比呂さん作 [920]
  • 無題

    うなだれる暑さぼんやり描くその姿溢れ出しそうな願いをいつも通りに飲み込んで飲み込んだものが暴れ出したってそれだけだもの何も知らず二人ただそこにいた二人夢は膨らむ程に現実が打ちのめす何も望まない何も期待しない自己嫌悪でしかなかった生き方が今のこの世に活かされる
    にー。さん作 [327]
  • あの花が咲く頃

    風吹けば通草もゆれて鳥止まり能面の顔した人や秋茄子子の眠り安らかなりて震災忌颱風のすべてをさらふやうなもの昼寝してひと休みせり竹の春通り雨過ぎたる朝の玉蜀黍鳥兜近くて遠き思ひあり草分けて子らも喜ぶ蜻蛉かな雨過ぎて二百十日の書斎かな朝早く二百十日やカレーパン山里の景色を飾る野菊かな童心にかえる我の野分かな心労の厳し葉月の針ふれる食べるごと葡萄の出でる言葉なし子はいずこ言はんばかりのむかご哉鐘鳴りて夕
    比呂さん作 [643]
 
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