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詩・短歌・俳句の携帯小説に含まれる記事が7357件見つかりました。
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罪と今
ただ悲しいのよ。どれだけ助けて欲しいと願っても どれだけ苦しいともがいてもあなたは全てを見捨てたの。あなたは平気な顔で突き落とした。膝をついて何度も何度も地面につけてそれでも平気で見捨てたの。何度も何度も許してきた私をあなたは平気な顔で突き落とした。何度も何度もお願いしたけどたった一度の甘えが許されなかった。こんな男の為に今までどれだけの犠牲を受け入れてきた事かただそれだけが悲しいのよ。
えり さん作 [503] -
優しい空間
『私の好きな所は』ってあなたに聞いてみたら『全部』って答えちゃうから『全部じゃ嫌だ』って拗ねてみたりする。『本当に全部なんだよ』とあなたは返してそれからひとつずつ丁寧に教えてくれるの。どれだけ年月を重ねても優しく髪を撫でながら穏やかな笑顔をむけてくれる。そんな優しさが流れる空間。私はとても幸せです。
えり さん作 [494] -
方言告白
アンタは知らんだったろねアタシの好きな人知らんはずタイねアタシはアンタが好きだケン言ったことなかもん今まで 誰にも恥ずかしかろがそぎゃんことばってん言わんばんねアンタが遠かとこ行くケンが寂しかよねぇ アタシ 寂しかよ最後に言うバイ「好きだケン」
兼古 朝知 さん作 [334] -
あまのじゃく
逆逆逆のそのまた逆の逆ついそうしたくなるちょうど男子小学生が好きな女の子にいじわるするみたいに本当は君と同じように生きたいんだでも…身体は同じように生きれない悲しい、苦しい、切ない嗚呼…また君に嫌われたそりゃ当然かもしれないけど君を否定し続けてしまうからでも違うよとは言えないんだ逆逆逆のそのまた逆の逆それが僕の生きる道
東雲 さん作 [292] -
心臓
耳を澄ませてごらん僕の心臓の音が聞こえる君の心臓の音が聞こえるドクン、ドクン、ドクン、ドクン、ドクン…生きてる証を高らかに唄う君と前に向き合って左に僕の音 右に君の音お互いに感じるんだなぜだろうそうすると心臓の音が大きくなった君も僕も…無言の二人の真ん中で心臓が言う君が好きです 貴方が好きです大切なことは喋らなくてもわかる心臓の音が教えてくれるほら耳を澄ませてごらん
東雲 さん作 [291] -
愛する想いを:木村蜜実
寒い空手を繋いで家まで熱いほどの温もり感じながら寒い風あなたの横で笑う熱いほどの想い感じながら…溢れてしまいそう黙っていても伝わりそうあなたへの想いあたしは止められないぎゅっと抱きしめて何処へも行かないであたしを一人にしないで言葉はいらないからあなたがずっと側にいてくれるならそれだけで…いいからあたしだけを愛して寒い空 寒い風その中であなたがいるその喜びを感じて…ぎゅっと抱きしめて何処へも行かな
木村蜜実 さん作 [317] -
もう一度:木村蜜実
あなたの声も忘れかけてたのに今突然 甦るあなたの顔も忘れかけてたのに今ここで 甦るもう一度信じてあげたいもう一度信じて欲しいあたしはまた恋の道を歩き出した約束を交わして2人だけの約束をあなたへの気持ちを強く結んで逢える日は笑顔でいつも笑顔であなたの横で笑っていたいから
木村蜜実 さん作 [295] -
あーあ
今 思い返してみればあの頃のあたしはアイツの事ばかり考えてたアイツと目が合っただけでアイツとちょっと話しただけであんなにはしゃいじゃって…アイツに彼女がいることくらい知ってたのに…何で諦めなかったんだっけ…あーあ何て恋しちゃったんだろ
兼古 朝知 さん作 [319] -
《我が子よ》
今、この地に大きな奇跡が舞い降りました大きなうぶ声が聞こえてきて涙が溢れた生まれて来てありがとう妹が生まれたときに初めて父の涙を見ましたあのときわからなかった涙の意味が今、わかったよ小さな命の新たな始まり大きな喜びに変わったよ生まれて来てありがとう強くなれとも言わないし賢くなれとも言わないからただ一生懸命に生きてください今、この地に大きな奇跡が舞い降りました大きなうぶ声が聞こえてきて涙が溢れた生
ジィーコ さん作 [725] -
参加作品『ボストンバッグ』
いつもと変わらない日曜の午後オレは何気なく部屋のふすまを開けた押し入れの片隅に眠るボストンバッグファスナーを開けるとカビ臭いニオイと共に昔の思い出が蘇る二十才前オレは故郷(クニ)をとび出した何も無い街だったけど何の不満も無い街だった出発前の駅のホームでおふくろが詰めてくれたおにぎりとまごころおにぎりは食べてしまったけれどまごころはずっとバッグの中にしまってある都会の喧騒の中でお前はオレと共に厳し
翔 さん作 [1,078]