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詩・短歌・俳句の携帯小説に含まれる記事が7357件見つかりました。

 
  • 跪づいて 乞う言葉をください貴方に愛される為使命を欲しているのですその口元背筋を這う昂揚身体中の血液が沸き立ち、膨張する言葉をくださいあなたに望まれる私教えてくださいあなたに愛されている事実をください
    薔薇姫さん作 [305]
  • 松虫

    折り紙で作る芙蓉と庭の芙蓉松虫に我の心のすき間かなちんちろりん夜ごとに降るやちんちろりん畦道を歩きて感ず澄める水椋鳥やありし日の祖母乗せてゆく
    比呂さん作 [647]
  • 空風

    幾十里経てもかがしの風景や 空仰ぐ秋の雲の変はりゆく善人の心揺らぐや夕月夜蟷螂のけふも鎌を常備せり空風の吹くところなる花野かな
    比呂さん作 [686]
  • 鮭の尾

    啄木鳥の突く我は氷食む桐一葉安心したる人に落つ道端で子はボール投げ草の花葛の葉の南門にある難きこと鶏頭や座布団二枚持つてこい木の実なる場所を離れて書物読み鮭の尾ややがてそれが人の足一二三鹿の四頭五頭かな温暖化むしろ嬉しき秋海棠赤色にいつからなりぬ赤のまま
    比呂さん作 [675]
  • 鬼灯

    鬼灯の誰みて赤くなるのかな心から思ふ人あり木槿あり訪ぬればたちまち鵙の住処かなすすり泣く桃かじりたる子どもかな日々強く思ふ心に草じらみ
    比呂さん作 [446]
  • 心のうた

    どうしてかなぜそうなるのかいろいろ考えてみたがわからないわからないのが嫌だから、もう一度考えるでもわからないそろそろわかってもいいはずなのにもやもやする心をどうすることもできずだらだらと物書きをしているわからないことが多すぎると次のステージには上がれないだから、不勉強ではいけないと言って、受け身だけでもいけないバランスと言うものは難しいものだどうしても片寄ってしまう片寄った僕の心のうた謳えない心の
    比呂さん作 [476]
  • なりぬるを

    私はどうも風流ぶっていたようだ俳句を捻るや詠むなどという言い方は風流ぶりの極みだというらしい俳句とは作る、書くというものであるということが最近本を読んで、わかった でも、自分の作品はまだ初学の位から出ないことは明らかだあと2、3年は辛抱しようかと思う朝飲みて爽やかなりしカフェテラス馬鹿馬鹿と言はれて鹿を選びたし何々が何々しさふ秋の暮絵空事仰ぐ空の鰯雲恒久のこととは知らじ相撲取わからないわからないか
    比呂さん作 [420]
  • 梨の恋

    8月もあと少し、早く秋らしくなって欲しいと思う今日この頃ですでも、夕方の空を見ているとなんだか小さい秋を見つけた気がしますそこで、今日はまずはじめに梨について詠ってみます梨みのる林にありて恋話意味なしの梨から出づる言葉たち初秋も終はりになりて締切日少年の大志飛蝗に抱きけり蟷螂や移りゆくこと語られり
    比呂さん作 [388]
  • キミと散文詩

    足踏みした季節が僕の不安を掴んだままハートに転がったいつかの事想い出して気づかないままだった君と唄ったメロディーも忙しい毎日と忘れ去った時間の中「その手を掴んだら二度と離さないから」誓った約束と君の左手が誰かの手を握る眠れないまま日が過ぎて忘れたいから夢を見るねえ、君は何をしてる?たいして上手くもないギターを弾きながら唄っているよくだらない日々が過ぎていく眠れないまま朝が来る僕には何も出来ないまま
    ニコルさん作 [412]
  • 嫌なことでも避けられない状況がある事情がある環境がある意地でやってる志でやっているどこまでハートがもつか逃げる勇気も必要だ逃げたくない性分だめんどくさい性分だ逃げるより縮こまるよりはいい自分にあたる風は自ら生んだ風でもあるあとどれくらい吹きさらされるのだろう風向きは心で変わる自分次第で優しく意地悪に吹き続ける
    にー。さん作 [335]
 
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